同僚の悪口を言うのはいけないことですか?
最近、転職しました。
入ってみての空気やら、親しくなり始めた一部の同僚との会話から、私が入った部署全体には何やら重苦しい空気が充満していて、みんな本当は特定の同僚が支配的なことに対して不満がありそうなのです。でも、最も仕事をよく分かっていて職場もその人を抜きには廻らないし、上司もその人を最も当てにしているので、誰もそれを口にしません。
片や私は、その難しい同僚(私にとっては先輩)にはとてもよくしてもらっているのですが、自分と同時期に入った同僚の仕事ぶりに対して、正直疑問を感じます。その同僚の仕事の姿勢を疑ってしまいますし、そのうち繁忙期に入ったらどこまで一緒に頑張って仕事を支えていってくれるのか、よく分かりません。
「友達や同僚の悪口を言うのはよくない」と言われます。それも分かるのですが・・・。以前の職場では私はそれをかなり意識して、例えば同期同士の私的な飲み会で先輩の悪口が始まっても、極力乗らないように気をつけていました。少なくとも自分からは言わなかったです。
でも私がその先輩を悪く思っていなかったかと言えばそんなことはなく、単に本音を隠していただけです。そういうことをやっていて、結局同期や同僚に対しても「汚い自分は見せまい」とする、表面的な関係の距離のまま終わってしまったように思います。
転職を機に、もう少し心を許して本音で同僚と付き合いたいのです。私的な時間では、好きなものは好き、キライなものはキライと言いたい。
そんな気持ちから、上に書いたようにある同僚に対して私が疑問を持っていることを、今日仲のいい同僚に話してみました。
今の職場は上記の通り、みんながひっそりと息を詰めて奥歯にものが挟まったような言い方をする空気に支配されています。「悪口を言うのはよくない」という通念、「誰かに聞かれたら仕返しされるかも」「その人抜きでは仕事が廻らない」など、いろいろな重圧で私が発した不満に対しても、例えば「そうそう、そうだね」などと軽く乗ってくる雰囲気にはならず、かえって重苦しい間が空いてしまった感じでした。
結局、同僚や友人の悪口って、コミュニケーションを図ったりお互いが本当のところは何を考えているかをより知り合うためには、言ってもしょうがないものなのでしょうか?