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日本史
日本史での近世と近代はどのように使い分けているのか? それはなぜそのようになったのか?
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noname#140269
回答No.1
「近世」は日本史では主に江戸時代を指し、およそ江戸時代の原型が成立する織田信長の上洛(1568年)から徳川慶喜の大政奉還(1867年)まで、すなわち、安土桃山時代と江戸時代をあわせて近世とする説が一般的ですが、1830年代を近代の胎動期とし、ペリーの来航(1853年)あるいは下田条約の締結(1854年)にはじまる開国を近世の終わり=近代の始まりとする説もあります。その辺りは少し曖昧なんですが「開国=近代の始まり」と考えておいた方が間違いないでしょう。 「近世」を現在の使われているような定義で、歴史学上の時代区分としたのは、京都帝国大学教授の「内藤湖南」氏であり、西洋史における伝統的な「古代→中世→近代」の三時代区分論では日本の歴史をうまく捉えられないとして適用されたのです。「古代→中世→近世→近代」が今の定説です。
お礼
速いですね。ありがとうございます!!