別にマニアックな質問ではないですが、もう少し化学を勉強しましょう。
高温状態で酸化するのはどんな油でも共通で、酸化しやすいか酸化しにくいが違うのみです。
酸素が無い状態で加温すれば別ですが…
椿油が酸化しにくいのは成分にオレイン酸(ω-9脂肪酸)が含まれているからで、しそ油はα-リノレン酸(ω-3脂肪酸)が多いからです。
これらの不飽和脂肪酸は二重結合が多いほど酸化しやすく、オレイン酸は二重結合が一つしかありませんがα-リノレン酸は二重結合が三つあるため酸化しやすいです。
っで、質問の混ぜればって話ですが、混ぜたところでα-リノレン酸が酸化しやすいことに変わりはなく、そこにオレイン酸があるからと言って酸化防止にはなりません。
混ざっている状態でもオレイン酸は酸化しにくく、α-リノレン酸は酸化しやすいです。
しそ油は50%程度がα-リノレン酸ですので、酸化がそこまで気になるようでしたら加熱料理の際は使用しない方が良いかも知れませんね。
まぁキャノーラ油ってやつは酸化に強いと言われますが、オレイン酸が60%程度で、10%程度はα-リノレン酸が入ってるんですよね。それでもキャノーラ油は酸化に強いと言われてるんで、その程度の解釈で良いと思います(よくわからんか)。
酸化した油をちょっと取ったからダメってわけではないので、余り気にしすぎるのも良くないと思います。
お礼
勉強になりました。ありがとうございました。