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医療用ディスポ製品の滅菌期限切れ再利用について
- 医療用ディスポ製品の滅菌期限切れについて、再利用の可能性や再滅菌方法について質問します。
- 滅菌期限切れの医療用ディスポ製品の処理方法や再滅菌の可否、再利用のコストについて詳しく教えてください。
- 滅菌期限切れになった医療用ディスポ製品の再利用について、製品の回収や再滅菌の可能性について知りたいです。
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NO,1.です。 リサイクルの観点の話ですね。 失礼いたしました。 非感染性の医療廃棄物は、おそらく焼却処分だと思います。 在宅医療で出た非感染性の廃棄物は、燃えるゴミに出して良い事に なっています。 (もちろん、プラスチックなど、普通のゴミとしての分別は必要です) また、未使用のシリンジを通常のプラスチック材などにリサイクル、 と言うことは、「もしあれば」良い考えかとは思いますが、 大抵は、ディスポ製品は、使い切れるような在庫しか持たないのではないでしょうか? 期限が切れたディスポ製品のリサイクルを考える、と言うよりは、 「ディスポ製品の期限切れが出ないような、在庫の見直しを考える」 方が、病院全体のコストダウンにも繋がりますし、余計な在庫を抱えなくて済みます。 そちらの方を先に考えるのが良いかな、と個人的には思います。 また、書き忘れましたが、質問文の(6)(7)は、難しいと思います。 再滅菌できない以上、再び製品化するのは難しく、質問者様の考えの通り、 材料としてのリサイクルにしかならないと思います。 その微々たる収入の為に、多くの人件費やその他諸々の費用がかかります。 リサイクルはとても重要な事ですが、業者も「利益を出してなんぼ」ですから、 それを度外視して、リサイクル活動に動くとは思えません。 携帯のような「レアメタル」などがあり、それなりに価値のあるものであれば いいのですが・・・ また、蛇足ですが、これが「ディスポの製品」ではなく「古くなった医療機器」 の場合、私の職場では捨てることはしません。 海外へ輸出目的の為に、古い医療機器でも買い取ってもらえる業者もありますし、 グループの病院内で使えるところはないか探して、なんとか「捨てる」事だけは 防いでいます。 医療機器は基盤の宝庫なので、レアメタルもたくさんあるからでしょう。 間違っても「有償ですが引き取ります」なんてところには引き渡しません。
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NO.1&2です。 もしかして、と思ってまた回答です。 お礼の欄を見て思ったのですが、もしかして質問者様は、病院関係者ではなく、 メーカーの方なのでしょうか? 先入先出法は、普通の医療機関なら当然の手法だと思いますし、そうでないと在庫管理が できません。 また、 >使用頻度のある(高い)医療機関等に使用してもらえるシステム(体制) と言う表現から、質問者様の立場は、「医療機関に使用してもらう立場の人間」 即ち医療材料を扱っているメーカーとお見受けしました。 もしそうであれば、私の意見は全く役に立ちませんし、先入先出ができない理由も 解ります。 もしそうであれば、私の立場からはちょっと意見ができないです… メーカーの実態がわかりませんので・・・ もし違っていたら、申し訳ないのですが・・・
お礼
いつも、丁寧な回答ありがとうございます。 私の立場については、ここが、公の場でるため、ここに記載するわけにはいきませんが、メーカーの人間では無いことだけは、伝えておきます。(同業でないと、思いつかないと思います。) 立場も明かさずに質問だけするとは、大変失礼かと思います。が、ご勘弁ください。 また、立場がわからない以上、回答も難しいような質問をしたこと、 加えて、立場を伏せるために紛らわしい表現をしてしまったことをお詫びいたします。 できれば、立場を明かし理解して頂いたうえで、細部にわたる説明をして、現在の問題を解決するための知恵をお貸し頂ければと、思いますが・・・、それができなく非常に残念に思います。 メーカーの人間では、ありませんので、頂いた回答は、すべて役立ちました。 ありがとうございました。
