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30代男性の未婚率が増えてきている理由は?
収入が下がったのが原因と言われていますが、 収入が下がったならばなおのこと結婚して一緒に暮らして生活費を折半すれば貯蓄等もやりやすいと思うのですが・・・
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A_10さん、こんばんは。 >30代男性の未婚率が増えてきている理由は? 思うに、こういう疑問を解明するには、まず「そもそも、昔の男性はなぜ結婚したがったのか?」と問い、その「理由」が分かれば、おのずと現在の「30代男性の未婚率が増えてきている理由」も見えてくるのではないでしょうか。 で、一昔前の男性の主たる結婚動機となると、私には以下の5項目がすぐに思い浮かびました。 (1)今のように高精度の避妊手段のなかった時代、原則として男性は結婚しない限り、女性にセックスをさせてもらえなかったから。 (2)昔は男女分業が当然視されており、男性には食事や洗濯等をはじめとする、身の回りの世話をする女性がいないと毎日の生活が不便でならなかったから。 (3)今のような介護制度のなかった時代、男性は自分の年老いた両親の介護役を妻にお願いするしかなかったから。 (4)昔は農業や自営業に就いている男性が多く、妻に家業の労働力となったり、家(業)の跡継ぎを生んでもらったりする必要があったから。 (5)昔は結婚して、家族を養えるようになって、はじめて周囲から一人前の男性として認められ、人間的、社会的な評価もアップしたから。 こうして見ると、今日、男性をして「是非とも結婚したい!」と心底から思わしめる条件、あるいは男性が結婚しないと不都合、不便で困るという「理由」がほとんど消滅してしまったと言えるのではないでしょうか。 たとえば、今は女性と付き合うだけでセックスにもありつけるし、炊事・洗濯も昔の男性ほどには苦にならない、しかも家の跡継ぎを望まれるとか、独身のままでいると周囲から白眼視されるというわけでもないですよね。 むしろ、独身でいた方がより気軽で、自由で、しかもそこそこ充実した生活が可能となると、同棲関係までならともかく、敢えて女性と《法的》、《社会的》な義務や責任の伴う《法律婚》の関係を結ばなければならない、積極的な「理由」を探し出すことの方がより難しいのではないでしょうか。 また、しばしば「男女が愛し合ってるなら、結婚するのは当然」とおっしゃる方がいますが、もし、こういう言い分が本当に正しいとすれば、別に《法律婚》という、法的、社会的な契約関係なんかで、男女がお互いに束縛・規制する必要なんて全くないどころか、そんなことをしなくとも、お互いにずっと愛し合って生活し続けることができるはずですよね。 >収入が下がったならばなおのこと結婚して一緒に暮らして生活費を折半すれば貯蓄等もやりやすいと思うのですが・・・ はい、おっしゃる通りでして、「収入云々」ということは、決して一義的な未婚の「理由」にはならないと思います。 それよりも、そもそも男性が一昔前の男性ほどに結婚しなければならない内的必然性、現実生活での切実な必要性がなくなったから、というのが根本的な未婚の「理由」ではないでしょうか。 なぜって、現在では、男性が自分の血を分けたわが子を設け、育てる以外のことは、敢えて結婚しなくとも、女性と恋愛関係を結んだり、同棲したりするだけでほとんど実現できるからです。
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- banira2000
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既婚の女です。 >収入が下がったならばなおのこと結婚して一緒に暮らして生活費を折半すれば貯蓄等もやりやすいと思うのですが・・・ 二人のお金が、自分一人で使えるお金になるわけではないので、 自分が自由に使えるお金はへるし、自由な時間もへるし、女遊びもしにくくなるし、 逃げ場がなくなる。 子供もそんなに欲しいと思えなければ(あまりイメージできなければ)、 結婚にメリットを感じない(魅力は感じない)のはしょうがない気がします…。 デメリットのほうが目立ってしまう。 (女の私でも思ってましたし…) Hが結婚してからでないとできない世の中だったら また違ってたりしてね(笑)
お礼
> 自分が自由に使えるお金はへるし、自由な時間もへるし、女遊びもしにくくなるし、 > 逃げ場がなくなる。 デメリットが大きいですね > Hが結婚してからでないとできない世の中だったら >また違ってたりしてね(笑) 法律でそうしちゃいましょうか(笑)
- gofor2010
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今この国における結婚の目的・理由の大多数は、相手を漠然と生涯縛るor結婚=子供で、子供ものことを考えると結婚してたほうが何かと都合がいい。 昔に比べ自由な異性交遊や倫理の自由化(低下?)により縛られたくないと思う人が増えた。それも経済的に豊かな人ほど遊べる。 この国のシステムでは子供を産むメリットが少ない。感情は除いて。 風潮やメディアによって、結婚=平均以上の金が必要とゆう感覚が広がった。 このようなものが重なって、煩わしさのほうが、本来の結婚の魅力や素晴らしさより高いから。 政治が崩壊の一途。むしろ既に国として完全崩壊してるから。かな。
お礼
> 政治が崩壊の一途。むしろ既に国として完全崩壊してるから。かな。 んーそれは困りました・・・
そう考えてくれる女性は少ないと思います。 なぜなら女性は出産、子育てという大きな仕事を抱えているから。 働けない期間はどうするか、また仕事に復帰した時に夫の協力を得られるのか? そもそも出産後仕事に復帰する事はできるのか? 男性に比べていろいろリスクが高いのです。 できれば夫の収入だけで家計を賄えるのが理想、と考える女性が多いのは当然と思います。
お礼
> 働けない期間はどうするか、また仕事に復帰した時に夫の協力を得られるのか? シングルマザーよりもはるかに有利なのに・・・
お礼
いつも回答ありがとうございました。 > こうして見ると、今日、男性をして「是非とも結婚したい!」と心底から思わしめる条件、あるいは男性が結婚しないと不都合、不便で困るという「理由」がほとんど消滅してしまったと言えるのではないでしょうか。 確かにそうですねー > 敢えて女性と《法的》、《社会的》な義務や責任の伴う《法律婚》の関係を結ばなければならない、積極的な「理由」を探し出すことの方がより難しいのではないでしょうか。 安心感みたいなもの以外にはなさそうですね > 法的、社会的な契約関係なんかで、男女がお互いに束縛・規制する必要なんて全くないどころか、そんなことをしなくとも、お互いにずっと愛し合って生活し続けることができるはずですよね。 確かにそうですね > 男性が自分の血を分けたわが子を設け、育てる以外のことは つまり結婚(寄生)したい女性にとっての攻撃ポイントはそこになるんですね