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中古車
今度知り合いから車を売ってもらうのですが、12年前の車で、走行が27000キロなんです。 年式のわりに走行が少ないのは、なにか問題あるのでしょうか?
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たとえば、エンジンオイルをまめに換えているかどうかでも、コンディションは全然違ってきます。お目当てのクルマ、単純計算で、1年あたり2000kmほどの走行距離ですよね。前の持ち主が5000kmでエンジンオイルの交換をしていた・そんなものでいいやと思っているヒトだったら、結果として2年ごとの交換ということになると思います。 ところがエンジンオイルの劣化というのは、クルマをあまり乗らない状況下ほど進行するものです。エンジンは動いているときにすべてのパーツ同士が正常なクリアランスを保つようにできています。そのためエンジン始動時には未燃焼ガスや、完全燃焼したときに生じる水分が燃焼室から、シリンダーとピストンの間を抜けて、クランクケース内(いわゆる腰下部分)のエンジンオイルにとりこまれます。その際未燃焼ガスによルエンジンオイルの希釈・水分によるエンジンオイルの乳化という現象がおこり、これがエンジンオイルの劣化の引き金になります。結果としてエンジンにダメージが及ぶ可能性が高くなります。 またこのくらいの走行距離だと新車からのタイヤがそのままついている可能性が高いです。製造から10年たったタイヤはたとえ未使用であっても使ってはいけません。おおげさではなくタイヤは「命を載せるもの」だからです。 紫外線・オゾンの影響による経年変化でタイヤのゴムは硬化します。すると高速走行中にバーストを起こす危険が高まります。またゴムの硬化によりタイヤのコーナリング時の見かけ上の剛性が上がる一方、ゴムの柔軟性がなくなるので、一定以上のコーナリングフォースがかかると、一気にスピンするというとんでもない操縦安定性のクルマになってしまいます。 このほかに考えられるのは、エアフィルターも走行距離からすると無交換なのは間違いないし、代行車検などでまともなメインテナンスをしていなければLLC(いわゆる冷却水)も無交換の可能性があります。バッテリーも直近で交換していなければ、換えなければいけないでしょう。 いろんな消耗品の寿命が一気にきて、その交換で想定外の出費になるかも。エンジンオイルとLLCが定期的に交換されてなければ、路上で立ち往生・修理費が膨大になり結果廃車というトラブルに見舞われる可能性大です。これだけは確認してください。交換履歴が不明なら手を出さないほうがいいと思います。長くなりましたが、ご参考まで、では。
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- oska
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>年式のわりに走行が少ないのは、なにか問題あるのでしょうか? 前ユーザーが、自動車の必要性の頻度ですね。 都会住居とか出張が多い、原付で移動・・・。色々な、条件があります。 私なんかは、25年乗っても走行距離9万キロでした。 質問者さまの場合、前所有者は年平均2250キロですね。 毎週末に「近所でお買い物」で自動車を利用するだけなら、こんなものです。 私の場合、長期出張で「車検から次期車検まで、一度も自動車に乗らなかった期間」があります。 走行距離ゼロです。^^; 走行距離が短いからといって、問題があるとは断言出来ません。 では、この車は機械的に問題あるのか? 考えられるのは、経年劣化ですね。 「国産車は、世界最低水準の品質・性能しかない。10年経った車は、命の保障は出来ない。廃車にしろ!」 これが、旧運輸省時代から続いている国土交通省行政の基本方針です。(笑) 以前は、命令に従わな者には毎年車検というペナルティーを科していましたよ。 10年ほど前に、アメリカ政府の命令(今は、中国・韓国政府の命令で動きます)で10年過ぎても2年車検になりました。 が、行政の基本原則は変わっていませんから「毎年車検の代わりに、自動車税率UP」を科す事になりました。 質問者さまも、命の保障が無い12年落ちの自動車は廃車にしなさい!日本政府からの命令です!(爆笑) という国民感覚と乖離している政府・官庁は置いといて・・・。 経年劣化で一番重要なのは、タイミングベルト交換有無です。交換していなければ、交換して下さい。 エンジンオイル・ブレーキオイルの交換の有無。交換していなければ、交換してください。 こちらは、決して高価な純正品・ブランド品を用いる必要はありません。 質問者さまが、純正品・ブランド志向ならば、別ですが。 それと、各種ラバー(ゴム)のヒビに注意が必要です。 まぁ、前所有者が定期的に点検・車検を受けていれば問題ありませんよ。 政府・官僚が考えているよりも、国産車の性能・品質は世界最高水準ですからね。
- baikuoyagi
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過去に知人がクラウンの10年落ちで2万キロも乗っていない車両を買った者が居てその顛末を知っています、しかし、同じように成るとは限りませんから(その間の乗り方などでも変わるし機械物ですからこちらはトラブルが続いても次回は全くトラブルはないかも知れない)その様な事も有る程度に考えてください。 また当方が知っている物の以前の乗り方などは最初に2万キロ近く乗ってその後はほぼ放置に近かったと聞いています(車検取得時程度しか動いてない)殆ど放置に近かったらしい(後で解ったことです) 従って質問者の車の乗り方が解りませんがもし同じような状態なら知人だとしたらなおさら手を出しません、私の知っているクラウンはその後トラブル続きで喜んだのは最初だけで1年くらいで売り飛ばしていましたから(話の種には今でも酒の席などで成りますが) また12年程度で4万キロにも成らない走行距離の軽のターボ車を私は手に入れたことがありますがこちらは新車時からの記録簿が全て残っていて年間の走行距離や(12ヶ月点検などもきちんとしていた記録があり)それによって下手な中古車よりも良いと判断して下取り時に安く手に入れました(車屋の特権で下取り値段そのまま)もちろん多少のトラブルは覚悟していました。 しかし、数年後6万キロの時にヘッド辺りのシールのオイル漏れなども有りタイミングベルトなど交換したりと(もっとも10以上経過しているので予防的にタイミングベルトを交換したらシールのオイル漏れ発見でした)通常カバーの中で見えない位置です。 その他ゴム類を含め消耗品のたぐいは何度かトラブルに繋がることも有りましたが(一番困ったのは点火系の高圧コードなどの劣化が進み豪雨の中エンジン不調に成ったこと)もちろん交換で完治、この車は定期的に乗っていたがその距離が短いために距離が伸びていなかっただけ、従って今回の物がどのような乗り方やメンテナンスをしていたかなども参考にするのに役に立つでしょう(知人なら聞けば教えて貰えるはず) あくまでこんな事も有る予定度に・・・
知り合いならば、そのあたりの事も詳しく聞いてはいかがでしょうか?
補足
知り合いもあまり車に詳しくなく、今のところ悪い所はないらしいです。 車は長い間動かしていないと、どこか悪くなるのでしょうか?