通常、過去問でしたら設問要求や資料文があれば問題文に併記されますので、その学校では、「発展途上国の支援に関して、賛成の立場で述べなさい」などの要求もされず、資料も提供されない状態で試験が行われる、と考えていいと思います。
つまり、自分の持っている知識だけで、内容も方向性も決めなくてはならない、ということです。
次に、小論文の勉強方法ですが、これは実際に書いてみるしかありません。
小論文は「書けそう」だと思っても書けない人が多いのでは、と思います。
minto777さんは、資料もなしで、このタイトルで小論文が実際に書けたのでしょうか。
ちなみに私なら、字数も少ないし発展途上国に具体的にどのような支援がなされているのか知りませんので、発展途上国と先進国(こちらは日本を例にすればある程度は具体的に書けますので)を比較した後、どのような支援が有効だと思うか(物的支援だけではなく技術提供などの人的支援など)という結論でまとめると思いますが、こうなると、別の方が指摘されておられた、どこかの文献を踏まえた「必要性」についての考察とは、全く違う内容の文章になると思います。
実際には設問要求を設定されていないのですから、どちらの文章も理論だった構成であれば可、ということになります。
このように、テーマを見て瞬時に(試験の時間は決まっていますよね)その趣旨にそったテーマ(文章の骨子)を決め、段落構成のどこにボリュームをつけるかを決め、自分の知識を正確に動員して文章を作成するためには、やはり書いてみなければなりません。
書いたものは、高校(あるいは予備校)の国語の先生に見ていただければよいと思います。
お忙しい中見ていただくのですから、やはりきちんと書いたものを見ていただくことが大切だと思います。
また、テーマには共通点があるかもしれません。(新聞の一面に取り上げられるようなもの、国際政治関連のこと、主に発展途上国関連のもの、国連についてのもの等が出題されることが多い、など)
そのような傾向があるのなら、普段から新聞などでその方面の知識を仕入れておくことも必要だと思います。
ちなみに小論文の試験で、論文の主旨が試験官の好みに合わない(発展途上国に支援は必要ない、という内容だったら不合格、など)ということはありません。
文章の構成、論理の整合性などが採点基準になりますので、設問要求などは気になさらなくてもよいと思います。
お礼
ありがとうございます。