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光の道
ソフトバンクで散々CMやってた光の道って、結局なんだったのでしょうか?
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ソフトバンクが推進した、光の道は、今までの電話線(銅線)を全部撤去して、光ファイバー100%にすれば、銅線のメンテナンス費用はいらなくなるし、いろいろいいことづくめでしょ?っていう話でした。 でも、ソフトバンクがこの案を強硬に主張してきたのは、ドコモやauに比べて設備が貧弱で、つながりにくいという評判を打開するため、つまりソフトバンクに大変大きなメリットがあるからだといえます。 ソフトバンクが今やっていることの一つに「フェムトセル」というものがあります。これは、携帯の電波で通信する代わりに、自宅に光ファイバー等がつながっている人は、無線LANみたくその光ファイバー経由でインターネットに接続することによって、携帯がつながりにくいという弱点を解消(だって携帯の電波使わないし)しようというものです。 これと光の道を組み合わせれば、ソフトバンクは自分たちの設備投資がおろそかだったことを棚上げにしてしまえると考えているのだと思われます。 逆にこれで大変な迷惑をかけられるのは、その光ファイバーを引いたNTTやプロバイダなどです。 だって、ソフトバンクの携帯の通信をカバーさせられるうえ、1円も収入が増えないんですから。 ということで、フェムトセルの話は、今結構な騒ぎになっています。 一方で、光ファイバーを普及させること自体はいいことのように思えますが、その建設費の試算(ソフトバンク側は、銅線のメンテナンスが不要になったことで浮いた分を回せばいいと考えているようです)がイマイチ説得力にかけ、ソフトバンクの孫正義氏と対談した経済学者の池田信夫氏によると、そのリスクは誰が負うのかを孫氏に質問しても答えなかったとのことでした。 これで建設費の方が高くついたら、だれが負担するんですかね?また国民にツケを回すだけじゃないですかね? ってことで、さすがに味方が誰もいなくなって、ソフトバンクは白旗を上げざるをえなくなったようです。 ちなみに、そもそも銅線と光ファイバーが二重投資になってしまったのも、そもそもはソフトバンク(yahooBB)のせいだ、という指摘もあります。 ちょっと今回は孫氏もやり過ぎたかな、という感じです。個人的には味方したいとこなんですが。
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FTTHの事です。 家庭の電話回線を全て光回線に置き換えることで、安いインターネット環境が提供できるという話です。 NTTを始めとする各ネットワーク提供会社が、自分達が儲からなくなるので、 必死になって抵抗して居る物です。 実現すれば、光を使ったネット接続が、今の半分以下の月額で使える様になるんですけどね。 値下がりされては困ると言う人達が居るんですよね~