海の絶景の土地に家の高さを出す盛り土をしたいです
海を見下ろす絶景ポイントの土地を購入しました。
山の斜面に、4mの高さのある擁壁で囲われたおよそ700坪=2300平米の場所です。 そこに、延床面積60~70坪の平屋の家を建てることを検討中です。 視点を高くして眺望を確保するために、家の建つ部分とその周り150坪=500平米ぐらいだけ、新しく1mの盛り土をしたいのですが、この重さが土地に与える影響を心配しています。
擁壁の高さ4mから2.5倍以上、つまり10m以上離したエリアに家を建てれば、擁壁が壊れても家に影響はないと聞きました。 このエリア内であれば、さらなる新しい盛り土をしても、新しく加わる重さに関しては、擁壁にプレッシャーを与えることにはならないのでしょうか。
この土地の様子は、直線距離で500mぐら い離れたところ に海があります。 山というか丘というか、高台の上で海抜150mぐらいのところの 斜面に土地があります。 山の斜面にある棚田を3枚ほどつぶして、盛り土をして、擁壁で囲うという造成がされたのが13年前ぐらいです。 地元のホテル/土建会社グループの経営者の方が個人的に別荘か何かの利用目的で、自社の建設部門で造成したようですが、資金繰りに困った時に手放されたとのこと、それを買い受けた人が、2011年の震災後に、所有していたいくつかの土地や別荘をまとめて売りに出したときに私が購入しました。 土地の購入前に、擁壁の土地ということで心配で、話を聞かせていただいた、施工をした土建屋さんの話では、砕石などをたくさん使ってガチガチに盛り土をしたので、擁壁が倒れたとしても土地そのものが崩れるようなことはないぐらい丈夫だということでした。 これを裏付けるように、ハウスメーカーのスウェーデン式サウンディング試験で、15カ所ぐらいどこをテストしても20センチぐらいしかドリルが入らなかったという話でした。
この土地からは海を見下ろせるので、眺望を活かした家を建てようと思っています。 しかし、擁壁の近くには家を建てたくないので、土地の奥の方へ離してやると、せっかくの海があまり見えなくなってしまいます。 そこで、二階建てならば良い眺めが確保できるのですが、できれば家の建つ部分だけ新しく盛り土をして1mぐらい高さをだして、平屋だけど眺めが良いという作りにしたいと思っています。
この盛り土の重さは、擁壁の高さ4mの2.5倍の10m以上離した場所であれば、理論上、擁壁に影響を与えることはぜんぜんないと聞いたのですが、その通りなのでしょうか。
専門家の方などのご意見を伺えれば幸いです。