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胡坐で眠ってしまったら足が痛くなる理由とは?
- 胡坐の姿勢で眠ってしまった結果、足が痛くなることがあります。これは、胡坐のまま一定の姿勢を保つことで足の血行が悪くなり、筋肉が固まってしまうことが原因です。
- 胡坐のまま眠っていると、足の筋肉が収縮し、血流が滞ります。そのため、足が固まってしまい、動かすことができなくなるのです。
- また、胡坐のまま長時間座っていると、足の筋肉に負荷がかかります。そのため、筋肉が疲れて痛みが生じることもあります。筋肉の痛みを和らげるためには、少しずつ足を伸ばしてほぐすことが効果的です。
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こんにちは。 早めに目覚めてよかったですね。 胡座のまま動かずに長時間いると、下半身の血行が阻害され、血流が少なくなります。 ヘタをすれば血液(白血球)が固まり、血栓ができ、足を伸ばしたときに血栓が流され、 心臓で血管を塞げば心筋梗塞、脳で血管を塞げば脳梗塞を起こしていたかもしれません。 白血球は血流のない場所では、お互いくっ付き固まる性質が有ります。 そのため傷口に滲みでた血液は固まり傷口を塞いでくれます。 これは失血死を防ぐためにとてもありがたい仕組みなのですが、 時に血管内で血栓を作るという弊害も起こします。 いわゆる、エコノミークラス症候群の症状です。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9D%99%E8%84%88%E8%A1%80%E6%A0%93%E5%A1%9E%E6%A0%93%E7%97%87 痛み、痺れの原因は下肢の血行不良による酸欠と、 疲労物質(エネルギー消費による老廃物)の蓄積(高濃度化)が原因です。 筋肉内の酸欠や疲労物質の蓄積が起こると、筋肉細胞は痛み物質を生産します。 これが運動後の筋肉痛の原因物質です。 この痛み物質が三叉神経(血管に付帯する神経)に感知され、 脳に「痛み、痺れ」として伝達されます。 そうすると、過去の経験・記憶により、その痛い部分をマッサージしたり、 筋肉を動かしたりして血流を良くします。 つまり、筋肉の疲労蓄積や酸欠 - 痛み物質の生産 - 脳が痛みを認識 - マッサージや運動による血行改善が行われます。 痛み物質は邪魔者ではなく、脳に異常発生を知らせる警報ブザーのような役割をしています。 睡眠中の寝返りも、ずーっと同じ姿勢で寝ていると部分的な血行不良を起こし、 こうした軽い痛みや痺れが発生し、脳に伝わり、寝返りによって血行改善を促しているのです。 ちなみに、プロのマラソンランナー(高橋尚子さんなど)は、 毎日100Km程度を走っているのですが、まったく筋肉痛を起こしません。 (故障していない時) これは、トレーニングにより筋肉内に十分太い動脈、静脈を持っているため、 酸欠を起こしたり、疲労物質の蓄積が起こらないためなんです。 強い心臓と、太い血管が有れば、毎日100kmを走っても筋肉は疲れないんですね。 いゃー、人間の体って、本当によく出来ていますよね。
お礼
回答ありがとうございます。 リンク先も拝見してきました。 「静脈血栓塞栓症~略~長時間にわたって同じ姿勢を取らない」とかそのものですね。本当に早めに目覚めてよかったです。 とってもわかりやすい解説が、最後の一言で何故か脳内で「水野晴郎」声で再生されてしまいました^^; (お若い方だったらわからないかも。ごめんなさい)