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菅総理交代劇、らしい議論に乗せられていないか?

●「会議ばかり乱立させている」「いま、会議をやっているときか」は本当か? マスコミや一部評論家によって繰り返し言われ、多くの国民がそうかもしれないと思っているのが、この「会議乱立論」、「会議をしている場合か論」です。 この議論は「それでは政治家は会議をせずに何をするのか」あるいは「会議をせずに一体どこで復旧・復興の具体策を決めるのか」と置き換えれば、この一見もっともらしい議論がいかに間違っているのかが分かると思います。 私の会社は零細企業ですので、100万円以上の支出を伴う案件については、まず担当部署で会議して提案書をまとめ、それを社内の公式会議で説明し、承認を得て、役員会で最終的に決済されます。つまり私のちっぽけな会社ですら、3種類の会議を経なければ100万円以上を支出することはできません。 簡単な話し、会議をしなければ何事も決まらないし、決められないし、もちろん実行もできないということです。大手新聞会社の論説委員ですら「会議をやっているときか」と大きな声で叫んでいましたが、ではあなたの新聞社は1億円なり10億円を会議を経ずに執行できるのかと問えば、間違いなく出来ないでしょう。つまりこの論説委員は単なる馬鹿なのか、ある目的をもってそう主張しているのかのいずれかです。単なる馬鹿では大手新聞社の論説委員にはなれないと私は信じたいと思います。 つまり「会議をしている場合か」→「会議をするな」→「復旧・復興について何も決めるな」ということになるのです。 とにかく復旧を急ぐのであれば、「会議をするな」ではなく会議を乱立させ、決められるところから、どんどん決めて、実行しろ、これが今回とるべき対応だったのではないでしょうか。全体の方向性が決まらなくても、実行できることは多いはずです。方向性を決めたり、調整したりすることは必ず時間がかかります。 菅政権の無能力ぶりは、このようなマスコミや評論家による意図的あるいは恣意的とも思える論法に対して正々堂々と反論もできずに、決めるべき会議を封印されてしまったか、決めるべき会議の開催に遅れてしまったことにあると言えます。 一体誰がどのような目的で会議を封印しようとしたのか、それこそ問題の核心だと思います。復旧・復興を遅らせようとしたのは誰だ、ということです。それがはっきりと見えてきたのが、今回の不信任決議騒動ではないでしょうか。 どう思われますか。 ●菅総理の性格は問題か、東電や保安院を怒るのは当たり前ではないか、どこが悪い! 菅総理は感情的に怒鳴り、泣き叫び誰もついていかないし、議論も進まない、それが原発事故の終息を遅らせる最大の要因だ、だから即刻変えるべきだ、という議論もあります。 私からすれば、非常用電源の喪失時、あるいは水素爆発時に東電や原子力保安院に対して心の底から怒るは当然だと思います。私だったら間違いなく怒鳴り散らすだけでは収まらず、蹴りやパンチすら入れたことでしょう。 安全だ、安全だと言ってきたのは誰だ、お前らではないか、自民党ではないか、さらに民主党も情けないことにその尻馬に乗って原子力をエネルギー政策の中心に据えたのに、このざまは何だ、そう考えれば悔し涙も出てくるのは当然ではありませんか。 それとも感情的にならずに、平然と「後は皆で協力して旨く対処してくれ」とでも言えば良かったのでしょうか。 ですから、この話を最初に新聞か雑誌で読んだとき、率直に思ったのが、一体誰が、このような話をリークしたのだろうか、ということです。その後も政府高官とか政権内部からのリークが絶えませんでした。リークによって菅総理が海水注入を止めたことにもなりましました。 そもそも、この手の性格を問題視する話しには、尾鰭がつくのが一般的で、ですから面白く、分かりやすいのですが、だからこそ私たちからすれば要注意なのです。 少なくとも私の経験では、他人の性格をあれやこれや言い回る人間の方こそ要注意なのです。 そう考えていたら、案の定、東電の情報隠しが次から次へと出てきました。さらに津波ではなく、地震そのもので原発が相当ダメージを受けたことや建設当初からの構造的欠陥も明らかになってきました。 津波が悪い、政権が悪いというのは単に問題をすり替えようとしているだけではないか、そんなまやかしの議論に踊らされてはならない、というのが私の見方です。 どう思われますか。 これ以外にも、この手の話しがあまりにも多すぎると思いませんか。

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  • at9_am
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回答No.10

