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句と節を教えてください
There were three men in a boat,none of whom could swim. この英文の句と節を誰か教えてくれませんか?ちなみにin a boatは副詞句でいいのでしょうか?
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>句、節、文型が飲み込めません。何かコツがあれば教えてください。 句、節については先ほど回答したので、後は自分でしっかり勉強しましょう。不親切なのでは無いのですよ。自分の頭で考えることが勉強で、いつまでも頭に残るのです。この私もそうやって勉強したから、今あなたにこのように回答することが出来るのです。 では、文型について出来るだけ分かり易く、しかも簡潔に説明しましょう。「コツ」と言えるかどうかは分かりませんが・・・。 日本語には文型がありますか?中学校から今まで、国語の時間に文型の話しがありましたか?(このように素朴な疑問を持ってみましょう) 日本語には文型はどうも無さそうですね。では何故、英語には文型があって日本語には無いのでしょうか? 英語には無くて日本語にある、大変重要な品詞は何でしょう?(ちなみに、日本語は10品詞、英語は8品詞と普通言われています) それは、助詞です。その中で、いわゆる「てにをは」と呼ばれるものです。日本語にはこの助詞があるから文型は不要なのです。なぜ? 「私は昨日ある有名なデパートに母とTシャツを買いに行った。」 この日本文では、どれば文の主語か分かりますか?そうです、私ですね。なぜ、私がこの文の主語だと分かりましたか? 次に、先ほどの文を言葉の順番を変えて、幾つか書いてみますね。 「昨日ある有名なデパートに【私は】母とTシャツを買いに行った」 「Tシャツを買いに昨日ある有名なデパートに【私は】母と行った」 「ある有名なデパートにTシャツを買いに母と買いに行った、【私は】」 最後の例でも分かるように、日本語では極端な話し、文の最後に主語が来てもかまわないのです。 などのように自由に書いても、意味はほとんど変わりませんね。(ニュアンスは変わるでしょうが) もうお分かりですね。日本語には便利な助詞があるので、何が主語なのか、目的語なのかがすぐに分かるから文型が必要ないのです。普通、「は」「が」が付くと主語であると、「を」「に」などが付くと目的語だと理解する訳ですね。 一方、英語にはこのような助詞は発達しなかったので(無かったので)、主語や目的語と分かるためには語順を決める必要があったわけです。英語は語順が重要、つまり文型が重要な言語として発達したわけですね。 では、先ほどと同じように、英語で語順を入れ替えてみましょう。 I went to a department store to buy a T-shirt with my mother yesterday. →Yesterday went with my mother to buy a T-shirt I to a department store. どうですか、分かるけど日本語ほど分かりやすくはないでしょう? Yestseday が主語なのか、my mother が主語なのかと思ったら、最後の方に I が出てきて、ああ I が主語だったのかと迷うわけですね。 英語では、主語が最初に来て、次が動詞、その次が目的語や補語、その次に場所の副詞、様態の副詞、時間の副詞というように次第に言葉がおさまる位置が決まって来たのです。たとえば、 We would often hear the girl singing beautifully on Sundays. を The girl we singing would often hear on Sundays beautifully. とやったのでは、かなり分かり辛くなりますね。私たちが歌うのか、聴くのは誰かもはっきりと分かりにくくなる訳です。 長くなるので急ぎます。 英語では、まず一つ大きな奇跡が起こりました。それは、文の主語(S)を最初にもて来るという約束が生まれたのです。これは、たいていの言語でも言えることですが。日本語では必ずしもこうはならないし、主語がないことだって多いですね。 その次の奇跡は、次には動詞(V)を持って来るというものです。これは、日本語は動詞は文の最後にという約束と全く異なるものですね。ヨーロッパの言語でも主語の次に動詞ではなく目的語を持ってくるものもあります。日本語もまさにそうですね。 その次には動詞の性質により(これが大事)、自然に目的語(O)を持ってきたり、補語(C)を持ってきたりした訳です。 こうして、最初の二つの奇跡が起きた後は自然に英語の文型が出来ていったのです。すなわち、 S+V →S+V+C S+V →S+V+O S+V+O →S+V+O+O S+V+O →S+V+O+C のように、学校で習う五文型が作られていったのです。(もちろん、言語学者の中には、英語は五文型には分けられないと主張する人もいます) 文型を理解する「コツ」になったかどうか分かりませんが、少しでも助けになれば幸いです。では、健闘を祈ります。konkichi
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- konkichi
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>There were three men in a boat,none of whom could swim. この英文の句と節を誰か教えてくれませんか? 「舟には3人の男がいたが、そのうちの誰も泳げなかった」の意味ですね。 →節とは、「S+V」の関係を持っているまとまりです。 一方、句とは2語以上で一つの品詞の役割をするものです。例えば、名詞句とか形容詞句のように。 There were three men in a boat, この部分には、主語(S)の three men があり、述語動詞(V)の were があるので、節です。「3人の男がいた」の意味ですね。There は文の初めにあり主語のように見えますが、形式的な主語だと言われています。物の存在を表現するこの There is .... 構文は、文型的には例外の語順です。 >ちなみにin a boatは副詞句でいいのでしょうか? 大正解です。in a boat 「舟に」は、were 「いた」という動詞を修飾しているので、場所を表す副詞の役割をしています。そして、2語以上のまとまりですから、ずばり副詞句ですね。 none of whom could swim. の部分にも、主語 none of whom と、述語動詞 (could) swim があるので、これも節ですね。 three men は名詞句ですね。 none of whom は whom が関係代名詞なので、ちょっと問題があるのですが、いちおう文の主語となっている名詞句ですね。 (could swim は普通は動詞句とは言いません。助動詞と動詞に区別します。sit down や、stand up などが動詞句になります) ついでに、少し説明を追加しますね。 >There were three men in a boat,none of whom could swim. を関係代名詞 whom を使わずに、接続詞を使って書き換えると、 There were three men in a boat, but none of them could swim. となりますね。文の前半部分は節ですね。また、後半の none of them could swim も、S+V がありますから節でしたね。二つの節を(等位)接続詞 but が対等に結びつけていますから、こういう文全体を重文と呼んでいます。 これでいいでしょうか?ご質問があれば、遠慮なくどうぞ。konkichi
お礼
詳しい解説、ありがとうございます。今懸命に勉強しているのですが、句、節、文型が飲み込めません。何かコツがあれば教えてください。
お礼
大変ご親切にありがとうございました。やはり自分で苦しまないと身につかないのですね。文型のお話、参考になりました。本当にありがとうございます。