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鉄道の直通運転中止のメリットとデメリット

鉄道の直通運転(同じ会社の路線ごとの直通運転を含む)中止(系統分離)についての質問なのですが、メリットとデメリットとは何でしょうか? メリット:他の路線に影響を与えない。運行距離を少なくすることによって折り返しで回復しやすくする。 行き先がある程度同じになるのでダイヤが乱れていても案内がわかりやすい(しやすい)。 デメリット:利用者が直通運転中止駅で乗り換えとなり混雑+時間がかかる。折り返し駅で列車混雑が発生し運転時間が多くなる+本数が少なくなる。 と考えたのですが、どうでしょうか?? 会社の方針にもよるのでしょうが、今日の埼京線車両に人接触によるおくれでは事故発生からの通勤時間帯ではWEBサイト上の情報では直通運転は中止せず、10時過ぎより直通運転中止となっていました。遅れていてもこれは輸送力の確保を重視して、落ち着いてきてから運転整理ということなのか、それとも運転本数が一番多くなる時間で直通運転中止は折り返し駅での列車混雑によるおくれのさらなるおくれ拡大が見込まれたからなのでしょうか? 回答お願いします。

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回答No.3

こんにちは。 鉄道会社で電車運転士をしております。 まず、ダイヤ乱れ時の運転整理について、ダイヤを乱す要因がその都度違うように、対処もその都度違うモノ。 一概に「こういうモノ」と言い切れるものではありません。 それを前提に回答いたします。 ダイヤ乱れ時の司令所は、それこそ戦場。大変な事態になります。 駅や列車の乗務員など旅客の最前線にいる係員は、速やかな指示が無ければ案内が出来ませんし、旅客を誘導する事もできません。対策と方針、指示を一刻も早くしなければなりません。 JRを含む首都圏の殆どの鉄道は、コンピューターを使って制御しています。信号所や列車順番変更の内容をコンピューターを打ち込まなければなりません。一気に膨大な作業量に追われます。 例えるならば、絡まった膨大な量の紐を解くような作業。 その中で、“○○でなければならない”といった条件は、邪魔になるのはご理解いただけると思います。 相互直通運転するには、相手側の車両基準を満たした車両でなければなりません。 例のJR埼京線⇔りんかい線の場合は制限はありませんが、地下鉄⇔私鉄の直通の場合は乗り入れに使う車両が決まっていて、取りあえず適当にある車両でとはいきません。 また、乗務員は自社の線路しか運転できません。(乗務員は、自社車両とセットなのではなく自社線路とセット)境界駅で乗務員は交代します。乗り入れるにも境界駅で後任が居ない事態もあります。 >他の路線に影響を与えない これも理由の一つなのですが、他にも、 「使用車両の制限」という阻害要因を無くすために、直通運転の取りやめを行っています。 例えば、京急の「快特泉岳寺行き」がダイヤ乱れ時に品川止まりになるのも、品川止まりにすれば折り返しで正規のダイヤに乗せられる他、品川までしか入れず本来ならば使用できない車種(2000形)を充当する事も出来ます。使用できる車種の幅が広がるからになります。 デメリットは、運行区間が長くなり終息まで時間が掛かってしまう為となります。 上記のメリットの表裏一体の理由になります。 今回の、 >遅れていてもこれは輸送力の確保を重視して、落ち着いてきてから運転整理ということなのか、それとも運転本数が一番多くなる時間で直通運転中止は折り返し駅での列車混雑によるおくれのさらなるおくれ拡大が見込まれたからなのでしょうか? ・・・につきまして、 遅延回復。 時間帯から翌日に備えて車両を取り込まなければならない段階。JR埼京線の車庫が川越近郊で早々に取り込まないと翌日に影響が出てしまう。 直通区間を含めた全線(JR川越~りんかい新木場)の列車在線(列車の居る場所)が偏っていた。 これらが理由として考えられます。

noname#204378
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 状況によって中止する意味合いも異なるということでしょうか。 私はあまり地下鉄などを利用するところにいないものですので、使用車両の制限を解消というものを考えていませんでした。川越~埼京~りんかいはとりあえずどの車両でも行けるのでは??なんて思っていましたので。 あと、言葉が足らず申し訳ございません。午前10時ころと表記すべきでした。

その他の回答 (3)

回答No.4

こんにちは、No.3です。 午前10時頃ですか、 在線が偏っていたのと、早期ダイヤ回復の為ですね。 以前はりんかい線車両に6両組成があり、埼京線には入らなかったのですが、現在は10両編成になったので相互直通の制約はありません。 相互乗り入れの一般論をお求めだと思い回答したのですが、埼京線の件で良かったのですね。 失礼しました。

noname#204378
質問者

お礼

お手数おかけして申し訳ありません。 再度の回答ありがとうございます。

  • rw-f
  • ベストアンサー率47% (78/164)
回答No.2

デメリットですが、混雑集中もありますが、そもそも直通をやめて折り返すわけですから、 ・折り返し時間分のロスがあり、そのぶん余計に車両が必要となる ・朝ラッシュに合わせて車両を用意しているので、朝はこれ以上運用本数を増やせない ・ホームも折り返しを想定していないところが多いので、折り返し電車がホームに入れず  待たされるケースもある。 ・結果として運転本数を少なくしなければならなくなる と言った感じの方が、影響が大きいと思います。 埼京線、りんかい線の直通は、それぞれの末端での直通運転なので、遅れが出たまま直通運転 を続行してもこれ以上ダイヤの乱れが拡大しないことも一つの要因かもしれません。

noname#204378
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 直通先が末端同士という考えは持っていませんでした。 参考になります。

回答No.1

概ねそのように考えて良いでしょう。 ただし駅設備の関係で直通中止出来ないところもあります。(東京メトロ半蔵門線・東急田園都市線など) 埼京線の例の場合はこのときがどのような事情かはわかりかねるので一般論ですが乗り入れ中の車両については直通運転して所属線に返し新たな乗り入れは中止する場合もあります。

noname#204378
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 直通運転中止出来ないところもあるのですね。 所属線に返すという考えは持っていませんでした。 参考にいたします。

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