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黒色を印刷すると白みがかかります。
キャノンのMP460を使用しています。 全面黒色を普通紙に印刷すると白みがかかった黒になります。 プリンタクリーニングをして印刷結果を見ても黒はキレイに印刷されているし 光沢紙に印刷したらキレイに黒がでます。 普通紙に黒は印刷されないのでしょうか?? そんなことはないと思うのですが・・・。 インクも本日純正インクを交換しましたが、ダメでした。(ブラック・カラー両方とも交換) とても困っています。どうすればよいのでしょうか??
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プリンタの修理屋です。 まさかとは思いますけれど・・・・プロパティの用紙設定は普通紙になっていますか? この機種のブラックインクは顔料インク、カラーインクは染料インクを使っています。 普通紙に黒い文字を印刷する場合は顔料インクを、光沢紙などでは染料インクで黒を合成します。 染料インクで普通紙に黒い文字などを印刷すると、濃いグレーになってしまいます。(メーカーとしてはキレイな黒という場合がありますけど、精一杯改善してもその程度ということです) ただ、光沢紙にその状態で印刷するとキレイな黒になります。 ですから、どこかでプロパティの設定が変わってしまい、デフォルトが光沢紙とか、高品位専用紙などに変わってしまったことが考えられます。 また、他の方が「モノクロ印刷」の話を出していますけれど、キヤノンの場合のモノクロ印刷はグレー印刷になり、普通は染料インクを使います。 普通紙に染料インクで印刷すると繊維の目が粗く滲んだ感じになりくっきりとした黒にはなりません。 顔料インクの場合、顔料で繊維の目を埋めていくような感じで印刷しますので、キレイな黒になるわけです。 ただ、ひとつだけ心配なことがあります。 プリンタドライバの機能として、文字と画像の自動判断があります。 例えば、用紙の上のほうは文字、中段に写真、下の方が再び文字という場合、写真の部分は染料インクを使います。 写真の横に文字がある場合は顔料を使いますけど、写真の領域のカラーの部分は染料インクを使います。 写真の中の黒い部分は顔料を使うこともあるのですけど、場合によっては染料インクだけになる可能性があります。 今回は全面(ベタ?)黒ということですので、画像と判断してしまい染料インクに切り替えているかも。 このあたりは後悔されているわけではありませんし、想定もされていない使い方ですね。 用紙が吸収できる水分には限界があり、紙がわかめのようになってしまうことがあるから、限度を設定しているわけです。 逆に(プロパティの設定が間違えていな買ったのなら)、光沢紙の設定で普通紙に印刷するとキレイに黒になる可能性は考えられます。
お礼
自分のプリンタについてこんなに詳しく知れてとても嬉しいです。 普通紙はプロパティ設定で「普通紙」 光沢紙はプロパティ設定で「光沢紙」として印刷していました。 普通紙に光沢紙設定で印刷する。という発想でてこなかったです。 とても勉強になりました。 早速試みたいと思います。 この解説文をコピペして保存しておきたいと思います。 本当にありがとうございました。