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改善方法

日本では平均在職期間約2年という短期政権が戦後からずっと続いています。このような事態は日本にとってデメリットです。なので、私は改善方法として大統領制の導入を考えていたのですがこの方法の場合、憲法の改正が必要であり国民が改正しようと思うような事態になった時にはすでに手遅れになっているだろうし、改正しないといけないと思わなければ結局実現できません。そこで、別の方法を考えることにしたのですがあまり良い方法を思いつきません。なので、なにか良いアイデアがあれば教えてください。あるいは、国民が憲法を改正しないといけないと思うような理由を教えていただけると助かります。

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  • zhuwu
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回答No.5

 まず、個人的な意見から述べさせて下さい。  短期政権の最大のデメリットは、中・長期的な政策を実行できない、実行に移してもそれを持続させることができない、ということがあるかと思われます。  ただ、首相の顔は変わってはいますが、かつて55年間も同じ政党で政権を運営していたので、連合を組んだ例外的な時期はあるものの、一貫した政策がまったく行えなかったわけではありません。  また、短期政権しか運営できなかったという政治家自体の能力に問題がある場合もあります。  ただ、民主政権になってから、政治家主導とか言う耳障りはいい方針の下、その時々の大臣が好き勝手言い始めて、政権・政党として中・長期的な政策を実行できる体制であるとは言いがたい、とは感じるようになりましたが、それはまた別の議論かと思います。    回答についてですが、大統領制を導入するよりも首相権限をより強固にする、新たな権限を付与するというのがより現実的な手段かと思われます。時間が掛かる反面、細かな制度調整が出来る利点もあります。実際、十年以上前に一部で議論に上がり、テレビ討論でも取り上げられたことがあります。  そのときの結論ですが、確か、「今の政治家にそれだけの権力を与えても使いこなせないだろうし、最悪の場合暴走しかねない」とか言う意見だったように思います。どこからひねくりだしたのか、帝国時代へ逆戻りするとかいう意見もあったような気がします。個人的には、そういった意見には疑問がありますが、政治家の能力に問題があるという意見には同意できます。  政治家の質が上がり、能力に対して制度がついてこなくなった時に、もしくは政策の実行に支障がきたすようになった時に、政治家が前述の権限強化を正当性を持って国民に訴えられれば、国民の間に憲法改正への意欲が起こるでしょう。

Ortu868O
質問者

お礼

確かにそうですね。正直、首相の権力を強化したとしても首相になってほしいと思えるような政治家がいなかったら意味ないですよね。最後に詳しい回答ありがとうございました。

その他の回答 (4)

回答No.4

よいところに気が付きましたね。ただ現在の状況はもっと大きな目でみないと理解できないんです。200年前くらいの歴史からその理由を追いかけてみると良く判ります。どういうことかと言うと、時代の要求に国民が逆らっているということです。良い悪いは関係ないのです。日米開戦に至った価値観と現在の状況を招いている価値観はまったく同一です。天皇制も内閣制もまったく関係ありません。開戦前に当時の指導者は勝てないことを全員知っていました。これは歴史の事実です。しかし開戦以外に道がなかったのです。それは国民が許さないからです。現在もまったく同様です。国に何でもかんでもみんなやってくれ、といい、やれないと言えば選挙で落とします。この点についてはマスコミも学者も一緒です。破綻することははっきりしています。健保も年金も財政も経済もです。結論としては残念なのですが桁外れの命の犠牲をみないと変化できないでしょうね。

Ortu868O
質問者

お礼

たしかにそうです。ないものねだりをする国民の意識を変えないといけないですけどやっぱり日本人は国の存亡の危機に陥らないと意識を劇的に変えることはできないのかもしれませんね。

回答No.3

そもそもなのですが・・・ 確か、日本は天皇の存在がある限り大統領制は無理だったと思います。 位置的な意味で「大統領」=「天皇・国王」なので。(この理由でイギリスやタイには「大統領」がいません。) なので、大統領制にしようとすると「天皇」をどうするのか、という問題で論争になるため、改正はかなり難しいんじゃないかと思います。 そもそも、大統領制なら日本の政治が良くなる、と思いません。 短期政権のまま繰り返されると確かに政策の軸がぶれるという点では不利益ですが、悪政が長く続く訳ではないという点では利点です。 日本政治が悪いとすると、それは「制度が悪い」のではなく、もっと別の点にあると思います。 そういった点を改善する方向に目を向けていく方が、はるかに建設的な気がします。

Ortu868O
質問者

補足

皇室と大統領制的制度が共存できる新しい制度を考えれば皇室に関する問題は解決できると思いますが。 現在の制度では、たしかに悪政が長続きしないというメリットはありますが政策の軸がぶれるデメリットの方が大きいと思います。そのもっと別の点を改善されるのを待つよりは制度を変えて強制的に改善させた方が早いと思いますが。

  • simmetrix
  • ベストアンサー率6% (7/114)
回答No.2

憲法なんて改正する必要はなくて停止というかヤメレばいいですよ。 新憲法を作って天皇に裁可してもらえばいいのです。 明治維新だって武家諸法度とか公家諸法度とかには関係なく政体が変わったのだから。 おそらく将来日本国憲法が改正されるとするならば、教科書的なあんな手順ではなく、 明治維新みたいな変則的な形で改正されると思ってます。 このシナリオは226事件や戦争とかのイベントとセットになる筈なのであんまりいいシナリオではないですが。 >>日本では平均在職期間約2年という短期政権が戦後からずっと続いています。このような事態は日本にとってデメリットです。 大統領制にすると鳩山大統領が4年続くわけだけどそれでもメリット? 大統領制は自分で辞職しなければ革命か暗殺しか政権交代ができなくなります。 菅大統領は支持率が1%でも辞めないって言ってるよ。

Ortu868O
質問者

補足

鳩山のようなのが選ばれにくい選挙制度を作れば問題は解決です。

noname#134018
noname#134018
回答No.1

並べてみてみると、それほど短命政権ばかりが続いたようにも思えません。 1948以降 吉田 5年 鳩山 2年 石橋 1年 岸  3年 池田 4年 佐藤 8年 田中 2年 三木 4年 福田 2年 大平 2年弱 鈴木 2年 中曽根 5年 竹下 2年弱 バブル崩壊、旧ソ連の崩壊 宇野 短 海部 2年 宮沢 2年 55年体制の崩壊

Ortu868O
質問者

補足

先進国の中では日本ほど行政のトップの平均在職期間が短い国はヨーロッパで最悪の財政赤字を抱え、首相が売春などをしているイタリアだけです。首相の平均在職期間イタリア19カ月▽日本26カ月▽イギリス58カ月▽カナダ59カ月 このように世界的に見て異常なほど短期政権ばかり続いているということを指摘しているのであって、55年体制崩壊前と後を比べているわけではないので的外れな回答はやめてください。