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原発事故を治める方法とは?
- 原発事故を防ぐためには、チェルノブイリやスリーマイルの二つの事例からも分かるように、日本でも最悪の事態になる可能性があることを認識する必要があります。
- 専門家や学者たちが原発の安全性を保証するために言及している点には、硬鉄や重層構造、シーベルなどの技術が使われていることが挙げられますが、それが本当に安全と言えるのか疑問視する声もあります。
- また、火災への対策として、原発にはスプリンクラーなどの研究がされていないことが指摘されています。日本では天災が頻発する国であるため、利便や想定外といった言い訳は通用しないと考える人もいます。
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日本では有識者や小役人のように、ただ肩書きだけで座っているだけの役立たずが多いので、あまり信用しない方がいい。 すでに日本発のマイクロ原子炉がアメリカで実験中。これは全自動で稼働する原子炉全体をカプセル状に覆ったものを地中に埋めて、地上へ伸ばした電線だけで電力を取り出す。もし事故があった場合、制御システムが反応を抑えたあと、そのまま地中におきっぱなしになる。内部のウランを使い切った場合も同様、炉の解体工事がいらなくなる。 これまでもいろいろ提案はあるが、結局派閥や徒弟制のためにいいアイデアが表に出てこない。ようするに権威だけの爺はクビにして、若い連中を活躍させればいいだけのこと。
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- goodman2
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原発事故で多少参考になれば・・・
- eroero1919
- ベストアンサー率27% (3007/11113)
原発が地震に遭った時、マスコミで散々言われてますが(1)止める、(2)冷やす、(3)閉じ込める、のプロセスを経ないといけないということです。 そのうち(1)止める、に関して言えば成功しました。実は原発が想定していた地震はマグニチュード7クラスのものでした。実際には、想定の16倍ものエネルギーを持った地震に襲われましたが、停止作業や原子炉内の隔壁などが壊れたりするようなことは(今の発表される範囲の限りは)起きませんでした。 問題が、次の冷やす、という作業です。本来は電気ポンプで冷却水を回すのですが、それがまず地震で断線か何かを起こしてシャットダウンしてしまいました。こういうときに備えて、停電した場合はディーゼルエンジンでポンプを動かして冷却することになります。 しかし、このディーゼルエンジンが津波によってやられてしまいました。それでも、原発には安全装置があり、こうなった場合でも非常電池でポンプを動かすことができるのです。福島第一原発でもここまではやれたみたいです。 ただ、この非常電池は数時間(8時間だったかな?)しか持たないので、その間に何らかの方法で電源を用意するなりディーゼルエンジンを復旧させるなりで安定してポンプを動かす必要がありましたが、それに失敗してしまったのです。 忘れがちなのは、全く同じ災害に遭った福島第二原発と女川原発は大きな問題もなく冷却に成功しているということです。特に女川原発は目立った危機的状況にもならずに済んだようでした。 つまり同じ災害に遭って、問題になったところとうまく収まったところとがあったということです。 その違いがなんであったのかは、非常に重要なことですのでいずれ明らかになっていくでしょう。福島第二原発も当初は予断を許さない状況であったのですから、非常に興味深いところです。 MIT研究者によるこんな記事を見つけました。 http://news.livedoor.com/article/detail/5414245/ 私はこの記事が正しいか間違っているかを検証する知識は持ち合わせていません。 しかし、氏によれば、仮に状況が最悪の状態、つまり過熱した原子力燃料がメルトダウンを起こして圧力容器を壊していっても、最後は放射線を通さない鉛でできたコアキャッチャで受け止められて終わるということでした。もちろんそうなれば放射線がばんばん出ることになりますから後始末が大変だし近隣住民は大変な長期間戻れないかあるいは移住をせざるをえなくなるかもしれません。 しかし、そうなったとしても、我々の想像するようなキノコ雲が発生するような事態にはなりえないということでした。 政府が上記のようなものを発表できなくても、テレビに出ている「専門家」とやらがこういったことを解説することはできそうな気がします。しかし、誰もやらないのはおそらく簡単な話で、やれない、つまり知識がないのだと思います。テレビに出る原子力の専門家はあくまで原子力のことについてのみ専門で、原発の構造のことなんかまったく知らないんじゃないかと思います。 あとそれと、返す刀で質問者さんをけなしてはいけませんが、チェリノブエリじゃなくて、チェルノブイリですし、○○シーベルじゃなくて○○(マイクロ)シーベルト、です。ちゃんとしたネット記事や新聞などを読んでいれば例えキーボードの押し間違えでもそこまで間違えないと思います。特にチェルノブイリは。また原発事故と原爆はまたまったく別の次元の話です。広島がこうだったから福島もこうだという話ではありません。
お礼
ていねいなご回答ありがとうございました。 キーの押し間違いではありません、取るものも取りあえずの、居たたまれない思いから{早い話}程度の表記とご理解下さい。 世の流れ 進化は誰も止められないのかもしれません。 長期にわたりその故郷に戻れない不幸 やそのリスクは誰が追うのでしょう。 今回以上の災害が起きないとだれが言いきれるのでしょうか。 地震も津波もやりきれない大きな災いです、しかし私の浅はかな知識のもとでは、こと放射能汚染は事故だったでは済まされない 許されないと強く思うのです。 もし何時かどこかで起きた時、また あーだった、こうだったと解説するだけなのはとても寂しいことです。
