- ベストアンサー
「蔵」のような……
「伝統ある家業を継ぐ」「代々続く家の芸を修める」というような内容の小説で、面白いものがあったら教えて下さい。 最後は清清しく終わる後味のいいものがうれしいです。 悲壮感よりがんばり感が出ている方が好みです。 よろしくお願いします。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
宮尾登美子さんの小説ですよね。あの方は女性ががんばる話を何本か書いていらっしゃいますが、 女中さんからずっと使えた歌舞伎の名題役者の奥様になった「きのね」 某お茶の宗家に生まれて苦難を耐えて幸せを掴んだ「松風の家」 山持ちの一人娘として生まれ、香道を立ち上げ、最後は仲間たちに裏切られてなおきっぱりと生きた「伽羅の香」 どれもとてもすてきでした。もっとあるのかもしれませんが、蔵がお好きなら宮尾さんのものを片っ端から…お勧めします。
その他の回答 (1)
- huyou_77
- ベストアンサー率22% (308/1368)
回答No.2
代々や、伝統と言った部分とは少しずれてしまうのですが・・・・ B・T・ブラッドフォードと言う作家の「女資産家」「女相続人」「ポーラの愛と野望」という、シリーズはいかがでしょうか? イギリスを舞台にした大河小説で、パワフルではあるが、下層階級の女性エマが、成功するまでを描いた第1部「女資産家」と、その孫娘ポーラが祖母が作ったビジネスを守り、発展させていく部分を描いた第3部「ポーラの愛と野望」、そして、その中間でエマの死のシーンのある第二部「女相続人」に分かれています どの作品もとても面白いので、是非読んでみてください。
質問者
お礼
ご回答ありがとうございます。「伝統に対する誇り」の部分が特に読みたいところだったのでした。 ……ということで方向は微妙に違うのですが、ご推薦いただいた本も機会があったら読んでみたいと思います。イギリスは大好きです。 ご回答ありがとうございました。
お礼
ご回答ありがとうございます。わたしは基本的にあまりこういった小説を読むほうではないのですが、十年ほど前「蔵」を珍しく面白く読んだので、宮尾さんの本には数冊手を伸ばしました。しかし蔵ほどは肌が合わなかったのです。 彼女の作品はわたしの好みよりほんの少し悲壮感が多めの感じです。もう少し明るい?ものを読みたいと思っています。 ご回答ありがとうございました。