質問の意図からして、あまり参考にならないかもしれませんが・・・
太陽光に近いと言いましても、太陽光は季節や時間によって波長は刻々と変化しています。例えば、昼間と夕方では太陽の色は違いますよね・・・?
とは言ってもそれでは不便なので、「標準の光」というのが規定されていまして、D50光源・D55光源・D65光源・A光源・C光源など、いろいろな種類があります。
D50は黒体放射の5000K(ケルビン)の温度の時の色、D55は5500K、D65は6500Kとなっています。
(ちなみにAは白熱灯、CはD65と近いが紫外線領域が弱い)
例えば、D65は真冬の午後2時頃の北の空から窓際に入ってくる光と規定されています。
で、そのような光源は実存しません。
(A光源は白熱灯なので、ありますが)
あくまでもD65などののスペクトルが規定されているだけで、それを再現するものはありません。
しかし、照明メーカーからはそれら光源のスペクトルに似せたモノは出されています。ただし、スペクトルがやや似ていて、色度が一致するというものです。
セリックというメーカーからはD55(D50?)に近似した「人工太陽灯」が出されています。また、D65に近似したD65蛍光灯などもあります。(しかしピークがあり似ていない・・・)
歴史については良く分かりませんが・・・
言えることは、太陽光に近い波長を出す光源は無く、それを近似するために、フィルターを使っているということです。
補足
Aのケルビン数を教えてください。