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車やバイクが売上不振の状況は好転したのですか？
車やバイクの売れ行き不振と言う週刊誌報道が２～３年程前にありました。 それを裏付ける様に幕張でのモーターショーに海外のメーカーが出展を辞退した事がありました。 久しぶりに上野のバイク店に行ってみて販売店が激減したのを見て愕然としました。 特に若い人の車やバイク離れの傾向はまだ続いているのでしょうか？ もしそうならその原因はどこにあるのでしょうか？
- kanden
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原付バイクを含めて、電動アシスト自転車に圧されていますね。 免許もヘルメットも不要で駐車場も気にしなくて良いですから。 原付以上の大きなバイクは、若い頃乗れなかったオヤジのオモチャでしかありません。 国内の彼らが乗れない世代（６０代）以上になれば、バイクは絶滅するかもしれません。
お礼
なんとも寂しいお話ですね。 バイクの爽快感は格別だったのですけど。 いやあ上野は寂しい風景をみるとおっしゃる通りかも知れません。 有難うございました。
>車やバイクが売上不振の状況は好転したのですか？ 好転はしていません。 モーターショウで海外メーカーの多くが辞退したのは、リーマンショックの影響です。 しかしそれ以前から日本の自動車販売の状況は悪くなっています。 原因の大きな物は、携帯電話やインターネット、そして少子化です。 携帯電話で一人当たり月に５～１万円以上取られて居ます。 年間で６万から１０万以上掛かっている訳です。 これがそのまま昔から考えれば別に使われて居たお金が使えなくなってしまって居ます。 インターネットも同じ、パソコンの購入と、高速回線などの費用は結構な金額になります。 さらに購入可能者数に一番響く、少子化です。 これらの影響から、車は高い物は売れなくなり、数も売れなくなると言うのは、もう２０年も前から言われて居た話です。 日本では成功して居ませんが、トヨタがレクサスを作った理由はそれに対応させる為です。 数が売れない中で、富裕層に対して数が少なくても利益率の高い車を売り込んで数が売れなくなっても対応できる様にと言う形でスタートさせたのがレクサス。 同じ内容で日産、ホンダも考えていた訳です。 残念な事に日本の富裕層はレクサスにあまり興味を持たなかった為、現実的に失敗となり、日産、ホンダは同じ様な計画を凍結して居ます。 バイクに関して、上のがさびしくなったのは、郊外型の用品店が出来てきたことで、一番大きかった光輪が倒産して無くなった事です。 数多くの店舗を持って居た用品店が無くなりましたのでその影響が大きい訳です。 若者でのバイク離れは、高校の方針による物が大きく、高校を卒業した後バイクではなく、４輪車に移行する方向になってしまっている訳です。 また、バイクの価格の高額化などもあって、若者では新車が買えなくなって行っている事と、新車も売れていないので中古車も数が出てき難くなってしまっていると言う複合した状況になって居ます。 自動車を見た時、世界的に見た場合日本は小さな市場となってしまいました。 中国の自動車販売数を見れば判ると思います。 ちなみに、中国で日本円に換算して億万長者と呼ばれる人が１億人以上いると言われて居ます。 日本の総人口が１億人程度ですから、高額な車がどちらの国で沢山売れるかはすぐ判りますよね？ それならどっちの国で営業活動を積極的に行ったほうが会社としてのメリットがあるかも判ると思います。 そういう部分でも日本は取り残されて行っていると言うのが現実になって居ます。 まぁ、そういうのが、前回のモーターショウに顕著に表れたと言う状態です。 (ちなみにリーマンショック後も中国の複数個所で行われているモーターショウに、参加予定から不参加としたメーカーはありませんでした。)
お礼
バイクについてはその様な負の連鎖があるのですか。 自転車から原付きに初めて乗った時は実に楽しかった事を思い出します。 バイクを乗り換えて大きくなり、そして更に車のハンドルに手を置いた時も思い出されます。 でも車が高機能化する度に何だか運転する楽しさが無くなってきた様に感じます。 しかし違反摘発（特に駐車）の厳格化となるべく車に乗らない様にしよう的なキャンペーンも２０年以上繰り返され「仕事」以外で乗るのが罪悪みたいに感じたのは私だけでしょうか？ 裕福層のみに対象にしてレクサスなど高級車にシフトしたとのお答えにはなるほどそうかと思えます。（失敗らしいけど） 大変参考になりました。 有難うございました。
- cubetaro
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相変わらず、売れてないです。 (1)よく言われているのが、昔に比べて通信費（携帯、ネット）がかかるようになり、金銭的に余裕がなくなった。 (2)昔は車やバイクに乗る事がステータスだったり、カッコイイとされてましたが、今はそうではなくなった。 (3)公共交通やレンタカーの発達によって、常に所有する必要がなくなった。 とかでしょうか。
お礼
なるほどどの回答も納得がいくものばかりです。 有難うございました。 そうですか。相変わらず売上不振とか。 自転車からバイクに乗り換えた時、初めて車のハンドルを握った時の感動は今でも鮮明に思い出されます。 今のそんな感動を感じたいと思わないのかなと思うのですが。 私も去年仕事で使っていた車を手放しました。 理由は高い駐車場代でしたけど。 そして感じたのは不便を感じたのは最初の頃だけと言う事でした。 バイクも二度もシールを貼られてからあまり乗らなくなりました。 （と言うか乗る意欲が無くなった） 趣味が多岐に渡る事になったからか経済的な理由なのかなとは思っていました。 又よろしくお願いします。
＞特に若い人の車やバイク離れの傾向はまだ続いているのでしょうか？ 相変わらず続いていると思います。 ＞もしそうならその原因はどこにあるのでしょうか？ 金がない。経済的な理由が一番だと思います。 求人倍率の低下など、就職しにくい世情や 全体的に若年層を含めた低賃金というのが 定着した割には、特にはバイクは割高です。 給与水準は３０年前くらいに戻っているのに、 バイクだけはその当時の２－３倍の価格になってます。 昔は買ってしまえばあとはなんとでもなったけど、 今はそれすらしにくい感があります。 車は価格はそこそこあがっていないものの、維持費が高く、 また若年層には致命的なくらい保険料が高いというのも 大きな要因だと思います。
お礼
確かに雇用や収入の不安も大きな要因である様な気がします。 確かにバイクの新車は高いですね。保険料だって高くなりました。 車も仕事半分で使っていた為経費は全て会社持ちでいましたが、車を必要としない仕事をする様になってから維持費の高さを改めて実感しました。 そして迷った末手放しました。 車離れはまだ続いているのですか。やはり景気が悪いと言う事が原因なのでしょうか。 有難うございました。
お礼
金融機関が社会の潤滑油の役割を果たしていないと言う実例の一つですね。 私も前の仕事で強烈に感じたのはいくら優良な手形でも嫌々割引する態度を見てそれを感じました。 協力会社にしても真面目な若者であっても派遣社員を正社員にしようとしませんでした。その方が便利と言う事で。 派遣社員やアルバイトでは信販会社が信用しない、だから若者が車を買えない、だから売れないと言う悪循環でなかなか不況の現状から脱する事が出来ないのかも知れません。 私も子供手当や高速料金無料化などは単にバラマキでしかないと思っています。何の根本的な解決策になっていないと強く感じます。 長いお礼になりそうなのでここで止めておきますが大変貴重なご意見を有難うございました。