> ざっと見て思ったのは企業活動や農業、水産業などの復興に関する会議がないようですので、それらは各省内でそれこそ縦割り、個別に行われているのでしょうか。 民主党政権の最も大きな特徴の一つのように思いますが、こういった視点が全く欠けています。今回に限らず、ですが、経済対策や農林水産業復興は、常に後回しにされる傾向にあります。 > 会議のヒエラルキーが明確になっていないのであれば、それを明確にすることが必要だと思います 前回の回答にも書きましたが、6月3日の舟山・民主党議員(菅グループ)ですらその点が問題だと指摘しています。 各種会議のヒエラルキーを明確にするようにというのは前々からいわれていることですが、未だ明確にされていません。 > 仮に敢えて、もし自民党政権下で3.11を迎えたらどうなったのかを考えると、野党からの原発推進政策に対する厳しい責任追及がなされ、結局、政治が機能しない 民主党に比べ、自民党は対応策を出すのは非常に早かったでしょう。 もし民主党がマトモな政党だったら、対応策に対してまともな議論をして、政治は機能したでしょう。 一方、マトモではない政党であれば、リーマンショックの対応策のさなかに首相にカップめんの値段を聞いたり漢字クイズを出すなどのような時間の浪費を行って、政治が機能しなかったでしょう。 自民党など野党は、今回の震災について、3月11日から5月末までの期間、対応策に対するまともな議論をして来ており、その他の追及はしていません。例えば菅氏自身の違法献金問題は、3月11日には既に国会追及が始まっていたにもかかわらず中断しました。津波対策の予算を事業仕分でカットした件も、耐用期限切れの原発の使用許可の件も、追及していません。 自民党などはマトモな政党だったようです。 民主党はまともな政党でしょうか。まともではない政党でしょうか。 質問者氏の言うように政治が機能しないという主張は、民主党がマトモではない政党だという主張となりますが、そういうことなのでしょうか。

mana1564
質問者

お礼

再回答ありがとうございます。 確かに民主党の小沢派の動向を見ているとまともな政党ではありません。かといって、自民党がまともな議論をして来ているとも同じように思いません。解散・総選挙の時期を示さないと協力できない、民主党が公約を撤回しないと協力できない、と言っていることだけは知っています。 さて、そういうことを私が知っているのはマスコミを通じてです。被災地の状況、原発事故の状況、現政権や自民党の状況など、すべてがマスコミを通じで私たちは知り、イメージすることができます。 「仮設住宅の建設がまったく進んでいない」、「3カ月もたっているのに瓦礫の撤去がまったく進んでいない」とマスコミを通じて国民は知り、現政権は何もやっていないというイメージが国民の間に形成されます。 先週の日曜日の報道番組でも「瓦礫の撤去がまったく進んでいない」と揶揄したキャスターに対して、「家族の御遺体を探している人たちも多いので、簡単にブルドーザーで撤去するわけにはいかないんですよ」と現地の町長が諭していました。 私が言いたかったことは、こういうことなのです。復旧や復興も進んでいる面もあれば遅れている面もある。仮設住宅についても光もあれば影もある。遅れている理由が「菅総理」というだけではあまりにも短絡的過ぎないか、世の中、もう少しややこしいだろう、ということです。 加えてマスコミが遅れている面や影だけを追求しても、被災地の人たちは希望を見出せないではないか、ということです。 民主党や現政権の批判は誰にでもできます。菅総理の悪口や自民党の批判は馬鹿な私にだって出来ます。誰にでも出来るようなことをいくらやってもあまり意味はないし、結局、何も生み出すこともないではないか、それどころか政権批判ばかり終始した結果がもたらしたものは単なる政局の混乱でしかないではないか、ということです。 「菅総理が駄目だから協力できない、すぐにお辞めなさい」と言っていた自民党が、菅総理が退任すると言った途端、「次の総理が誰になるかで協力できるのかどうか判断する」と言い始め、「ダメ菅」とわめいていた一部週刊誌は早くも、枝野、仙石、前原、野田などでは駄目だと論陣を張ったりしています。 これらのことが示しているのは、結局、菅総理ではなく、「総理を下すこと」そのものが目的だったということだと思います。 私のつたない経験では、「ここで出来なければ、どこに行っても出来ない」、「今出来なければ明日も出来ない」ということです。菅総理のものとで政治がまとまらなければ、誰がなってもやはりまとまらない、ということです。たとえ駄目な総理のもとであっても政治がまとまり、一丸となって復旧・復興できるかが、試金石だったのではないか、とすら思っています。結局、それが出来なかったのが今の日本の政治力や国力そのものを表している気がしてなりません。 国民が菅総理以上に賢くもなく、場当たり的で恣意的で下品なマスコミや評論家と決別しなければ、ますます日本の政治は悪くなる。 民主党、自民党、みんなの党・・・残念ながら私はまったく興味がありません。集団の力学で動く人たちの大多数はまともではなく、せいぜい金権、利権、既得権で動くだけだと思っているからです。 私は政党政治を中心とした選挙民主主義が機能しなくなっていると思っています。その戦犯はマスコミ、馬鹿な政治家、馬鹿な政治家を選んだ馬鹿な国民です。 恣意的な、あるいは下品なマスコミと決別して、少なくともどの政党に所属していても構わないし、親の七光りでも構わないので、少しは品格を備え、少しは賢そうで、少しは誠実そうな人物を国民が選択するようになるしか打開策はないと思います。 しかし、残念ながらそうはならないだろうな、と思います。地域代表として政治家が選ばれる以上、地域の利権を守ることが政治家の仕事になってしまうからです。高度成長期はそれでも良かったのですが、これからはそうはいかなくなる。分捕り合戦が激化し、政治家はますます下品になる。 あるいはマスコミに踊らされて大量の小泉チルドレンや小沢チルドレンを誕生させてしまう国民意識。だから今の選挙民主主義は機能しなくなりつつあると思います。 しかしそのように言うだけでは救いがないので今後も、選挙には通い続け、機会を捉えては恣意的あるいは下品なマスコミとは決別しようと恣意的に言い続けるつもりです。

