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建築学科3回生です。建築家の道か、医学の道か。
今、某地方国立大学の三回生をしています。 建築業界の現実を目の当たりにし、今から医学部を受験しなおして医者になろうかと悩んでいます。 どちらも決して簡単な道ではないことはわかっていますが、設計の仕事は「割に合わない」ことがネックになっています。しかも、設計をしたいのに、唯一1つだけあった意匠系の研究室が、来年なくなってしまうということも先輩から聞き、さらに危機感を抱いています。 建築士は、国によっては医者と同等に重視されているように、国の将来を担う特別な仕事であることが魅力で、これからの日本を何とかしたくて、日本の将来のためになるような建築をしたくて建築家を志しました。 しかし、設計事務所に入ると、ほとんど収入もなく、一級建築士の平均年収もゼネコンの社員が引き上げている現状を目の当たりにしました。 もし将来人生のパートナーを見つけた時、お金の心配をさせるような生活はさせたくありません。 身の回りの人を幸せにできない人は、そんな国をどうとかいう資格もないとも思っています。 ・将来設計事務所で安定な収入を得るには、今どうしたらいいでしょうか?? ・医者を目指したほうが客観的にみて将来幸せな生活を送れると思いますか?? 建物も建たない時代だし、あまりに絶望的なので、もうひとつの夢の医者を今から目指そうとも考えています。 どうか、人生の先輩方の意見をお聞かせください。 よろしくお願いします。
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- おに ぎり(@onigiri2011)
- ベストアンサー率44% (723/1641)
建築士と医者の友人がいます。 知る限り。 >・将来設計事務所で安定な収入を得るには、今どうしたらいいでしょうか?? 確かにアート系は酷い待遇だよね。 なんだかんだともてはやす割には酷い。 ともかく安いし、徒弟制度だし、超時間労働だ。 国は酷い。 最低だ。 でもゼネコンは給料いいでしょ。 じゃあゼネコン行けばいいし、ゼネコンはいれないってんなら、そもそもそれだけの人材だったって 事でしょ。 ゼネコンはいれ。 研究室とかどーでもいいじゃないの。 そこはいったらどうなるか、なんて確率論でしかない。 >・医者を目指したほうが客観的にみて将来幸せな生活を送れると思いますか?? 夢とか言ってるけど要するにカネと待遇でしょ。 整合性とれんよ君。 理2から流れて地帝とかに入りなおす奴いるけどさ、けっきょく逃げだと思うよ。 だって物理学教授や数学教授になれると思ったら、医学部に入りなおしたりしないでしょ。 なんだかんだ言って才能が無かったか、努力しなかったかだよね。 君も時代とか環境のせいにしてるけど同じだと思うよ。 医者に関してはまだまだ待遇はいいと思う。 初任給で30切るとこないしそういうのはちょっと無いよ。 20代で4,50いくこともあるし、外資金融みたいに無能だからって2,3年で斬られる事も 少ないみたいだし。 でも今後は厳しくはなると思う。 ただ2000万とか3000万とかって時代は永遠に来ない。 医療費抑制が国の課題な上に、医者の数は今の2,3倍になる予定だから。 ちなみに歯医者や薬剤師は若手は年収3,400万の人も多い。 ピークに比べて30-70%ぐらい給与は下がってる。 つまるところ、どの世界でも稼ぐ人は稼ぐしさ。 医師もそういう厳正な資本主義の世界に戻ってくだけ、ってことに過ぎない。 「医業は社会保障なんだから」と言ってもそれなら教育業とか、福祉業も同様にそうなんだから、待遇や賃金は下げるべきだ、ってなってしまうよね。 実際にキューバでは医者がめっちゃ多い上に公務員だから、小学校教師と同じ給料だよ。 でもそれで文句を言う医者はいないわけ。 医者になればいいけどさ、カネと待遇なのは目に見えてるのに、それを隠して夢だと言えるのが 凄いよ。 嫁さん食わしたいなら教師でもサラリーマンでもいいでしょ。 なんで医者なの? それは面接で聞かれる(医学部はたいがい面接あるよ)だろうし、君の今の感じで納得できる面接官はいないと思うよ。 僕は「地方の医学部ぐらいなら受かりそうだし、女の子にモテそうだし、無能でもそこそこカネ貰えそうで得だから」の方がずっと納得できるよ。 人間そういう部分は誰でもあるし、実際に医者でそういう人も多いはずだよ。 そもそも”あまりに絶望的”なのに、君の同期はそれでも建築家を目指すのか? 彼らはバカなのか? ってことは君は学部で上位数%の成績なんだろうね? って違うだろ。ただの落ちこぼれが逃げる理由を探してるだけ。 上位の成績なら建築家としても十分計算できるし、君のようにバカなことは言わないもの。
- z1y2w3v4
- ベストアンサー率59% (16/27)