ディスポ製品は、そもそも「再滅菌などかけず、1回きりの使用」を前提として 製品化されており、その為、耐久性などをギリギリまで落とし、コストダウンを図ります。 そもそも、ディスポ製品を再滅菌にかけられるなら、リユーザブル製品は要らないことに なります。 しかし、実際の医療現場では、必ずしもそれを守られてない場合が多々あるようです。 ディスポ製品を、「1回ぐらい再滅菌かけて使うと病院のコストダウンになる」 と、上から言われる場合もあるようで、それに従う中材内職員もいるようです。 ただ、これはもう病院の自己責任になるでしょうね。 ディスポ製品に何か欠陥があり、インシ・アクシに繋がるような事があれば、 まぁ「使用する前に点検して気づかなかったのか」 と、職員に注意はいくでしょうが、基本的には製造メーカーの責任になり、 患者様、ご家族にもそういう説明ができるでしょう。 ただ、ディスポ製品を再滅菌して使用した、例えば呼吸器回路にピンホールが開いており、 接続不全アラームが鳴り、接続箇所を見ても問題は見つからず、呼吸器を外し、 アンビューなどで押しながら、1時間後に、呼吸器回路を全取替えしたらアラームが消えた。 こういうケースの場合、当然製造メーカー側の「1回きりの使用」と言う原則を破っている為、全責任は病院にあります。 インシデンドならまだいいですが、アクシデント3bの場合は、私の職場では、ご家族にも報告する義務があり、そこで揉めて、訴訟、なんてことになりかねません。 質問者様がどのような立場なのかは解りませんが、ディスポタイプの製品を再滅菌して使うとコストが下がる、と言うような目先の事しか考えていないと、 その内そんなコストなんて吹き飛ぶような損害賠償金を払う事になるかもしれません。 上からそういう風な提案をされても、断るべきです。 もしそれができないようなら、病院の自己責任でやる分には誰も何も言わないと思います。 (でも、患者様・ご家族の方が知ったらどういう風に思うでしょうかね・・・) 結論: 「ディスポ製品を再滅菌する場合」と言う前提すら成り立たせるべきではない。
お礼
回答ありがとうございます。 やはり、未開封(未使用)のものでも、使用期限がきれたら、棄てるしかないということですね。 使用期限が、滅菌だけでなく、製品そのものの耐久性能等により、決められているとは思いますが、期限が切れたものが、何にも利用されずに棄てるしかないことが、悲しかっただけです。 たとえば、シリンジですが、期限が切れたものでも、使用したいという施設等(医療に限らず、研究施設などで危険性が少ない場面での使用)があれば、利用してもらいたいと思ったのでした。 または、通常のプラスチック材として、リサイクルすることも可能なのではないかと考えたのでした。 非感染性の医療廃棄物として棄てた場合、リサイクルはできないと思うのですが、勉強不足で、非感染性の医療廃棄物の処分の行く末がわかりません。わかれば教えていただけると幸いです。
お礼
丁寧な回答ありがとうございました。 そうです。リサイクルの観点を重視しておりました。 しかしながら、shu a 1978 さんのいうとおり、そもそもディスポ製品が未使用のまま使用期限を迎えることが一番の問題です。この問題の解決策が見出せなかったたために、使用期限がきれてからのリサイクル,リユースの観点を重視した質問になりました。 通常の医療機関ならば、ディスポ製品が未使用のまま使用期限を迎えることなど無いでしょう。 しかし、現実にそのようなことがあります。詳しくは書けませんが、いざというときのために、在庫を確保しているのです。 この場合の理想は、適切な期限管理のもとに在庫管理ができており、先入れ先だしの方式により、使用頻度のある(高い)医療機関等に使用してもらえるシステム(体制)ができていることと考えます。 しかし、「いざというときのため」とうこともあり、品目ごとの定置管理もできず、適切な期限管理および在庫管理が難しい状態にあります。また、仮に適切な期限管理、在庫管理ができたとして、先入れ先だし方式ができたとしても、使用してもらえる医療機関が少なく(限られている)、理想の実現がかなり難しい状態です。(平社員ですので、その体制を築くことが難しい) 結果、それなりの在庫が使用期限を迎え、ただただ棄てられるということが起きております。 そのため、リサイクル、リユースの道が無いかと模索をはじめたのでした。 そして、その道があるとした場合の理想が(6)、(7)でした。 このたびshu a 1978さんに回答いただき、リユースはできないこと、リサイクルも難しい(物によって可能か)ことがわかりました。 shu a1978さんのご指摘どおり、リサイクル、リユースの道をふさいだ上で、もう一度、ディスポ製品の使用期限切れが起こらないような体制の構築を考えたいとおもいます。 非常に参考になりました。 ご丁寧でわかりやすい、親切な回答ありがとうございました。