  • key00001
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回答No.9

> 菅総理のアウトプットである浜岡原発の停止も雲散霧消していまうのでしょうか。 政権交代すれば、当然、そういう可能性がありますね。 尚、浜岡原発は、仰る通り、菅総理の思い付き的アウトプット(独断専行的)であり、会議体乱立のアウトプットでは無いですね。 > 出来ることからやるべきではないか、やるべきことがあまりにも多いから乱立させよ、もしくはさせるべきだった、と言っているのですが。 私も「乱立」は、それの阻害要因になると言っているのですが。 実際、二系統の命令により省庁での混乱があり、その一方で、実際の短期的なアウトプットは、首相や官邸が主で、会議体からの報告書等では有りません。 やることが多く、対処出来ないとしますと、現状の行政組織に不備があると言うことです。

  • key00001
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回答No.8

> 会社では取締役会という会議での承認がなければ社長といえども、勝手にお金を使うことができません。 いえいえ。出来ます。 利益処分案など、一部の使途は、法令で役員会・株主総会の承認を要するものも有りますが、日々の運営に関わる金銭の使途は、経営者には、経営執行の最高権が付託されています。 巨額な出資・投資などは、常識的に取締役会に諮るべき事案と言うだけで、独断で決定しても構いません。 それに対し取締役会は、その様な独断専行に対し、解任動議を提出出来るだけです。 仮に可決されても、実際に解任するには、株主総会決議も必要です。 それまでの間は、社長が決裁した出資・投資は、進めるコトが出来ます。 言い換えたら、経営者が職責を賭せば、何でも出来ます。 また、手続き論で言えば、今般は電子メール役員会も許諾されてますし、同時承認・事後承認でも構いません。 総理は私企業の社長とは比べ物にならない、我が国の最高権力者です。 法令上も、暫定で閣議決定すれば、何でも出来ますし、もし総理に反対する閣僚が居れば、総理には罷免権もあります。 日本における総理は、法令上・事実上は独裁者や王様と同等の権利を保有しています。 これは自衛隊の唯一無二の最高指揮官である点でも明らかです。 野党の責任追及や支持率を気にして、行わないだけです。 手続き論には全く意味は有りません。 「出来る・出来ない」では無く「やる・やらない」です。 首相・官邸は、やれば出来るし、有事にはそれが許容されます。 一方、委員会等の設立は、必要に応じ認められますが、乱立などは忌避すべきであることは言うまでも有りません。 特に有事においては必要最小限であるべきで、指揮系統の統一を図るべきです。 何より、委員会を設立した場合、成果・アウトプットが必要です。 これらが無い点が最大の問題でしょう。 近い将来、得られるとしても、政権を維持出来ない首相の元、乱立された委員会の成果・アウトプットは、霧消することになります。 私は「何もしていない」と言う追及に対し、「委員会を設立し、検討している」と言い逃れするためだけに設立している様にしか思えません。 もし委員会を乱立させるコトに意義があると仰るなら、その成果をお示し戴きたいものです。 緊急・非常事態に、未だに一つも成果が無いと言うなら、無価値の可能性が高いまるでしょう。