最近、仕事で医師と関わることがあり、理解しがたい行動をとる彼らのことを少しでも理解できればと思い読んだ本です。ご参考までにどうぞ。 学閥支配の医学 (集英社新書)
- snaporaz
- ベストアンサー率40% (939/2342)
建築士と建築家を混同していませんか。 建築家ではない建築士は山ほどいます。建築家としては食えなくても、建築士としては食えます。組織に属すればいいだけです。組織で芽が出たら、起業すればいい。収入は才能よりその組織の規模によります。いわゆるあなたがイメージするところの建築家というのは、多くの場合、起業しているわけです。その建築家のアトリエに入る(弟子入りする)ということは、零細企業に入るということです。それは収入が安定しなくてもしかたがありません。 しかし、国内需要がどんなに冷え切っても、まだやれるフィールドはあります。国外に目を向ければ。日本はこれからますます「地震」という制約が強くなりますが、地震がない土地もあるわけで、そこではもっと自由で奇抜な建築が存在可能です。 今のうちに英語を強化しておく、というのはひとつの考え方です。他大の院を目指すにも有効です。 私も建築士ではありますが、意匠屋ではありません。というより設計はほとんどしていません。建築にもいろんな仕事があります。医師について、同業の先輩と話したことがあります。「まあここまで何とか来たけれど、医者になる道もあったよな」「そうですね、でもつまんないですよね」しかしそんな話は、この会話がふたりとも東大卒だから成り立つ、とはいえます。「東大に入るよりも医者になるほうが簡単だ」と東大OBは、おそらく皆、そう思っています。 「医者にならない理由」で、「学力不足」を挙げる必要のないひとは、そう多くありません。あなたはどうですか。何年計画ですか。その見通しが立たないのに、その道に今から踏み出すのは無謀だと思います。 まあ収入が目当てであれば、それは医者のほうがいいでしょう。時給換算しても、Doctorの単価がArchitectのそれを下回る国はないと思います。
はじめまして。 1級建築士(意匠)の妻で、私自身も若い頃に2級建築士(意匠)として勤務した経験を持っています。 私自身は、結婚を機に、既に建築業界から身を引いています。 質問文を拝読して感じたのは、質問者さまにとっては、得られる「金」が問題なのですね。 そういう感覚を持っている建築士で、実際に「金」を手にする建築士はあまりいない、というのが本当のところではないでしょうか。 建築士・・・質問者さまが目指しておられる意匠であれば、なおさらのこと「芸術家」としての精神があるはずです。 構造や設備の人達と比べて意匠の人間は芸術家肌の人が多いです。 そして、いえることは「金、金」と言って、金銭に囚われている意匠の人間は、この業界では売れないですね。 有名になった以降になって、「金、金」と言っている人はいますが、そういう人も最初から「金、金」ではなかったはずです。 意匠を目指す人で、最初から安定収入を求めている人が、まず少ないと思うのですが・・・? 一方、医師を目指す人も「金、金」と思って目指したのでしょうか? こちらは、若干、「金」目的でこの道を目指した人もいるように思えます。 私の親戚の血筋の特徴で、芸術系の人と医者が多いのです。 親戚の医師たちは、子供っぽい考えから、「人のためになる仕事」をしたくて医師を目指しましたが、その後、医師になった親戚たちから聞いた話では、医師の中には「金と女を自由にできるから」との目的で必死に勉強したという人もいると聞きます。 結局のところ、質問者さまが、仕事をするにあたり何を優先するか、だと思います。 どんな仕事に就こうとも、お金に困る局面はあると思います。 私の夫はゼネコン勤務でしたが、バブル崩壊後は、毎年じわじわと、減給、減給で、お給料が大変な事になりました。 こういうとき、妻としては、がんばりどころです。 質問者さまは、身近な人を幸せにできない仕事と言われますが、建築の仕事の意味を理解してくれる奥様をむかえられたら、きっと大変な時には奥さまが手助けしてくれるはずです。 仕事の意味を理解できない女性なら、パートナーにするべきではありません。それだけの話です。 このことは、医師の妻にも言えることではないでしょうか。 私の親戚の医師の知人の医師は、設備投資して開業したけれど上手くいかず、借金だらけの生活をしています。 それでも、医師という仕事の意味を理解している奥様なら、必死で御主人を手助けなさるのではないでしょうか。 どんな仕事に就いても、お金に困る局面はあるかもしれないので、「この仕事に就くと絶対に安泰」という職はないと思います。 ちなみに、私は文系出身なので、自分の大学に研究室があろうとなかろうと、それと関係しない勉強方法をとっていました。 研究室がなくなるから建築士になれないとの発想が、そもそも私自身が持ち合わせてはいません。 建築士の仕事は新築だけではないし、また、新築ではない仕事が新築より劣るとも言えず、技量とセンスが必要です。 このあたりは、実務で成功なさっている先輩方に話を聞いてみられたらいかがでしょうか。 長々と書きましたが、もし失礼な表現がありましたら、お許し下さい。 文系出身で、もがきながら建築業界に入った私が、国立大の建築学科出身の夫と暮らしてみて感じたことを、率直に書いてみました。 後は、ご自身で、よくお考えになってみてください。 ご参考になれば、幸いです。
