構造用合板に打つ釘を大工さんが間違えていた
現在、家の離れをリフォーム中です。百年程度前の二階建ての建物です。内部には筋交いを入れ、柱も増えました。問題は外部でして、工務店との契約では、外壁部は構造用合板(1.2cm)を打ち付けて強度を出し、その上にガルバリウム鋼板を貼る(シート、胴縁は当然あります)とのことでした。
しかし、先日内部に突き出ている釘を確認したところ細いNC釘でした。工務店に質すと、「長さ指定はしていたが、釘種類は確認しなかった。」とのこと。ほかの部分も不安になり確認させると、全部NC釘での施工でした。
しかし、現在ほぼガルバリウムは貼り終えています。あちらは、やり直したくはないようです。私としても中途半端なやり直しは困ります。
工務店側の言い分は、「釘ピッチは通常の1.5より短い1.0であり、仮にN釘より30%強度が落ちたとしても充分な強度があると思われる、そして、古い在来工法建築のリフォームであるので、筋交いと壁強度のバランスが何より大事である。」というものです。因みに、設計上でどの釘を使用するつもりだったか尋ねると「N釘」との答えでした。
工務店側は30%強度が落ちた分の9万円を値引きするといっています。お金ではなく安心の問題なのですが。
バランス云々は納得できます。また、釘の間違いでどの程度強度が落ちるのか等正確に理解できませんが、普通の合板を貼る場合に比べたら構造用合板使用のほうが強い、ということは分かります。
このまま施工を続けさせるのは間違いでしょうか。釘の件以外では特に不満はありません。取り留めのない文章になりましたが、何か参考になり情報や、相談窓口をご存知でしたらお教えください。お願いいたします。