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福島原発の制御棒は降りた?
福島原発のニュースで、核燃料が露出とか いろいろと報道されてますが、そもそも最初の原因は何で、 どういう経緯でこんなことになってるのでしょうか? そもそも地震で制御棒が降りきってないのでしょうか? どう推測されますか?
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ご質問内容と直接関連無いかも知れませんが参考になると思いますので、福島原発建設に携わった話を2011/3/15に聞いた要点をお知らせします。 (1) 原子力発電に関しては徹底して秘密主義になっている。 (2) 放射線の測定個所は発表されてきた場所以外に沢山あるので、東電に都合の良い数字が発表されてるらしい。 (3) 水が炉内に送り込まれないのは中の水圧が高いので送り込めないのだろう。又、大型のポンプは送る水量は多いが水圧は上げられないのでなかなか水が入っていかない。小型のポンプでは送り込む量が少ない。 (4) 報道されている原子炉の上には更に水をためたプールがあるのだがそれが報道されていないのは十分な知識を持った人が解説していないのだろう。つまり解説者の発言はそれほど信頼できるものではないと言うこと。 (5) 炉内の水圧は通常それほど高くなく5~10Kg(身近にあるコンプレッサーの圧力)だと言うことを考えるとかなり高くなっている。 (6) 核分裂では色々な物が生成されるがそれが外気に現れるのは、ウランを覆っているペレットの容器(1200度位に耐えられる)の破損があることの証。 (7) 通常壊れやすいのはタービンの部分でそのあたりから炉内の物質が漏れている可能性有り。 (8) 建設メーカー一号炉GE、二号炉はGE監修で東芝建設、三号炉東芝、四号炉日立(アメリカの秘術で建設されていて第二福島も女川も同じ。アメリカへのサポート援助は妥当) (9) 冷却ポンプの電源となる自家発電、自家発電用ジーゼルエンジンのトラブルはお粗末。 (10) 四号炉はメンテ状態でもし火災の原因が水素発生がで有ればそれは異常なこと。燃料は発熱しないようプ-ルの中に沈めて置いてあるので水素が発生しているなら大変な事。 11 各炉の上部はコンクリートパネルで覆ってあるだけなので簡単に吹っ飛ぶ。多量の爆発物ではないと思われる。 12 今後原発廃止論が起きるだろう。原子力に寄らないエネルギー開発が急務。(およその電力供給割合 原子力1、水力1、火力1) 原子力発電に掛けるお金をソーラーパネル設置に掛けるとかなり需要に応じられるはず。 13 メルトダウンの可能性?分からないけれど最悪可能性有り。 14 スリーマイルの事故は単純なオペレーションミスだった。 15 一号機は耐用年数30年を遙かに越えている。(東電の管理体制運営体制がずさんである証拠) 16 発熱量から推察すると制御棒は降りている。 URLは参考HPです。
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- jkpawapuro
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余熱程度だからまだ原子炉が壊れてないんです。 もし制御棒が入ってなければ、今頃原子炉が壊れて半径数十kmは立ち入り禁止になってます。 水がなくなっても核反応起きてないようなので、制御棒は間違いなく入ってます。 ちなみに福島は沸騰水型原子炉ですので、制御棒は下から上げて入れます。
- sailor
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そもそもの原因は自身による非常停止の際に動作するはずの、緊急用の冷却水ポンプを動作させるディーゼル発電機が動作しなかったことです。 制御棒が降りていなければ今頃チェルノブイリになってます。
補足
地震の揺れの中、制御棒を速やかに挿入するのが困難で不完全だったのでは? 完全に挿入できたのなら、核分裂は収束に向かい、炉内温度が下がるのでは? という認識でした。 日本の軽水炉の安全性は、チェルノブイリの危険性を引合にして、ことさら 強調していた印象があります。