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歯科医院の経営
父親が歯医者なのですが、不況が影響しているのか経営が厳しい状態です。他の歯医者さんも同じような状態なのでしょうか?
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かかりつけの歯科医は、「私はワーキングプアですよ…」っていつも言ってます。 ジョークの可能性もありますが、昨今の歯医者を取り巻く現状を見ればあながちウソじゃないかも…って思います。 歯のクリーニングも去年2度値上げしたし、やっぱり厳しいんでしょうね。 それでも予約は結構埋まってるので、まぁ繁盛してる方だとは思いますが、 私のかかりつけは新規開業なので、余計に大変なのかもしれません。 父や祖父の代から地元密着でやっていて、土地・建物・設備・患者が揃っていればまだ楽なのかもしれませんね。 (よっぽど下手じゃない限り、親子代々で通ってたらそうそうかかりつけを替える事もないでしょうし…)
- byr2448ron
- ベストアンサー率42% (187/441)
私は、後期高齢者の患者です。 転勤族であった頃の歯科医選びは、その土地生れの社員が推薦するコチコミで、言葉で言えば「い~ぃ、歯医者」でした。 で、結論から言えば全部ハズレ。いわゆる歯科医ジプシーになっていましたから、歯科医に通いながら歯を壊していたのです。 現在、開業歯科医の数は、約六万を超えると言われていてコンビニの店舗数より多いのですから玉石混交なのは当然でしよう。 この中から、信頼に足る先生を見つけ出すには至難の技です。 私の事例で言えば、 約二十年前、勤務地が私の生家近くになった時、親しくしていた八百屋の女将さんの歯が綺麗だったので、通っていた先生を紹介してもらったのが始まりです。 ご夫妻で開業したばかりの新進気鋭でした。 それが、今やスタッフ総数30名を超える歯科医院に成長したのです。 ここまで到達した経過は省略しますが、 少なくとも患者に対して、 ・口腔内の現状 ・治療方針と期間 ・費用概算 ・定期的メインテナンスの重要性 ・患者の遵守事項 などを説明し、 担当の衛生士 (患者毎に選任) による正しいブラッシングの実演指導を行っています。 ここで、重要なのは、スタッフの技量が優秀である事は勿論ですが、「患者が守るべき事柄」を患者に理解させている事なのです。 これは私見ですが、如何に優秀なスタッフのお世話になっても、その力量が及ぶ範囲は70%程度で、残りは患者自身の「自分の歯の健康は自分で守る」と言う強い信念だと思うのです。 偉そうな事を申し上げましたが、この先生の言動から得たものです。 先生は先生で、この地域の子供たちから虫歯を追放する、と言う活動を積極的に展開しました。当然の事として、子供たちの親からの信頼は絶大です。 老人たちだって、居酒屋でスルメを齧りながら、80-20を自慢しています。 この先生を秘かに観察しているのですが、医療従事者としての力量のみならず、企業経営者としての才覚も並ではないと思っています。 一方、倒産しかかっている歯科医の大部分は、勉強もせずに昔ながらの探針して削り、或いは簡単に抜歯してしまう、と言う医療の繰り返しです。 それでは、昨今の情報過多の患者からは見放されるでしよう。 ですから、技量も備わっていないのに、インプラントで稼ぐ。で、失敗して評判を落とすと言う悪循環。 それに、もっと重要な事があります。 現在の保険制度です。 切った、貼った、と言う技術に重点が置かれた保険制度で、「予防医療」は「ついで」のようなものでしよう。 この点が改善されない限り、多くの開業医の経営はもたないでしよう。 それなのに、不思議なのは、開業医の政治活動は未熟そのもので、旧態依然のままのようです。 歯科医師会トップの意識が改革されない限り、自然淘汰は続くのではありませんか。 なにしろ、数が多すぎるのです。 妄言多謝。
- w_i_n
- ベストアンサー率41% (182/435)
歯科医師です。 今は患者さんが多く来院している歯科医院でも明日は分かりません。 1)歯科医師数が多すぎる(参考URL) 2)歯科治療費の報酬が少なすぎる(下記URL参照) この2点に尽きます。 札幌市中央区の開業歯科医の平均年収は300万円以下となっています。 http://plaza.rakuten.co.jp/higashitani/diary/200902020000/