- 締切済み
民主党に対する的外れな批判が多いのでは?
私は、民主党の、外交、安全保障、外国人参政権の問題などには反対ですが、国内政策では支持できるところが多いと思います。しかし、マスコミを見ていると、民主党に対する的外れな批判が多すぎませんか。特に以下の4点を中心に、賛否両論のご意見を聞かせてください。 (1) 古い話ですが、象徴的な話なので・・・。蓮舫さんが「なぜ、一番じゃいけないんですか。」の質問は、一番を主張している相手に対して、その根拠を質問したのですよね。それを、「二番でも良い」と言う内容で喧伝するというのは、日本語の理解力を問われる話だと思います。相手の話を思い込みで聞いているのではないでしょうか。 (2) マニフェストでは、消費税の論議自体は開始するとちゃんと言っているのに、自民党などは、公約違反であるかのように批判しています。それがテレビで放送されれば、なんか民主党が公約違反しているかのようなムードになりますよね。 (3) 「こども手当てはばら撒き」という批判があります。これは、今まで社会福祉にかかるお金が、業界団体への補助金など、間接的に、分散的に注入されていて、効果が見えないから、わかりやすく、直接的に注入しようと言う考え方から生まれているんですよね。農家の個別所得補償制度も同じ論理だと思います。民主党議員は、規制緩和などの分野では、複合的に施策を展開すると言っていますから、子育て対策の施策が子供手当オンリーということでもないと思います。これに対して、ポピュリズムに基づく「ばら撒き」という批判は的外れではないでしょうか。 (4) 財政の問題では、歳入の確保ができていないという批判があります。しかし、民主党による歳出削減がまだまだ足りないから、相対的に歳入が不足しているのではないですか。当初のマニフェストどおりに、特別会計を無くしたとしたら(もちろん、一律無くすことはできないでしょうが。)、あるいは、例え必要な施策でも、プライオリティの低いものを切っていくようにすれば、収支は均衡するのではないですか。というか、元々は均衡するように(国債依存を逓減させながら)切っていく話でしたよね。これは、マニフェストの精神を忘れている民主党側にも責任があると思いますが、むしろ「早く特別会計を無くせ」「歳出をもっと削減しろ」と民主党の尻を叩く話のような気がします。 よろしくお願いします。
- みんなの回答 (15)
- 専門家の回答
みんなの回答
- covanonki
- ベストアンサー率48% (219/448)
(1)について。 確かに一部分だけ切り取って報道するのはいかがかと思いますが、蓮舫議員の場合は、その部分だけ切り 取ることによって、仕分け議員である蓮舫議員が、自らが仕分けする内容に対して、余りに無知であるかと いうことが、国民の目から隠されてしまうことの方が問題だと思います。 http://www.youtube.com/watch?v=5kHrvGUndn4&feature=related http://www.youtube.com/watch?v=uMlE-6VcHPo&feature=related http://www.youtube.com/watch?v=U9W0Lpk9e1Y&feature=related http://www.youtube.com/watch?v=rW6CpPzOC7w&feature=related http://www.youtube.com/watch?v=_fJfcG9qWKc&feature=related http://www.youtube.com/watch?v=XSiBhV3K7eg&feature=related http://www.youtube.com/watch?v=ezCkXDbf-FA&feature=related ↑林芳正議員(自民党)によって民主党議員が次から次に切って捨てられるの図です。もちろん蓮舫議員も 登場しますから、どうぞご覧ください。 (2)について。 マニフェストに載せたのは、参院選の時ですよね。政権交代の際、鳩山は麻生さんとの党首討論におい て、「4年間の間は消費税について議論する必要すらない。財源は出てくる」と盛んに言い放ってました が。