貴方の気持ちが良く分かる者です、何故なら、長い間その辛い気持ちで生きた経験が在ります。生き難い想いで過ごした経験です。
辛い気持ちの時に『アドバイスをされても』聞く耳は持たない(自分の経験から)と感じます。が、私の書いた事を、理解すると云う事ではなくて、只読み飛ばして置いて下さい、分かる時が来たら、多分ぴたりと分かると思うからです。そうして分かった時『不安から解放されている自分』と向き合っていると思うからです。
私の書いている事は『只の理窟でしか在りません。』不安の解消は、頭の中で理解しても無理がありますが、頭で分かる事によって、行動も変えてゆく事が出来ると思い書いてみます。
不安の正体は『自分の心と向き合う事』から生じています。不安が無い状態とは、『自分が自分を忘れている時です。』この状態とは、自分が何かに夢中になって『我を忘れて打ち込んでいる時です。』
言葉を替えるなら『自分が、自分の心の調子がおかしいと云う事を忘れている時です。』
前回での回答で答えましたが、人間には二つの意識が存在すると言いました。一つは顕在意識である、自我意識です。この意識は湧き上がる為の情報を、もう一つの意識から送られて、その送られた、言葉に拠らない情報を、解読して、言葉に翻訳して『感情として感じています』
この送られた情報を『漠然とした、何処から来るのか分からないもの』として不気味で不安なものと感じています。この信号(情報)は、人間が生きてゆくための必要な事柄です。この事を理解出来た時が『完治』と云う事になります。
自分自身が分ったと言う意味になります。それが『悟る』と云う事になります。
今まで不安の正体が分からなかったものが、自身の中に、しかも自身の心の半分がその、情報の発信源だった事が分かると言う意味です。
もっと簡潔に言うなら、人間の行動は、意識する自分と『無意識の状態の自分』とは交替制を取りながら成り立っている事です。心を病んだ状態とは『自我意識のみを認めている状態』と云う事です。
この場合交替しようとしない『自我意識』に対して、交替要請をして来ます。この無意識からのアプローチを『漠然とした、圧迫感』として感じています。無意識の自分との協調体制が崩れた事を『心の矛盾として』自分の心は、辛く生き難く感じています。
生き難い想いは、『心の矛盾の産物です。』その圧迫は、無意識の自分が圧迫している事を意味します。この事の解消方法ですが、湧き上がる自分の感情を全て良し悪しを着けないで受取るところに在ります。
湧き上がる自身の感情を受取ろうとしない人に向かって、こういう言い方は、酷な事を承知で言っています。今は出来なくとも良いですが、時間を掛けて、自分を受け入れて下さい。
それは言葉を替えると『良い事も悪い事も全て肯定して受入れる』と云う事になります。それが出来た時『不安が安心に変わります』自分を受け入れる事が出来ない事が全ての不安の元になっています。
その意味は『無意識の自分』に交代出来なくなっていると言う意味があります。『無意識の自分に身体も心も全て任せる時』自身の心は開放されています。身体も開放されています。それは自分の心が『無』の状態となっているからです。
思わずに出来た状態になっているからです。心を健康にしたいと思わない事を意味します。心を健康にしたいと思わない時(忘れている時)本当は健康になっています。
言葉を替えると、『健康になろうとする心が、地獄を作っていると言う』ジレンマがあります。欲しがっている内は手に出来ないという矛盾が有ります。この矛盾の正体がそのまま『心の矛盾』と重なっています。
森田療法を学ぶ事が良いと思います。それは自分の心を学ぶと言う意味です。自分の不安や安心は、他人では解決できない問題と思います。自分が「YES」と云う時が完治する時だからです。
お礼
ありがとうございます。なんだか難しいけど、なんとなくわかりました。私は本当の自分が嫌いです。今までは本当の自分を取り繕いながら生きてこれたつもりですが、それができなくなりました。自分自身に無理がきかなくなりました。 森田療法ですか。調べてみます。ありがとうございました。