mana1564
質問者

お礼

再反論ありがとうございます。 う~ん、困りましたね。 菅総理や現政権がいかに悪いかを問題にしているわけではありませんし、 「政権を維持出来ない首相の元、乱立された委員会の成果・アウトプットは、霧消することになります。」 としたら菅総理が退陣したら、菅総理のアウトプットである浜岡原発の停止も雲散霧消していまうのでしょうか。それも困るなあ。 「委員会を乱立させるコトに意義があると仰るなら、その成果をお示し戴きたいものです。」も、乱立させることそのものが目的ではなく、出来ることからやるべきではないか、やるべきことがあまりにも多いから乱立させよ、もしくはさせるべきだった、と言っているのですが。 悪い悪いの意見をいくら聞いても、多分そうなんだろうなと思いつつも、徒労感しか残りませんし、かといって野田氏や仙石氏、あるいは谷垣氏になったら改善するのかと言ってみたところで、不毛な議論にしかなりません。菅総理を退陣させても、自民党は子供手当を撤回しろだの、解散時期を明確にしろだのぐらいしか言ってこないだろうし、結局のところ、政治状況は被災者を置き去りにするだけだから、今は政治家の先生方に静かにして欲しい、邪魔をするなと願っています。 むしろ政局を流動化させ、混乱させることに意義を見出している政治家がいるのではないかと危惧しています。

  • key00001
  • ベストアンサー率34% (2878/8340)
回答No.7

●「会議ばかり乱立させている」「いま、会議をやっているときか」は本当か? 菅さんは担当部署では無く社長に置き換えるべきです。 100万円の案件に対し、担当者や部門に決裁権が無いだけで、社長なら即決出来る立場です。 「いくら必要か試算せよ」などと指示するから時間が掛かるのです。 「100万円支給する。当面、それで動きつつ検討を進めろ!」と指示すれば良いです。 ボトムアップで決裁に時間が掛かるなら、会議や委員会に社長も出席し、その場で決裁する手もあります。 これが緊急時のリーダーシップやトップマネジメントでしょう。 また部下側も、通常の決裁ルートで手続きすべき場合と、社長に直談判で印鑑を貰わねばならない場合があります。 これはミドルマネジメントの裁量範囲です。 また、組織横断的な会議体を複数運用すれば、指示や命令系統がメチャクチャになります。 実際に、2つの会議体から異なる指示を受けた等の弊害があったそうです。 指揮系統を一本化せねばなりません。 ●菅総理の性格は問題か、東電や保安院を怒るのは当たり前ではないか、どこが悪い! 怒るのは構いませんし、そんなコトを問題視している人は少ないと思います。 海水注入に関し、政府発言が二転三転した事実は、指揮・連絡系統に問題がある点を露呈しています。 結局は原発所長判断で、政府責任は免れたものの、所長が独断で政府命令を無視していたことは問題があろうかと思います。 現場判断を最優先すべきとは思いますが、それを事後にも報告が無かった点は、キレイ事では済まないです。 更に何より、未だに原発に政府関係者が駐在していません。 指揮・命令等を一元化する意識が無いとしか思えません。 トップマネジメントの立場から考慮すれば、指揮・命令系統を一元化することは、責任が明確化することでもあり、勇気が必要です。 逆に言うと、一元化しないと言うことは、責任を曖昧にすることです。 更に言いますと、政府系会議・委員会などは、役人が都合の良い様に議事録を書きます。 役人がイヤなコトは、重要なコトであっても議事録に記載されません。 極論をすれば、会議の前から議事録が出来てる様な会議です。 それ故、「言った・言わない」みたいなコトが頻繁に起こるのです。 そんなトラブルが一度でも起きたら、民間企業ならICレコーダーで会議の一部始終を録音してますよ。 特に政府の重要な会議なら、そうすべきでしょ? 出来ない理由なんてありません。 なぜ、それをやってないか?って考えたら簡単な話しです。 録音など証拠が残ったら、不都合な会議だからです。

mana1564
質問者

お礼

ご回答ありがとうざいます。 会社では取締役会という会議での承認がなければ社長といえども、勝手にお金を使うことができません。会社ごとに役職に応じて一定金額の決裁権を与えていますが、それとて事後にチェックされるわけです。同じように総理がいろいろな会議に出て、税金を100億円使っていいぞ、と言うことも出来ません。それに範囲があまりにも広すぎますので菅総理でなくても、一人の人間が各会議で提示される方法論なり予算が正当なものかを判断するのも不可能です。 いずれにせよ、しかるべき手続きを経なければ税金を使うことはできません。その手続きが会議です。だから私は会議をもっと乱立させるべきだったと思ったのです。