- rikukoro2
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尚、想定外の津波ってのは 単に東京電力と民主党の言い訳です よく考えてください。 地震のあった場所は東北、宮城ですよ? 東北電力は問題おきていないことに気づきませんか? 今回震源に一番近い、そして直撃を食らったのは 東北電力『女川原子力発電所』です! 宮城県牡鹿郡女川町と石巻市にまたがる位置にあり震度も津波もこっちが上 しかし大きな事故はおきませんでした。 >あまりに知恵がないではないか。 その知恵が東京電力の利益になるように、、民主党の利益になるように知恵を使ったいたんでしょうねw
- rikukoro2
- ベストアンサー率21% (1316/6195)
>火災にはスプリンクラーといったような研究はされていないのでしょうか。 されてますよ? 【事故の前の問題点】 ・2年前に危険性を指摘されました。 http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110316/dst11031622470108-n1.htm ↓ 麻生総理が原発安全対策予算を盛り込む ↓ 枝野に原発安全費用は無駄とされ仕分けされる http://www.cao.go.jp/sasshin/shiwake3/details/2010-10-29.html ↓ 民主党政権が老朽化が進んでる福島原発を今年2月に福島原発の延長使用を承認 http://www.jiji.com/jc/zc?k=201102/2011020700679 【東電の不手際】 ・非常用設備だけど外に普通に置いてたので津波に流されました ・急遽代替の発動機を取り寄せたんですが、確認不足でプラグが合わず、使えませんでした ・ポンプ機の見張り番を一人に任せていましたが、彼がパトロールに行ってる間にポンプ機の 燃料が尽きてしまい、2号機の水位が0になって、最終的には爆発しました 【菅の責任】 そして菅のパフォーマンス為、東電は原子炉の対応ができなかったのもあります (1)米軍は、ホウ酸を空輸し、原子炉に注入することをを提言。 (2)しかし、東電&民主は、ホウ酸注入で原子炉の復旧が難しくなると注入を拒否し、軽水注入での冷却に固守。 http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20110320/CK2011032002000127.html (3)ところが、配管ラインの一部が損傷のため冷却水が十分に供給できず、水位があがらないことが判明。 (4)そこでやむを得ず、11日未明に政府に蒸気放出の要請を出す。 (5)ところが、管総理が視察に行くため、政府は蒸気放出をやめるよう指示。 (6)蒸気放出は、結局、菅総理の視察が終わった夜明け以降に実施。 (7)この遅れのため、原子炉外部容器内の圧力が既定値の2倍以上に高まる。 (8)蒸気放出作業は2時過ぎに実施できたが、3時半には爆発事故を起こしてしまう。 (9)東電は、1号機の運用維持をようやく破棄し、廃炉覚悟の海水とホウ酸注入を決定。 (結論)原発事故は、管のパーフォーマンスと東京電力の危機管理より利益を優先させたための人災 平成23年3月12日(土)午前2-内閣官房長官記者会見 http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg4477.htmlの 06:10~ 【記者】総理が原発を視察する地点で大気への作業は行われるのか?それとも何時に作業を? 【枝野】これは東電が技術的な点を含めて最終的な調整をする話ではありますが これを行う前にしっかりと国民の皆様に予めご報告しなければならないということを 東電のほうに要請というよりも指示を行った、・・・・ (つまり放出作業を首相視察まで待てと強く命令) だからこれは人災なんですね。もし貴方が前回の選挙民主党にいれたのなら貴方にも責任はあります。
- dspdsp
- ベストアンサー率35% (23/65)
的確な回答には自信がないんですが、ごく簡単に説明すると、 原発を止めるときは、以下が必要です。 (1)核分裂反応を止める (2)核燃料が完全に冷えるまで冷却する 今回、(1)は自動的に成功しましたが、(2)が失敗でした。 (2)を実行するため、何重もの安全機構がありましたが、それらがすべて、地震とつなみで同時に故障してしまったのです。 設計時の想定を超えるレベルの地震とつなみに遭った、というのが事実です。 「想定外なんて許されない」と言われれば、その通りです。しかし、人知を超えることがあるのも、また事実です。 それでもなお、その不完全な原子力に頼らねば、停電もやむなし、というのも、また事実です。 今回の結果を新たな知恵として、また人間が賢くなるきっかけとするしかない、と思います。 「知恵が無い」と言われればその通り。それが我々人間の限界ですので、謙虚に受け止めるべきだと思います。
お礼
拙い質問にご回答ありがとうございました。 天災も火の扱いも人類にとって大きな災いがあります。 原子の世界に私はなんらの知識も持ち合わせていませんが、事が起きた時のあまりに大きなリスクを思う時、使う事だけの研究ではいけないのではとの思いからでした。
お礼
ご回答ありがとうございます。 人間が開発してその結果起きた災いはすなわち人災だと思います。 ご説のように最低でも元通り、またはそれ以上の改善 安全に復元するこを絶対条件とするくらいでなければ、 本当の価値ではないような気がします。