今年はやはり、冷夏になるのでしょうか
こんばんは
8月最初の週末は、台風12号の遠い影響で、近畿から西の地域は悪天候に見まわれ、特に四国や九州では、かなりの大雨となったようです。
私の住む大阪は、それほどの大雨にはなりませんでしたが、この土日は、雨が降ったりやんだりのくずついた天気で、とても8月とは思えません。
一方、関東など東日本は、この週末は好天に恵まれたようですが、先週の金曜日には、東日本でも、ゲリラ豪雨的な雨が降った地域もあったようです。
私がこれまでで、特に強く印象に残っている冷夏の年は、気象庁が「今年は梅雨明けを特定出来ない」という前代未聞のこととなった1993年と、異常気象の原因となるエルニーニョ現象という言葉を初めて知った1982年ですが、今年はこれまで、この82年と似ている気がするのです。
1982年の気象の特徴は
1、4月に入っても、強い寒の戻りで、大変寒い日があった
2、GW期間中、悪天候に見まわれ、特にこの年は、5月1日が土曜日で、1、2、3日の3連休となる年でしたが、この3連休、低気圧が停滞したため、3日間連続で雨だった。
3、6月~7月上旬の梅雨の期間中、雨が少なく、梅雨はどこへ行ったなどと、言われていた。
4、その反動か、7月下旬~8月は、曇や雨のくずついた天気が続き、夏らしい天気の日が、ほとんど無かった。
この時期、実はエルニーニョ現象が発生していたようで、この現象は、翌83年の夏まで続き、2年連続の冷夏となることが懸念されていましたが、幸いにも、このときは7月中旬くらいで終息し、夏は平年並みになりました。
今年も、特に3と4の条件が当てはまりそうで、台風12号が去っても、今度は台風11号の影響が懸念されており、次の週末(夏季休暇が始まる頃です)くらいに、影響を受けそうな予報が出ています。
こうなると、この夏は、当初エルニーニョ現象の影響で、冷夏になるかも知れないという予報が出ましたが、その後、この現象が秋以降にずれ込む予報に修正され、この夏は平年並みとの予報となりました。
しかし、このところのくずついた天気及び、台風12、11号の影響を考えれば、この夏は、最初の予報通り、冷夏になるのではと懸念していますが、どうなのでしょうか。