  • KappNets
  • ベストアンサー率27% (1557/5688)
回答No.6

政治家も評論家も政府を責めることで「仕事をしている振り」をしています。言っていることはみんなウソです。菅サンがダメだという理由は(国民には)はっきりしていないし、他の誰かならずっとうまくやれるとも思えない。自民党は菅サンさえ辞めればバラ色の将来があるように言っているが、そんなことではないことがいずれ分かることでしょう。

  • at9_am
  • ベストアンサー率40% (1540/3760)
回答No.5

ちょっとだけ補足。 > 私は残念ながら20~30乱立させたと言われている会議が何なのか、どのようなことが話し合われ、あるいは決められたのか知りません。少なくとも、それをきちんと紹介した上で、この乱立は意味がないと主張しているマスコミや評論家も知りません。 菅氏自身にも分からない、内部の委員になっている民主党議員ですら分からないようです。 これは、6月3日の舟山・民主党参議院議員ですら指摘していることです。 因みに、4月10日時点で以下のものが確認できます。 緊急対策本部・菅総理 東日本大震災復興構想会議・菅総理・五百旗頭防衛大校長 被災者生活支援特別対策本部・松本防災大臣・仙谷官房副長官 被災者生活支援各府省連絡会議・松本防災大臣・各省事務次官ら参加 被災地の復旧検討会議・平野副内閣大臣 震災対策合同会議・松本防災大臣 災害廃棄物処理の法的問題検討会議・小川副法務大臣 災害廃棄物の円滑化検討会議・樋高環境政務官 被災者就労支援雇用創出推進会議・小宮山副厚労大臣 被災者向け住宅供給促進検討会議・池口副国交大臣 震災ボランティア連携室・湯浅内閣府参与・辻元首相補佐官 震災ボランティア・NPO等と各省庁との定例連絡会議・辻元首相補佐官 各党政府震災対策合同会議・与党と野党の担当者 被災地などにおける安全安心の確保対策ワーキングチーム・佐々木官房副長官補 原子力災害対策本部・菅総理・海江田経産大臣 原子力被災者生活支援チーム・海江田経産大臣 電力需給緊急対策本部・枝野官房長官 福島原発事故対策統合本部・菅総理・海江田経産大臣・勝俣東電会長 放射線遮へい放射性物質放出低減対策チーム 放射性燃料取り出し移送チーム リモートコントロール化チーム 長期冷却構築チーム 放射性滞留水の回収処理チーム 環境影響評価チーム この後まだまだ増え続けていますし、それぞれが下部部会をもつ構造になっています。 これらの会議の結果としてまとめられた政策は、今のところ見当たりませんし、大部分の会議では議事録すら残されていませんし、有ったとしても非公開です。 > しかしネットで調べると分かるのですが、今現在、問題はいろいろあるにせよ、計画の遅れはあるにせよ完成戸数を含めると着工されている仮設住宅は4万戸以上になるのです。しかも計画遅れの大きな原因は土地不足だそうです。しかしそれよりも私は率直に4万戸という数字に対して凄いなあ、私の知らないところで頑張っている人たちが大勢いるんだなあと思います。 着工だけでいえばそうなんですが・・・。 完成は3万戸に、今日あたり届くのかな? という辺りです。 完成したものも、一部は水道水が塩分を含んでいる海水に近いものだったりしますし、色々不具合があることもきいています。 > 回答者さんの意見に賛成できるのは、菅総理でなく誰がやっても同じだろうと考えているからです。この誰がやっても同じというのが政治的ニヒリズムだそうですが。 自民党政権下においても、大規模震災も、大規模な津波被害も、原子力関連事故ですら経験しています。昨年起こった口蹄疫も10年前に自民党政権下において経験しています。昨年夏の奄美の台風・水害も、昨年度末の雪害も、経験しています。 それぞれの対応や被害状況を考える場合、個人的には、同じ規模の災害が起こった場合、民主党政権のほうが対応が遅く、被害規模が大きくなりがちであると感じています。 一概に、だから自民党が正しいとか、だから自民党政権が良いのだというつもりはありませんが、誰がやっても同じというのは、やはり間違いだと思います。

