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東京で基準値を超えた放射性物質が検出の件

東京で基準値を超えた放射性物質が検出されたらしいですが この基準値ってのは何の基準値なんですか? 安全基準値? 乳児が数回飲んでも影響はないらしいですが 数回以上飲んだら逆に言えばダメなんですよね? 成人してる人はガブガブ飲んでも平気なんですか?

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  • hakubaku
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回答No.1

ガブガブ毎日飲んでもすぐに死んだり髪の毛が抜けたりする量ではありませんが、一般人の被曝限度を超えてしまうので好ましくありません。 報道された放射能の数値からすると、毎日1リットル一ヶ月間水道水を飲んだ場合の内部被曝量は6300ベクレルです。これはかなり大きな数値です。放射性ヨウ素3000ベクレルを摂取すると内部被曝の量は、胸部レントゲン一回分程度になります。6300ベクレルの被曝とは、毎月二回ずつレントゲン検査を受ける計算です。 この程度の汚染が長期間継続すれば大人でも問題になる被曝量です。年間の被曝量は1680マイクロシーベルトとなり、一般人の被曝限度である1000マイクロシーベルトを大きく上回ってしまいます。明らかに好ましいことではありません。 一方洗濯や洗顔、入浴などで浴びる放射線量は外部被曝になりますので、人体への影響ははるかに小さくなります。 小児幼児に飲ませるは止めましょう。大人も長期間飲むのは好ましくありません。水に触るのは心配ありません。放射能は加熱しても放射能のままです。煮沸は効果がありません。

pwmn
質問者

お礼

じゃスーパーでミネラルウォーター買占めてる人の判断は概ね正しいって事ですか… でももう売ってないでしょうし飲むしかありませんね。 ちなみに体内に入った放射性物質は水銀みたいに少量だと少しづつ排出されていくものですか?

その他の回答 (3)

  • sodenosita
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回答No.4

たぶん、東京の水道水のことだと思いますが、質問文に書いていないので念のため。 基準値は国が決めた「我が国の水道の放射能はここまで」と言う基準です。 国際基準であるIAEAの非常時の基準の10分の1程度ですから、国際基準よりも厳しく設定してあるようです。 問題となっているのは混在している131Iと呼ばれる放射性同位体。 放射能をもったヨウ素が大部分のようですね。 この131Iは人体に摂取されると、甲状腺と呼ばれる内分泌臓器に濃縮されます。 チェルノブイリ原発事故の時に、高濃度に汚染された食物を恒常的に摂取した子どもたちに甲状腺がんが増えたと言われています。 大人よりも子どもの方が細胞分裂が活発なので、恒常的に放射線にさらされるとがんになる危険が高いと言われています。 ですので、数回飲むのは構わないが、恒常的に飲むのは問題ないと言われています。 成人している人は恒常的に飲んでも、子どもほどの感受性がないので問題ありません。 放射能をもったヨウ素を防ぐための、内服ヨウ素は40歳以下にのみ勧められているくらいです。 がぶがぶ飲むのは別の意味でいかがなものかと思いますが、さほど影響はないと思います。 飛散しているセシウムも問題ですが、東京まで距離があることや飛散量が微量であることから、東京ではそこまで重要視されていないようです。 原発周囲ではこのセシウムの対応も必要になるはずです。

回答No.3

体内に入った放射性ヨウ素は二つの機序で減少していきます。 代謝によって体外に排泄されます。ヨウ素は甲状腺に取り込まれると比較的長期間そこに留まることが知られています。このため小児では放射性ヨウ素の被曝により甲状腺癌を起こしやすいのです。 放射性ヨウ素の半減期は8日ですので、8日で半分に崩壊します。崩壊するさいにβ線を出します。β線は細胞と内部の遺伝子に傷害を与えて、将来の発がんの原因となります。甲状腺癌は甲状腺に取り込まれた放射性ヨウ素が、近距離からβ線を放出して甲状腺を傷害するために起こります。

  • hakubaku
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回答No.2

安全基準値については以下の資料22ページに解説されています。 原子力施設等の防災対策について(改訂案) http://www.nsc.go.jp/senmon/shidai/bousin/bousin005/siryo4.pdf