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神社について
例えば神社の敷地を境内、と言いますが、 ご祈祷を受ける、あの鏡のある間を何と呼ぶのでしょうか。 知っているようで頭に浮かびません。 ご存知の方よろしくお願いいたします。
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神社というのは境内を含む土地全体を言います。「社」は土地を意味するのです。 建物は「宮」あるいは「殿」といいます。 鏡は御神体、或いはその象徴としてあります。従って鏡を置いてある部屋が本来の神殿です。 鏡だけではなく、様々なものが御神体、或いは象徴や神籬として祀ってあります。 私達が御参りしているのは拝殿です。一般に外で御参りしているのは拝殿の外になります。 伊勢の神宮を見れば判るように元は拝殿はありませんでした。しかし天候に左右されるので拝殿が出来ました。 そのうち神職が行き来しやすいように拝殿と神殿が廊下で繋がりました。昇殿参拝は廊下の前で行ないます。 その廊下が短くなり、拝殿と神殿は繋がりました。初期のものでは畳1~3枚程度分で繋がっています。 やがて完全に癒着し、拝殿から階段であがるようになりました。 更に、拝所の壁に舞台のような形や出窓のような形式で神殿が造られるようになってきました。 逆に田舎の方では神前で寄り合いをするようになり、拝殿部分が非常に広く作られるようになってきました。 アチコチの神社をご覧になるとこの違いが判ると思います。 いずれにしても鏡や神籬(ひむろぎ)、屋内の祠、厨子などが収まっている所は一般に「神殿」と呼んでよいです。
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- Fredrick Craig Coots(@PVTCOOTS)
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神殿(しんでん) 御祭神が祀られているお社。一般的にはひとつの建物として独立している。 玉垣(たまがき) 一般的な神社においては、神社境内と外界との間に設けられた石などによる垣。主に鳥居の両脇から伸びていおり、御影石が使われることが多い。玉垣はつくるときに奉納者を募り、名前を彫ることが多い。伊勢神宮など一部の神社では檜でつくられており、参拝者は神職に伴われてしか内側に入ることができない。 手水舎(てみずや) 「ちょうずや」とも読む。境内にある手水を取るための場所で、屋根のあるもの、屋根のないものは「手水場」となる。必ず四方に注連縄が張られており、神聖な場所であることを示している。手水舎(場)の前では、拝殿に入るときと同様、必ず一礼をしてから手水を取る。 灯籠(とうろう) 境内などで灯をともすためにつくられる石柱に手を加えたもの。石灯籠・吊り灯籠・外陣灯籠などの種類があり、氏子崇敬者の寄進で設けられることが多い。神様に「明かり」をお供えするためのものを特に御神灯と呼ぶ。 拝殿(はいでん) 参拝者が、神殿に向かって拝礼する屋根付きの場所。 幣殿(へいでん) 神饌などをお供えしてある場所。斉主が神前で拝礼するときはここで行ないます。通常、一般参拝者は入れません。 瑞垣(みずがき) 神社境内の中にある御神殿の周囲に設けられた垣。聖域中の聖域を取り囲んでおり、通常、この垣より中に入ることができるのは神職だけです。
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早速ご回答ありがとうございます! 知りたいこと以上に詳しく説明いただいて、勉強になりました。保存させていただこうと思います。神社参りの好きな主人おしえます(笑)。 ご親切にありがとうございました。
お礼
ご回答ありがとうございました。 中に入ってご祈祷を受ける場所が拝殿ということでよろしいのですね? 今でも神殿と拝殿の間は開いていて外が見え風も入るようになっているところが多いですね。神聖なものを隔離すると言う意味もあるのでしょうか。 とても興味深く読ませていただきました。 ありがとうございました。