mana1564
質問者

お礼

「乱立」させた会議の一覧、ありがとうございます。ざっと見て思ったのは企業活動や農業、水産業などの復興に関する会議がないようですので、それらは各省内でそれこそ縦割り、個別に行われているのでしょうか。農業復興一つを考えても20~30の会議ではまったく足りない気がしますし、それらを束ねるのはどこになるのかと思ったりもします。もし会議のヒエラルキーが明確になっていないのであれば、それを明確にすることが必要だと思います。そうすれば少しは政権らしさも出てくるのではないか。 「民主党政権の方が対応が遅く・・・」というのは、まさにその通りかもしれません。能力ではなく、経験の違いだろうと思うのですが、そこに今回の深刻な問題があります。 ただ、仮に敢えて、もし自民党政権下で3.11を迎えたらどうなったのかを考えると、野党からの原発推進政策に対する厳しい責任追及がなされ、結局、政治が機能しないという状況に変わりはなかったのではないかと思います。まあ、あまり意味のない仮定ですが、結局は間違いと指摘されました「誰がやっても同じ」とどうしても考えてしまうのです。かといって私は20年以上、一回も選挙を欠かしたことはありませんが、残念ながら私の投票した人は良く落ち、感覚的に嫌だなと感じた人が良く当選します。それにもメゲズに先日も投票に行ってきましたので、私は自分では「政治的ニヒリズム」だとは思っていません。 ただ、政治家が頑張らなくても世の中は進むし、政治家が頑張っても不信任劇から今に至る状況が関の山ですので、今は政治家が頑張らなくても進む力を信じたいと思っています。 愚かとしか言いようがない今回の不信任劇の背後には、間違いなく国民がいます。 投票に行く行かないも含め、私たちが過去と同じ投票行動をとる限り、あの不信任劇は繰り返されます。ではどうすれば良いか。私はマスコミ、評論家、ネットなどが発信する情報に対する感性を高めるしかないと思います。 だから傲慢な言い方で申し訳なかったのですが「マスコミと評論家に踊らされてはいないか」と問うてみたのです。

  • modoki666
  • ベストアンサー率27% (29/106)
回答No.4

原子力保安院が、原子力推進する官僚組織の下に置かれているように、既得権益のグループが安全面などすべての面を支配しているのが日本の現状です。 そのグループ外に別の独立した検証組織や復興組織を作れば、、既得権益グループの利益を損ないますから、既得権益のグループで任せろという主張をおっしゃるような『らしい』議論として宣伝するのだと思います。 今回の不信任案でも。原発事故調査委員会という独立の組織を、『失敗学』で有名な畑村洋太郎元東大教授を委員長に据えて、発足し動き出そうとした途端の提出であり、偶然の一致とは言えないタイミングでした。。 つまり会議の乱立や会議ばかりという批判の中身は、既得権益グループ側の宣伝ですし、批判の中身があまり詳しく報道されないし、伝える側も突っ込んで聞かないし、詳細に書かないのが多くのマスコミですし、評論家です。 国民の側もそういう情報に踊らされているというのが現状でしょう。 先日日本放送協会の原発事故に関する特集で、原子力村からの情報が、全く来なくなって、仕方なく総理が外部の専門家を官邸に呼び、判断して、統合本部を東京電力に設置して、政治家を常駐させていった過程が放送されていました。 そして今回国際原子力機関が来日して初めて、メルトダウンや、圧力容器の破損などの解析データが出て、放射能の排出がチェルノブイリを超える可能性を保安院が数字として出してきました。 事故調査委員会など必要がないものだと言いたいのでしょう。 震災直後の自衛隊の派遣人員も人数を出し過ぎるとか?根拠を出さない感覚的なものばかりでした。 特定の村出身でないトップの判断には、根拠のある批判よりも感覚的な批判が時には、暴力的に出され、議論よりも感情論で、その動きを潰そうととするものだと思います。 おそらく事故調査委員会は連立政権では、仰るように、会議の乱立だとかいう名目で、つぶされることとなり、そしてその他の会議もつぶされるでしょう。 小泉さんの言葉を借りれば、村意識の強い抵抗勢力は、『他所者』排除に必死になるでしょう。 私はそういう風に考えます。