- potatorooms
- ベストアンサー率28% (3506/12498)
> ・医者を目指したほうが客観的にみて将来幸せな生活を送れると思いますか?? これじゃダメ。医者になった方が・・・でないと。 目指しただけでは、意味がないです。 それとね、その時代の花形職業を目指して、その人が30代になったときも、その職種が社会を牽引していたなんてことは、資本主義経済の世界では起こりません。 20年前の歯学部の状況と今の歯科医師をまずは調べてみてください。そして、今、国が医師養成で何をしようとしているかを、合わせて考えてみて、ご自身で判断をされることです。 人口が減る、高齢化が進む。その中で、最初に立ち直る職種が何か、それを当てないと。
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お礼
回答ありがとうございます。 実例を挙げての説明で、とてもわかりやすかったです。 説明不足で少し誤解されているところもあるのですが、確かに逃げと思われても仕方ないですね。 文章力もまだ乏しいので見苦しいかもしれませんが、努力していきますのでお許しください。 基本的に、給料いいから医者行くとかゼネコン行くとか、そういう問題ではありません。 まず、大人数分の一になるゼネコンは考えていません。 僕は、しっかり勉強して技術とセンスを磨いて働いて、その結果、自分の設計した建物に暮らす人を幸せにできたらなと思っています。 今の世界、人が住んでいるところには必ず建築があります。その建築は時に人の行動を制御し、人に安らぎを与え、思い出の背景として人の心に残ります。人生の中の大きな思い出…結婚式や出産や文化祭やプロポーズした場所の背景には、建築があることが多いと思います。 そういった、誰かの一番の思い出になる場所を作る、人間味のある建築家になりたいと思っています。 (もちろん独立が前提です) そして、僕は阪神大震災の被災者ですが、デザインだけでなく、地震などの天災から人を守ることのできる建物でないといけないとも思っています。 ゼネコンなどの大組織に属するのも手だとは思いますが、分担するからこそ見えなくなるようなものがある気がして、できれば少人数の事務所が希望です。 そして、医者のほうですが、子供の頃からの夢でした。小学生のころ母親が甲状腺がんになって、母親を失うかもしれない恐怖の中から救ってくれた医師がいました。けっして奢ることなく、ときおり包み込むような笑顔を見せるその医師は、あこがれの的になりました。しかし、中学生の時、今度は祖母が関節の難病を発症しました。当時医者を目指して学区トップ高校を目指していた僕に、「将来お医者さんになったらなおしてね」と微笑んでいた顔は一生忘れられません。 トップ高校には入学できましたが、大学受験のときは思春期でした(笑) 好きだった子が目指していたから建築に興味を持ち、色んな本を見るうちにその魅力に魅かれ、建築学科に入りました。 とっても不純な動機で、この時が一番安易な考えをしていたと思います(笑) そして今、コンペ提出や課題提出のためにしょっちゅう徹夜するのですが、夜中に救急車の音を聞くたびに思うことがあります。 「自分がアイデアをひねって徹夜してる間、徹夜する医者は何人の患者を救うのだろう」 「いちいちオーダーメイドの建築を作るより、セ○スイハウスのような設計施工の早い家で幸せになれる人が多いとしたら、今この徹夜は自分の名を売りたいだけの、自我でしかないのか」 「将来もそうなのか」 そう思うと、つらくなります。 建築家が医者より低賃金なのにはわけがあると思います。 今、医者よりは求められていないからです。 だから、・将来設計事務所で安定な収入を得るには、今どうしたらいいでしょうか?? というのは、今この時代に求められる建築家になるにはどうしたらいいかというニュアンスです。 ・医者を目指したほうが客観的にみて将来幸せな生活を送れると思いますか?? というのは、指摘の通り単純にカネの話です。独立してもし不安定な収入になった時のことを、建築を目指した先輩方はどう考えておられるのか聞きたくて、質問させていただきました。 すいません、”あまりに絶望的”なのは、就職が全然思うようにいっていない現状を見た個人的な心境です。 他の同期たちは、ゼネコンに逃げればいいという意見が大半で、僕と同じような”あまりに絶望的”な意見を持っていた子は、学科をやめて編入し、今証券マンを目指しています。 うまく説明できてないかもしれませんが、思いのすべてを書かせていただきました。