しかも国会予算総則第4条によって、消費税は「年金・医療・介護」の社会保障の分野にしか利用し てはならない、と記されているにもかかわらず、民主党議員はだれもそのことを知らず、「景気回復」の 為に消費税を使うと言い放ってましたよね。もちろん、消費税は国債の返還のために利用することも 許されていません。「財政再建」のために増税する、などと言うことがそもそもおかしいと思いますが。 もし衆院選マニフェストを撤回し、消費税を議論の舞台に上げるのであれば、まずは偽りのマニフェスト を掲げて衆院選を戦い、国民を欺いたことをまず公式の場で謝罪すべきだと思いますが。 (3)について 子ども手当が「ばらまき」だと言われるのは、財源を明確にせず、恒久的な財源を必要とする分野に対し て「赤字国債を発行してまで」ばらまくからばらまきだと言われるんです。これが短期的に、数年度に 限定して、国民の景気回復のため、赤字国債を発行してでも支給するんだ、と。そしてセットで国民が 教育の分野に対して積極的に消費を起こすような政策とともに支給するのであれば、「ばらまき」と 言われないでしょう。 そうでなくても社会保障の分野は将来にわたる財源が危ぶまれており、「医療」「介護」の面で財源が 不足することは確実視されているのです。その上さらに新たなる社会保障を創設するとは・・・。 既にある、所得制限のついた児童手当で十分ではありませんか。 (4)について http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/14/3ff6fc4ad59c3de5c4d1c18ba927b9c3.png ↑このグラフを見てもそう思いますか? 1997年。橋本龍太郎内閣において、消費税の増税が決定されて以来、日本国の税収が大幅に激減している ことはご理解いただけると思います。 「歳出」を削ったら財源が出てくるなんてあまりにも愚かな妄想です。問題は「歳出」ではなく、 「歳入」にあるのです。歳出が増加したという事実ばかりに着目して、誰も「なぜ」歳出が増大したのか ということを議論しようとしない。財政至上主義は国民の家計を破壊します。 っていうか、福田内閣~麻生内閣において開かれた「社会保障国民会議」に、イデオロギーの問題で参加 しようとすらせず、何が話し合われたかすら全く把握していない。自民党をはじめとする多くの野党は 一貫してその内容で話しているのに(政権交代前から)、民主党はその内容を誰一人として知らない。 んで、今さらにそれが問題であると気づいて、社会保障国民会議と全く同じスタッフを使って、自公政権 時代に話し合われたことと全く同じことを話し合おうとしているような、ドンキホーテ内閣に、一体何を 期待しているんですか?
- noriyasuda
- ベストアンサー率8% (19/218)
私は、今の民主政権に批判的ですが、仰るとおり批判するところが間違っている様に個人的に思えます (1)でも、「二位じゃダメなんですか?」そこだけをピックアップ あの会議の前後を見るとそんなに間違った事は言ってません。 言葉は、連動性を持たせるか持たせないかで、変わった意味にとられがちです 何のために一位を目指すか?また、一位になればどの程度の国益になるのか?費用対効果はどうなのか? 限られた財源から支出するのかを総合的に見て、金額を決めるのが行政です 学者や法人に、総合的な採算度外視に一位を目指されたらたまったものではありません (株)林原の様になってしまいます (3)自公政権でも地域振興券でやりましたよね でも、あの時、民主党はバラマキだと批判しました だから、どっちもどっちだと思います しかし、農家の個別所得補償制度は最悪の制度でしょうね 農家のやる気が削がれる。そのうち農業後進国になるかもしれませんね (4)国の損益分岐点を下げる上で、歳出削減は重要です。 しかし、民主党の支持母体を考えると、大幅な人件費削減は不可能です 厚生労働省でも、消えた年金問題の照合に余計なコストを更に使っている現状です 削減と同時に税収UPが必要ですが、ほとんど経済政策を行なっていない菅政権と日銀 そして、統治者として一番大事な事は、明るい国の将来を示して、それに向かい国民を扇動する事です 残念ながら、今の菅政権には一番それが欠如しています 最低不幸社会の実現が彼の政治信念です、国民が一丸となれるはずもないでしょう 旧社会党の残党が中核の政権ですからそんなものでしょうけど ただ、マスコミは、どの政権も叩く事で、自分達に媚びへつらう様にしたいのがみえみえです 中国やアメリカの圧力で、政権を叩くこともあるでしょうけどね いちいちマスコミの報道を鵜呑みにしていたら、馬鹿になります 一般のニュースもワイドショー化していますからね