mana1564
質問者

お礼

袋叩きに遭うかと思った私の質問に対して、ご丁寧な回答を頂き、ありがとうございます。 民主党が政権をとったのはマニフェストに国民が賛同したのではなく、自民党の金権、利権、既得権体質と決別した結果だと思っています。その意味で小泉さんにはその匂いを感じませんでしたので、私は小泉政権は、それはそれで良かったと思います。 しかしこの金権、利権、既得権の三権は強力で、猿か猫にでも政権を任せない限り、消えることはありません。 マスコミの最大の仕事は、今や権力の監視やチェックといったものではなく、三権の監視にこそあると思っています。特に今回の震災の復旧・復興に対して、マスコミが、これまでのように単に政権をあげつらうのではなく、与野党を問わず、金権、利権、既得権にまみれた口利き屋的、火事場泥棒的政治家が跋扈していないかをしっかりと監視してくれることを心から期待しています。

  • at9_am
  • ベストアンサー率40% (1540/3760)
回答No.3

> 「会議ばかり乱立させている」「いま、会議をやっているときか」は本当か? 質問者氏の会社の職種が何かは分からないが、例えば衣服の製造販売業としましょう。 大量生産・販売で服を作るのには、デザインはもとより、見込販売数量を含む販売計画の策定、布の調達や、生産ラインの決定や必要があれば拡充・他生産品の生産停止など幅広い点を考慮しなければなりません。 現在の菅政権は、デザインにはデザインの会議、販売計画には販売計画の会議・・・と作っておいて、デザイン会議に「このデザインの販売計画を」、販売計画会議に「そのためのデザインを」と求め、更にそれらをすり合わせをしない。夏に売る服のための会議を今やっているようなもので、結論を出さないし遅すぎる。会議だけをやっていても服はできないが、菅氏は「会議をしているから仕事をしているんだ」と威張っている。 社長が銀行に出向いてお金を借りる際に「これこれの会議を作っている」「成果は?」「まだそのうち出るが会議を作って協議させている」、これでは借入に成功しないでしょう。 もう少しスリム化し、権限をしっかりと切り分けて、それぞれをすり合わせることが絶対的に必要です。また、それぞれで結論を出して、とっくの昔に実行に移していなければなりません。遅すぎます。 > 総理の性格は問題か、東電や保安院を怒るのは当たり前ではないか、どこが悪い! 東電や保安院を怒ることについては、別に批判していないが、では彼らに仕事をさせるために何をしてきたのですかね? また、福島の2号炉から爆発音がしたときに菅氏は東電本社にいたはずですが、その爆発音を知らなかったというのは、どういう訳ですかね? 陣頭指揮を取るとしてマニュアルを全部無視してひっかきまわすだけひっかきまわしたのは、一体全体、誰でしたかね? また、アメリカ・フランスを始め、各国の援助(例えば冷却水など)をすべて断ったのは? 注水のため、チェルノブイリで活躍したのと同型のポンプ車が三重県の会社から提供されていたのを断り、中国の会社の性能の一手落ちるポンプ車にしたのは? 菅氏が行ったことでベント開放が遅れた云々というデマがありましたが、上記を含むいくつかの事情により菅氏自身が「専門家」を自認して権限移譲をせずに「自分の手で」解決しようとして、或いは菅や民主党の政治的理由によって、事態を悪化させていったということは、否定できない事実です。 確かに原発の被害は菅政権の責任ではないし、その後の対応にも菅政権に責任がないものも含まれるのは事実ですが、菅政権に責任があるものも含まれるのも、そしてそれが決して小さくないのも事実です。 例えば、SPEEDiなどの政府による情報隠しや、合理性のない避難地域の指定、放射性物質の除去が行われていない校庭の使用などは、完全に菅政権に責任があります。

