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汗を拭かない指揮者
クラシックコンサートでピアニストやバイオリニスト等のソリストは楽章の間でハンカチで汗を拭いていますが指揮者がハンカチで汗を拭いているのを見た事がありません。手や衣裳の袖口で汗を拭っているのを見るとハンカチを使えば良いのにと気になります。指揮者はステージでハンカチで汗を拭ってはいけないしきたりでもあるのでしょうか?
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汗を拭く指揮者は多いと思います。 コンサートホールは、観客席を快適な温度にすると、ステージ上は照明でかなり熱くなります。その上に、ステージ上の指揮者・演奏者は「正装」しています。この格好で指揮者は相当に動きますので、暑くなって汗をかきます。 ステージ衣装は、昔の王侯貴族の頃の名残で、使用人(下僕)である演奏者はきちんと正装する慣わしなのだと思うのですが、現代ではあまり機能的とは思えません。サマーコンサートなどのくだけたコンサートでは、おそろいのTシャツや軽いジャケットなどを着用していますが、通常のコンサートもあんな衣装でよいのでは、と思います。少なくとも、ネクタイで首回りを絞めるのは暑いです。 ということで、汗をかく原因の一つには衣装の問題もあると思います。 指揮者によっては、前半と後半でシャツを交換するそうです。 指揮者は、通常両手で音楽を表現しますので、汗を拭くために片手が使われると、音楽の方がおろそかになります(特に、一番汗が出る激しい場面では)。このため、演奏中は、音楽に集中しようとするほど汗を拭く間もなくなるのだと思います。なので、どうしようもない場合には手や袖口で、ということになるのではないでしょうか。 指揮者によっては楽章途中で汗を拭きますが、音楽は続いているわけで、集中している指揮者は汗のことに気を回さないのかもしれません。(あるいは、どうせまた汗が出るのだから、途中で拭いても無駄、ということであきらめているか) 演奏終了後、いったんステージの袖に指揮者が引っ込むと、そこにはマネージャさんがおしぼりやタオルを持って待ち構えています。そこで汗をぬぐって再びステージで拍手に応える、というわけです。
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そのようなしきたりはないと思います。 外ポケットからハンカチを取り出して 拭いているところを何度か見ています。 手(指)で拭く人もいますね。 ハンカチを使えばよいのにと思います。 ステージを照らす照明はかなり熱くて, 照明が正面に当たる位置は光の熱を体で感じます。 オーケストラ団員は座る位置によって 照明が正面に当たる人,当たらない人がありますが, 指揮者は背中しか見えなくても 照明が正面に当たっていると思います。 指揮をすることで運動量が大きくなりますが, それだけでなく,照明の熱も汗をかく原因に なっていると思います。 テレビでは飛び散る汗や,額や顎から流れる汗で 服が濡れているのが見えることがあります。 余計な心配ですが,クリーニングのことが気になります。 短期滞在の来日演奏家はクリーニングを どうしているのだろうと思ってしまいます。
お礼
ご回答有難うございます。クリーニングも大変ですよね。今度コンサートへ行く時ハンカチをプレゼントしようかとも思いますがお節介ですよね。
お礼
ご回答有難うございます。楽章の間も音楽、ごもっともです。でも手で汗を拭って髪を触っているのは気になります。その指揮者の方は衣裳に気を遣う方なので余計不思議に思うのです。