いいえ、全然そんな義務はありません。
紹介者、被紹介者のいずれか、あるいは両方から手数料のようなものをもらって
いたら話はややこしくなって裁判ということになるかもしれませんが
一切報酬なしで請手や注文者を紹介した場合、当事者同士の
金銭トラブルにはあなたは一切関係がありません。
両者ともにあなたと契約したわけではありません、
あくまで注文者と請手で契約されたものです。(それが口頭であっても契約は契約です)
そこにあなたの存在はありません。
したがって、「おれにはかんけーねぇ!」で済ますことができます。
どんな裁判やろうが、あなたに賠償や被害が及ぶことはありません。
しかし、人と人とのつながりもあり、仕事のつながりもあるでしょうから
「そんなのカンケーねぇ!」とは人情的にいえないでしょう。
ですので、
口を利いてやるくらいはすべきでしょう。職人を使ったほうに「払ってやってくれよ」
と催促してあげるくらいはやってあげるべきだと思います。
私も掛売りの商売をしておりますが、お客さんの紹介で別のお客さんの仕事を請け負うこと
があります。
その時は前もって、どこが支払い元なのか確認します。
また万が一払ってもらえなかった時は紹介してくれたお客さんに払ってもらう、ということを
約束した上で着手します。
そのくらいの慎重さが欲しいところですね。
それを怠った元請さんですからそれは元請さんと知り合いのかたとの間で
解決してもらうしかありません。
「口ぞえはするけど、払うことはできない」でいいのではないでしょうか。
またそれが常識であり、あなたに払ってくれというのはその元請さんも
常識がなさ過ぎます。
元請さんの集金管理能力のなさをあなたがカバーしてあげることはありません。