mana1564
質問者

お礼

確かにその通りだろうなあ、と思います。今朝の朝日新聞に今の政治状況を見て国民が政治的にニヒリズムに陥るのが怖いという主旨のことを書いていましたが、その政治的ニヒリズムを生み出した最大の元凶はあなたたちマスコミと評論家だろう、というのが私の主旨です。 回答者さんの意見に賛成できるのは、菅総理でなく誰がやっても同じだろうと考えているからです。この誰がやっても同じというのが政治的ニヒリズムだそうですが。 私は残念ながら20~30乱立させたと言われている会議が何なのか、どのようなことが話し合われ、あるいは決められたのか知りません。 少なくとも、それをきちんと紹介した上で、この乱立は意味がないと主張しているマスコミや評論家も知りません。 一昨日の日曜日の民放の報道番組で、女性キャスターが「このような政治状況のために相変わらず仮設住宅の建設もまったく進んでいません」と言っていました。これを聞いた視聴者の大多数はやはりそうなのか、菅政権や民主党では駄目なのかと思うことでしょう。 しかしネットで調べると分かるのですが、今現在、問題はいろいろあるにせよ、計画の遅れはあるにせよ完成戸数を含めると着工されている仮設住宅は4万戸以上になるのです。しかも計画遅れの大きな原因は土地不足だそうです。しかしそれよりも私は率直に4万戸という数字に対して凄いなあ、私の知らないところで頑張っている人たちが大勢いるんだなあと思います。 それに対して「仮設住宅の建設もまったく進んでいない」と言い放つ無責任な女性キャスター=マスコミに対して怒りを覚えますし、私はそのようなマスコミに踊らされてはならないと強く意識しています。だから休日は頻繁にテレビを切るか、CS放送の海外ドラマを見るようになりました。本当に休日の報道番組はひど過ぎます。平日は単に見る機会があまりないだけですが、見ようとも思いません。

  • Lv97
  • ベストアンサー率34% (24/69)
回答No.2

どちらを支持してどこかを非難する分けではありません。ただ 主さんの感じていることわかる気がします。ごく一般的ソースのみからでもおかしいと思うこといっぱいです。政治「屋」になるということはこういうことなのかという事例がわかりやすく出てくるので不謹慎かもしれませんが面白く感じます。 ★一流の政治「屋」になるために必要なことをランダムに ・国難が起きた際にときの政権党の内部事情に期待を賭け、人の生死にすら影響する政治空白が出来るこ とは百も承知で内閣不信任案を提出できる機を見るに敏な人になること。 ・またこういう時期の内閣不信任案に国民の多くが納得できる理由がないことも気にかけない冷静な精神 の持ち主になること。 ・目の前の国難より少し先の我が党のイニシアチブを最優先に考えることができるようになること。 ・総理辞任=議員辞職と大声で叫び潔さを演出しつつ、総理を辞めても議員を続ける度量を持っているこ と。それを踏まえたうえでさらに一国の首相を「ペテン師」と呼べるようになれれば満点。 ・数と金は絶対だと信奉出来ること。他の政治家を潰すことなど蚊を叩くより簡単にできなければなら  ず、自分が煽りたてたこの時期の内閣不信任案に子分が泣きながら重大な採決を貫き通しても、その場 に居合わせることすらしない器量を持つこと。 ・想定外だらけの「安全な原発」を計画し、建設して、事故が起これば自分たちの不甲斐無さで奪われた 政権の対応をくそみそにこきおろす無責任さを身につけること。 ・口頭の約束ならどのように解釈してもOKと思えるようになること。 ・約束の際「期限」「達成項目」等具体的に明文化しなくても相手も同じことを考えているだろうと鷹揚 に構えていられるようになること。ただし齟齬があった場合自らのヌルさ間抜けさを棚の一番上にあげ て相手を「異常者」扱いできる気概が必要。 ・口頭の上どこまで話したかわからない内容の約束が自分の考えと違ったときには「史上最低の政治家」 と罵り、したり顔で「常識でしょ」と言えるだけの度胸がなければならない。 ・ねじれが原因の立法の遅れを知りつつ、国難直後に大連立をきっぱり断り、今さらながら協力は惜しま ないと大連立をにおわせる恥知らずな集団に属すること。 ・「△△以外なら誰でもいい△△だけはいや」と好き嫌いで国事を左右することを平然と出来なければな らない。 サッと考えてもこんな感じです。 一流の政治「屋」は国民とは全く別次元にいることに意味があるのでしょうね。  

  • ww8
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回答No.1

総理大臣の人間的資質は政策にも影響しますが、それ以上に民心・人心・日本の人々の心そのものに影響するんですよね。 この前まで鳩山が首相だったので、日本中が無責任でその場限りの雰囲気になった。町の、村の、会社の、役所の、全ての場所で鳩山の悪い影響でた。 菅も同じで、民心が崩れる。役人の心も廃れる。 世の中がおかしくなる。 ↑ 今これが起こっている。 もう政策がどうのこうののだとか、次の首相を誰にするかだとかそういう問題じゃなくなっていて、ああいう悪い人間をいかに目立たない場所にしまいこむかの問題になってる。

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