前回の衆議院選で民主党は4年間は消費税は上げないと明言していた記憶です。 つまり、4年間というのは次回の衆議院選を念頭に置いており、消費税を上げる場合は衆議院選を行い、国民に信を問うという話と理解しました。 ところが去年6月の参院選では突然「社会保障費が増えていくことを考えると、消費税を10%程度に引き上げる必要がある」と言いだし、それならそれでそのまま国民の判断を仰げばよいのに、撤回してしまった。 消費税を上げること自体は多くの国民が必要と考えており、やむ得ないが、それは衆議院選挙の直前に議論すべき話であり、上げるがよいかということを明言して次期衆議院選を行い、その後の国会で決めるべき。 要するに、管首相が消費税を上げるために衆議院を解散して国民の審判を仰ぐというなら、4年間上げないというマニフェストなど反故にしてもかまわないが、この点を曖昧にするから批判を浴びることになる。 一般論では、4年間上げないというなら4年間はその話題に触れずに「埋蔵金」の活用で凌ぎ、選挙前に「消費税を上げます」という公約を示して戦い、その後の国会で議論を尽くして上げるべき。 それが間に合わないようなら直ちに国会を解散して国民の信任を得て、その後の国会で決める。 このことは民主党自体散々言ってきたことで、他人を批判することと自分を律することの乖離があるので、国民は不信感を持っています。
これは毒をもって毒を制すです。 そもそも民主党の躍進も的はずれな現状認識から始まり、 多くの人はそれを信じました。 その人達にはまっとうな批判は理解できず、的はずれな批判のほうが理解しやすいのですよ。 どの問題もそうですが、民主党の最大の問題は与党になっても言行不一致なんですよ。 自民党ははじめはできないだろうということを曲がりなりにもやってきた。 あの郵政だって、郵政=自民の牙城だったけど小泉が民営化した。 もしも、自民党があの民主党のマニフェストを掲げて政権をとったなら、 県外移設もこども手当満額や歳出削減もできたというかやるんだよ。 民主党はやらなくて責任逃れしかしない。
- Kules
- ベストアンサー率47% (292/619)
他の件についてはわからないので、(1)だけ。 >蓮舫さんが「なぜ、一番じゃいけないんですか。」の質問は、一番を主張している相手に対して、その根拠を質問したのですよね。それを、「二番でも良い」と言う内容で喧伝するというのは、日本語の理解力を問われる話だと思います。相手の話を思い込みで聞いているのではないでしょうか。 蓮舫さんの発言は、「世界一になる理由は何があるんでしょうか?」「2位じゃだめなんでしょうか?」というものです。 もちろん、「2位じゃだめなんでしょうか?」=「2位でもいいんじゃないですか?」ではありませんが、蓮舫さんが「2位であること」にまで言及しているのは確かです。 決して思いこみだけから来るものではないと感じています。(思いこみから言っている人もいるかも知れませんが) 参考になれば幸いです。
- 1
- 2
お礼
ご回答ありがとうございました。御主張はよくわかるのですが。私は、予算の査定をするような仕事もしたことがあります。査定する側としては、厳しく査定する必要があるので、相手側の主張、その核心を引き出すように色々な質問をしなければなりません。「私を説得してみろ。あなたの説明の説得力しだいで、こちらも考える。」という意気込みでやらないと、査定役は務まらないように思えます。 「世界一になる理由は何があるんでしょうか?」「2位じゃだめなんでしょうか?」と言うのは、依然として疑問形の発言であり、彼女の主張の積極的展開部分ではありません。私にはより具体的な質問をしている、あるいは、質問の角度を変えている(「反証を出せ」と言っている)ということに思えてしまいます。 お忙しいところ、ご回答いただき、ありがとうございました。普通の会話として受け止めれば、kulesさんのおっしゃるように理解する人も多いのだなと、改めて感じました。