今後海外生産の低価格車種が主流になるのか？

質問

マーチが海外の工場で生産されていると思います。でもそんなに際立って安いとも思いません。
日本の市場で今後日本メーカーの海外にある工場で生産される車種が増えるのでしょうか？
それも価格が７０万、８０万などのコンパクトカーが登場するのでしょうか？大きさも現在の軽自動車とコンパクトカーの中間ぐらいの３，５メートルぐらいの車種が多くなるのでしょうか？
安さを前面にデザインや装備を簡略化して多少チープに見えてもユーザーが好む低価格車種が登場する可能性が高いのでしょうか？
コンパクトカーを新車で購入すると経費を含めると１５０万円はすると思います。もっと安い新車を望むユーザーが多いと思います。走り、質感、居住性に目をつぶって安さを好むユーザーが増えるのでしょうか？

回答No.4

celica_202 · ベストアンサー

今後の流れとしては海外進出は進むのは間違いないですが、それと”低価格コンパクトカー”や”軽とコンパクト中間の車種”の多様化につながるかどうかは別と考えてます。

　今自動車メーカーが海外に工場を多く作っているのは、(1)人件費、(2)税金を含むコスト、(3)相手国の雇用確保等が大きいです。
　(1)は東南アジアは人件費の安さがメインです
　(2)は中国は関税100%と言うべらぼうな国ですので市場拡大が見込めるために中国に工場を建ててそこで生産をする事が結果的に費用を安くできます。
　(3)はアメリカで過去日本車バッシングがあったことをテレビ等で見られた事はないでしょうか？(ちょい前にも思いっきり言いがかりなプリウス叩きもありましたね)工場を現地に建てるということで現地の人を雇う事で雇用確保して叩かれにくくする効果もあります

　もちろん、(1)～(3)以外にも理由はありますし複数理由がからみあっていたりします。

　以上が海外で工場を作る理由であり、今回のマーチの件は全く同じ設備を日本と海外(東南アジア。タイでしたっけ？)で作るコスト試算を行って海外で作る方が安いと判断されたためでしょう。ANO3様の書かれた数多くの国での販売が見込めるのも理由の一つですね。

　続いて、安価な車が出るかどうかですが、そういう車種が多く売れていくと増えていくとは思われますが日本では安全装置(衝突安全性能、エアバッグ、ABS、今後は横滑り防止装置装着必須になるはず…)の装着が必要なのと、贅沢装備(エアコン、パワーウィンドゥ)装着を求める傾向が強いので難しいかと。

　現状軽自動車でもダイハツのミラだったかな？辺りで新車でもグレード・装備を選べば70万程度で新車購入可能です。
　現在出ているそういう車種が爆発的に売れれば、今後安価な車が出てくる可能性はありますが現状売れないのに今後売れると判断する人はいないでしょう。

　個人的推論での回答ですが、参考になりますでしょうか？

お礼

横滑り防止装置がオプションでも装備出来ない車種を自動車評論家の方が自動車雑誌で批判されていました。安全に対するユーザーの意識の高さを反映させた意見なのかなと思います。しかしメーカーが必要なしと判断したのにはユーザーが安全より価格を望んでいるユーザーが判断したのかなとも思いました。
深夜に回答を投稿したくださりありがとうございました。

回答No.3

fitto

マーチが海外工場生産になった理由
・『マーチ』は世界160か国での販売が予定されている。
・日本で生産し輸出すると輸入関税がべらぼうに高い国がある。
・輸入関税が免除されている国が多い国で一貫生産しないと売れない。
（マーチなんて日本ではあまり売れていないと思います。日本だけのために
日本で作っていたら高くなってしまい更に売れなくなる）

車両本体価格だけの問題ではないようです。
世界を対象に売っている車は、海外脱出が増加するということになります。

日本のユーザーも同じです。
車両価格が多少低くても、税金が安い「軽自動車」のほうがよく売れています。

お礼

日本の市場だけで生き残るのは難しいのでしょうね。マツダなど日本より海外で稼いでいるのが現状のようですし。他のメーカーもそうだとは思いますが。自動車業界で今後どんな再編が起こるのか楽しみです。
深夜に回答を投稿してくださりありがとうございました。

回答No.2

noname#228233

まあ、あくまでも私個人の主観で回答しますけど、今の消費税の課税形態で税が上がるなら、正直車の様に数多くの下請企業によるアセンブリーパーツの集合体のような製品を工場を日本に持つのは税金の負担額が大きくなり過ぎます。（仕入れの際に負担した税金がそのまま仕入れ原価に反映される課税方式なので・・・）
だから、大企業ほど下請企業と共に工場を海外に移転するでしょうね。（品質なんて、電力事情さえ安定していれば、産業量ロボットを大量導入する事で十分に確保できます。）
その結果、海外で安定して生産できる事が開発でも重要視されるようになりますので、デザインや走り、装備の質感はよりチープになっていくでしょうね。（車体のサイズや居住性に関しては生産技術の影響を余り受けないので現状よりも拡大すると思いますけど・・・）

お礼

現行型マーチはタイで生産されていると思います。発売前は自動車雑誌で品質に関する事を疑問視する自動車評論家がおられました。でも発売されて品質の悪さを批判される自動車評論家はあまりいないのかなと自動車雑誌を立読みしたのですがその時思いました。質感やデザインは旧型の方が良かったと言われる方がいましたが。
夜の遅い時間帯に回答を投稿してくださりありがとうございました。

回答No.1

vtec7

ただの整備士です。

＞日本の市場で今後日本メーカーの海外にある工場で生産される車種が増えるのでしょうか？

どうなんでしょうね。海外生産は増えると思います。

＞それも価格が７０万、８０万などのコンパクトカーが登場するのでしょうか？

コンパクトでそれは厳しいと思います。一時はありましたね。
作ろうと思えばメーカーも作れると思いますが、売れないと思います。

＞安さを前面にデザインや装備を簡略化して多少チープに見えてもユーザーが好む低価格車種が登場する可能性が高いのでしょうか？

エアコンなし・パワステなし・パワーウィンドウなし・ＡＢＳなし・エアバッグなし・オーディオレス（スピーカーも）・マニュアル車のみ・内張りなし・騒音対策なし等等、
質問者さんはどこまで妥協できるでしょうか？また、これらの項目を省いてしまった場合自分の車として70万円ぐらいなら買いたいと思いますか？

お礼

そうですよね。エアコン、パワステ、パワーウィンドウ、ＡＢＳ、エアバッグ、オーディオなど装備されていない車は現実的に日本人に受け入れられないと思います。
確かスズキがアルトを低価格で発売して成功した事が昔あったと思います。そのように現在低価格で発売する代わりに装備を簡略化すると売れないと思います。
当たり前の装備を省いて低価格販売するのはユーザーに受け入れられないのかなと思いました。