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公益法人の内部留保について
公益法人の内部留保がよくないことだと聞いたことがありますが、理由がよくわかりません。教えて頂きたいです
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公益法人制度が新しくなってから数年が経過し、旧公益法人も数年内に新制度に移行することでしょうから、新制度にのっとって書きます。 新公益法人制度では、公益法人は、公益目的のために入ってきたお金を、原則として1年間の公益目的事業費分までしかため込むことができません。(遊休財産規制) また、新公益法人制度では、公益法人に入ってくるお金は、原則として公益目的のために拠出されたものとみなされることとなってますので、実質上、内部留保に規制がかかることとなっております。 要は、 ・公益のために入ってきたお金は、公益のために使え。 ・必要以上にカネを集めるな。 ・カネが余ったら、より多くの公益事業を行え。 といった感じです。 新制度では、「内部留保がよくない」というより、むしろ「内部留保がしにくい」というものになっております。
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- uams
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どこからの収益を留保しているのかにもよりますが、たいていは管轄省庁または上位団体からの補助金として毎年予算化されたお金(=税金)が流れ着いたものです。 税金を管轄省庁から遠く離れた公益法人が溜め込んでいるのがよろしくない、という理由だと思います。自前の事業で稼いだお金であれば誰からも文句を言われる筋合いはないのですが、やはり国民の血税となるとそうはいかないです。
お礼
とても参考になりました。勉強させていただきます。頂いた回答から、また質問なのですが、(1)税金である内部留保を溜め込んでいるのが批判されるのは、税金だから放置しておかないでもっと他のことに活用すべきである!ということで批判されているのでしょうか。税金を持っているだけで批判される理由がまだよく理解できずにおります。 (2)なぜ公益法人(普通の会社でもそうかもしれませんが)は内部留保を溜め込む傾向があるのでしょうか。何かあった時の貯金みたいなものなのでしょうか。 いろいろお伺いして申し訳ありません。
お礼
ありがとうございます。大変参考になりました。