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Scilabでのプログラミング
Scilabを使って、FIRフィルタ(移動平均)のグラフを書きたいと思っています。 http://www.heg.co.jp/dspnyuumon/dsp1-3.htm 上記のサイトにある、移動平均のブロック図(図3)のグラフ(つまり図4のグラフ)を作りたいのです。 サイトには 「xに現在サンプルした値が入っており、yにその結果が入る。 x1は現在から1サンプル前の値、x2は現在から2サンプル前の値、同様にx3 y = x; y = y + x1; y = y + x2; y = y + x3; /* 4つの値を足し合わせる */ y = y / 4; /* 4つの平均をとる */ x3 = x2; /* x3に1つ前の値であるx2を代入する */ x2 = x1; x1 = x; この処理を1サンプル取り込むごとに実行する。」 という流れが書いてありますが、実際にこれをScilabで作るならどのように作るればよいのでしょうか? c言語ならfor文で回して作れそうなのですが、Scilabでfor文を入れるとうまくいきませんでした。 上記のサイトの図4のようなグラフをScilabで作りたいという事です。 プログラミングの得意な方、何とかお願いします。
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- sinisorsa
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図4のグラフだけ描きたいのであれば、フィルタの計算は必要ありません。 このフィルタの周波数特性の計算行えばよいのです。 このフィルタの伝達関数は H(z)=a0+a1・z^(-1)+a2・z^(-2)+a3・z^(-3) で与えられます。 規格化角周波数をωとしたとき、z=e^(jω)とおけば、 周波数特性は H(e(jω))=a0+a1・e^(-jω)+a2・e^(-2jω)+a3・e^(-3jω) a0=a1=a2=a3=0.25として、複素数のままScilabで計算して プロットすればよいのですが、このFIRフィルタは線形位相条件を 満たしますので、 H(e(jω))=0.5・e^(-jω3/2){cos(ω/2)+cos(3ω/2)} と整理されます。 図4と同様に、標本化周波数を10000Hzとし、周波数を0から5000Hzまで (基本帯域)の振幅特性を求めましょう。 Freq=0:10:5000; SamplingFreq=10000; W = 2*%pi*Freq/SamplingFreq; H=0.5*(cos(W/2)+cos(W*3/2)); plot2d(Freq,20*log10(abs(H)),rect=[0,-80,5000,0]); 複素数バージョンは、 Freq=0:10:5000; SamplingFreq=10000; W = 2*%pi*Freq/SamplingFreq; Zinv = exp(-%i*W); H=0.25*(1+Zinv+Zinv^2+Zinv^3); plot2d(Freq,20*log10(abs(H)),rect=[0,-80,5000,0]); もうひとつの方法は、インパルス応答を求め、これの離散フーリエ変換 を行っても求められる。 インパルス応答は、 h(n)=0 (n<0のとき) h(0)=h(1)=h(2)=h(3)=0.25 h(n)=0 (n>4のとき) です。 離散フーリエ変換はScilabではfftという関数です。 以上 参考まで