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インパクトの瞬間の腕の絞り
1000gのバットで毎日1時間ほど素振りをしています。 最近、フォームを変えたのですが、インパクトからフォローまでの腕の絞りが強くなったような気がします。 それと、素振りのときに両手にロジンをつけて素振りをするようになりました。 そのせいかマメがすぐに潰れてしまいました。 マメがすぐに潰れたのは絞りが強くなったのに加えてロジンをつけて素振りしたのが原因だと思うのですが、腕の絞りが強いのはいいことなのでしょうか?
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- ゆのじ(@u-jk49)
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インパクト時に手首を絞るというのは半世紀前には鉄則でした。しかし、今日的には、殆ど、否定されている理論と思われます。 特に、フォローに向けて絞ろうと意識すれば、一番大切な、インパクトまでのバット軌道そのものが変化する可能性がありますから、芯に当てることが困難になる筈です。 右打者の場合、右掌で空手の「掌底」を突き出し、その突き出した位置に手首を固定し、リストの力で自然に絞られる感じで、手首を支点にバットを回転させることで、ヘッドスピードは最速になります。そのようなバット操作によって、ヘッドをどれだけ遅らせるか(ヘッドの初動が掌の突き出し待てるか、どれだけ我慢していられるか)がポイントなのです。フォローへの移行は、突き出した位置に手首を止めておくつもりていて、バットの重み(勢い)で自然に背後に回るに任せます。左肘はやや曲がりますが、右肘は殆ど曲げません。突き出し動作に集中すれば(強調すれば)、自然にそうなる筈です。 また、ロージンを素振りで使うというのも、どうなのでしょうか。マメを造って掌を固くするのは理論的には反発力を高めますから正解ですが、素振りによって握力も強化されていると考えれば、ロージン使用は、筋力向上に不利益でしょうね。 最後に、かつてのマスコットバットは、高校野球でさえ、1,200g前後を振っていたものですが、これも、今日のトレーニングバットと称するものが1,000g程度になっているので明らかなように、アメリカでは随分と実証データが揃っていまして、科学的には、重いバットでのスィング・トレーニングは逆効果であるということになっています。現に、プロ野球でも、高校野球でも、かつてよりマスコットバットを打席前に振っている選手を見かけなくなっています。 かつての重いバットは、遠い昔の話なのです。私など、試合用バットが960gでしたからね。昔は、そういう重量が普通でした。折角、材質強化が図られて、バットの軽量化が成った今日、通常の軽いバットでの素振りをお勧めします。 なお、ヘッドの勢いで振るのではなく、バットの殆ど真ん中を持っての素振りをしますと、正しいフォームの習得が早まります。長く持ちますとそれなりに振れる人でも、短く持つと全く振れない人がいますが、是非、真ん中を持って振ることを素振りの一部に取り入れてみたら如何でしょうか。 まず、バット(ヘッド)を右肩口残したまま、腰を45度回し、そして右掌を突き出しませんと、グリップエンドがお腹に当たって痛い思いをします。痛いから、突き出し動作を早くに習得できます。
お礼
回答ありがとうございます。詳しく書いていただいたので参考になりました。 ロジンは汗で滑るの(汗かきなもので・・・)を防ぐのも兼ねていたので、夏になるまでは使用は控えようと思います。