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紙おむつの廃棄処理について
現在、私共の施設では紙おむつについての検討委員会というものがあります。 そこで話題になったのは、おむつの処理代のことでした。私共の施設は80床で 通所が50名ですが、月額40万前後の処理料がかかっているとの事でした。 皆さんの施設ではどうですか?また、それに対する対策がありましたら教えて 下さい。ちなみに感染廃棄でなく一般廃棄です。
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- higup
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コストをどこにかけるかという問題につながってくると思いますよ。 私が以前勤めていた施設では、全国規模で行っているおむつ外しの研修会(1年がかり)にスタッフを派遣して、その後のおむつ外しのリーダー的役割を担わせました。 おむつの処理費用を軽減するには、おむつ自体の使用量を減らすことが一番ですから。(処理業者との駆け引きでも多少は軽減できますが限界があります) 単純に考えて、オムツの使用量を軽減するには、汚染を減らすこと=トイレでの排泄を促進することが必要ですが、そのためには利用者個々の排泄リズムの把握や、そのリズムに合わせた声かけ誘導が行われなければなりません。スタッフへの負担が増すわけです。 そこで冒頭のコストの問題が出てきます。 例えば質問者様の事業所で1か月にかけているオムツ処理費用の半分(20万円)が軽減できたとして、そのうちの15万円をスタッフへの人件費に回すという考え方もあるのではないでしょうか。15万円と言うと単純計算で時給1,000円のパートスタッフの150時間分に相当します(法定福利費等が別にかかりますが)。 これは1日あたり3時間分に相当しますよね。例えばスタッフが特定の業務(入浴など)に集中しがちな時間帯にスタッフを1人増やすなどして排泄ケアの担当にすることも可能になるかと思います。 おむつ処理費用も減らし、スタッフの負担も増やさないというのは考えない方がいいです。無理ですから。 また、おむつへの排泄からトイレでの排泄に移行することは、利用者の心身の活性化にもつながりますから(全ての利用者がそうなるわけではありませんが)、他のケア場面でのスタッフの負担軽減につながることもあると思いますよ。 検討委員会でそういったことを検討し、経営陣に対して提言するというのはいかがですか。
お礼
貴重なご意見有難うございます。 考える視点の問題でしたね。参考になりとても刺激のあるご回答であり、色々な視点で検討していきたいと思います。