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里見女流三冠の奨励会・女流二重在籍について

将棋の里見女流三冠が奨励会に挑戦しています。 奨励会に編入された場合でも、女流棋戦はそのまま継続するとのこと。 http://www.shogi.or.jp/topics/2011/04/post-405.html ところで、確か女流と奨励会の二重在籍は禁止だったと思うのですが、 このルールを適用するならば、里見さんは奨励会に入りたければ 女流の方を休会する必要があるはず。 このルールは撤廃されたのでしょうか? それとも里見さんには特例が適用されたのでしょうか?

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  • sanori
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回答No.1

こんにちは。 >>>このルールは撤廃されたのでしょうか? >>>それとも里見さんには特例が適用されたのでしょうか? どちらも正しい、というか、正しくなると思います。 女流棋士と棋士の制度は、少しずつ変わってきています。 ・女流棋士を一時休会して奨励会 … 甲斐さん、香川さん ・奨励会を2級以上でやめれば女流棋士 … 岩根さん ・研修会でC1になれば、女流3級で仮の女流棋士 … 室谷さん ・女流棋士でもタイトル経験者または女流四段以上は連盟の正会員(LPSAは除く) 岩根さんのケースは、岩根さんのために作られた制度だと思います。 今回の里見さんのケースは、里見さんや里見さんと肩を並べる実力者のために執られた措置なのでしょう。 また、里見さん自身の「どこまでやれるか挑戦したい」という強い意向があったのは、昨年度に一時、9割ぐらい(かな?)の勝率を挙げ、もう目指すべき目標が上になくなってしまったと感じたからなのでしょう。 女流棋士になる道としては、研修会でC1になると女流3級になるという制度か、上記の岩根さんのケースのどちらかということになっています。 すると、研修会員よりレベルの高い奨励会に在籍する女性は、すべて女流3級かそれ以上になれるとするのが自然な流れということになるでしょう。 囲碁は、将棋ほどではありませんが、男女間の実力差はあります。 囲碁の女性棋士は、通常の棋戦のほかに女性限定の棋戦にも参加できるようになっているのは、男女をまったく同等に扱うのでは、女性の棋士の活躍も見れなければつまらないという理由によるものでしょう。 将棋もそうなってもいいのかもしれませんが、男女間の力の差は将棋の方が圧倒的に開いていますので、棋士の棋戦ではなく奨励会の例会との掛け持ちを(再び)許すというのは、自然な考え方なのかもしれません。 オリンピックの競技と同じですね。 ましてや、女性の第一人者が女流棋戦に参加しないとなると、女流のタイトルも形骸化してしまいます。 ここ1~2年で、加藤桃子さん、伊藤紗恵さん、中七海さんが女流のタイトル戦に出てくるような嬉しい事態になるのではないかと、個人的に予想しています。 たぶん私のようなファンが多数いることを見越して、今回のような措置を執り、そしてマイナビ女子オープンではチャレンジマッチを行い、さらには女流王座戦では大幅に門戸を広げた予選をやっているのだと思います。 長くなりましたが、特例ではあるが、これから間もなくルール変更がアナウンスされ、特例が特例ではなくなる、ということだと思います。

anglu-28
質問者

お礼

・ルール変更の手当てはなされていない ・いくつかの前例からみて、近々手当てがなされると考えられる ということですね。たいへんご丁寧な説明、ありがとうございました。 甲斐さんと岩根さんの背景の違いも存じませんでしたが、たいへん よく理解できました。

その他の回答 (1)

  • trchn2007
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回答No.2

おそらく特例を適用する方向でしょう。会長が相当ゴリ押ししたいようですし。 公益社団法人として如何なものかと思いますが。

anglu-28
質問者

お礼

なるほど、会長さん、結構ユニークな方のようですからねえ… 手当てはまだということですね。ありがとうございました。