大人に聞かせる童話・絵本

質問

巧緻なストーリーも、魅力的なキャラクターも、衝撃のラストもメルヘンも特に必要ないです。
大人相手に話をしたいので、代わりに教訓めいた含蓄・メッセージを感じる絵本を探しています。

例えば・・
職を探し転々としたり、理想や夢ばかり追っている人には、幸せは目の前にあると「青い鳥」の話をする。

そんな人を勇気づけたい時は逆に虹の彼方のどこかに（Somewhere Over The Rainbow）ある希望を追いかける、「オズの魔法使い」の話をする。

ように興味深いメッセージを含んだ作品を教えて下さい。
本当は怖い〇〇系はあまり好きではないです(^^;)

親切な方の回答楽しみに待っています(^^)

回答No.5

yakan3 · ベストアンサー

No1.の回答をした者です。

１００万回生きた猫

いや、自分の曲解解釈なのかもしれませんが。

主人公の「１００万回生きた」猫からの視点から考えると、質問者さんの１００万回生きる事より、他人のために生きた方が幸せでした。という意味になると思います。

僕は白いメス猫の態度がとても印象に残りました。「そう」という一言に。いわば年上で経験が豊富の相手に対して、そのような態度をとるのは、日本だとまず最低の評価を受けます。そのため僕たちは先輩、年上には「すごいですね！！」などという返しが当たり前になっています。
白いメス猫はそのような見かけの要素、つまり豊富な経験に対して、まったく興味はなく、
豊富な経験を経て、できあがった主人公をまっすぐに見つめて、認めています。

人より年上であることや、経験があることを、僕たち日本人は気づかないうちに他人と比べて、態度を決めています。
それは日本人の国民性ということで大切な一面であると同時に、大きな失敗の要素もはらんでいます。

最近、海外に住むようになって、より一層その事が感じられ、自分の中にも見つかると嫌気がさすこともあります。

大切なことは「本質を見る」ことだ、とその絵本から学ばされました。

参考になれば幸いです。

お礼

こんばんわ、重ねてのご回答ありがとうございます。

すごいですね。
洞察力、というか発想力でしょうか、考えもしませんでした。
確かにおっしゃる通りです、私もそうならないように心がけます(^^)

ご回答ありがとうございました。

回答No.4

nekako

トルストイの『イワンのばか』はいかがでしょうか。
短編集でして、『イワンのばか』はもちろん
その他の話もとても良いものだと思います。
少しキリスト教的な話ですが、それを除いてみても
心に響きます。

お礼

こんばんわ。
少し読んでみました。
これはロシア聖教でしょうか、登場キャラクターがなにかの象徴っぽくて、色々考えさせられました。

というかイワンは別にばかじゃないですよね・・なぜばか扱い(^^;)

ご回答ありがとうございました。

回答No.3

toganakute

「星の王子様」

大人になった今なら、主人公の気持ちがわかります。

その分、王子様の言動に、首を傾げるようになってしまいましたが。

お礼

星の王子様・・大人の為の童話と名高いですね。
昔読みましたがなんだか難しい話という印象でしたね。

人は目で見たことしか信じない、世の中変人ばかり、そんなメッセージを感じました(^^;)

ご回答ありがとうございました

回答No.2

kyo-mogu

教訓めいたなどは不要。
　大人も子どもも楽しいと感じた物を使えばいい。大人ならそこから感じる人も出てくる。

　子ども向けですけど、読み聞かせしたりして感じたのが大人でも楽しめる物は子どもも楽しんでいるんですね。ある小学校の先生の講演会で絵本選びのコツとして教えて頂いた方法です。

　童話ですが、宮澤賢治作品は年齢とか変わると感じ方がこうも変わる物かと思った作品です。特に銀河鉄道の夜はそうですね。グスコーブドリの伝記とかも。

お礼

2点。

まず不要かどうかはあなたが判断することじゃない。
次にあなたが好きな作品を聞いているわけでもない。

質問を理解し、相応しい回答をする。
そんなに難しい話でもない気がしますが。

回答No.1

yakan3

「１００万回生きた猫」
いまだにこれから学んだ教訓を言葉にできませんが、読んだとき大泣きして、そのままレジに持って行きました。
ただ日本に固着している年功序列の観念に対しての疑問
真に人を見るとはどういう事か
を学んだ気がします。

お礼

素晴らしい童話ですよね(^^)

100万回生きるより、誰かの為に生きた方が幸せ。

だと思ってましたが、年功序列・・ですか。初耳ですのでどういう解釈か教えて頂けたら嬉しいです。