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車の暖房でACオン/オフの違いについて
エアコン(AC)は冷房時には室内機フィンについた水滴を室外に排出することで室内を除湿します。一方、暖房時には、室温を上げて飽和水蒸気量を大きくすることで湿度を下げますが、除湿はしません。そこで質問ですが、車も同じことだと思うのですが、暖房時にACを入れると窓の曇りは一気に取れますが、ACを入れないと窓の曇りをとるのに時間がかかります。この車の場合のACオン/ オフの違いはどうして起こるのでしょうか。ヒートポンプの暖房で除湿のはたらきはないはずですから、ACオン/オフで変わらないと思うのですが、なぜこのような違いがでるのでしょうか。専門の方、教えてください。
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車のエアコンで暖房するときですが、 ・ACオフの場合はヒーターラジエーターの熱(エンジン冷却水の熱)で温風を作ります。 ・ACオンの場合はコンプレッサーがONしますので、室内機(エバポレーター)で除湿冷却された空気をヒーターラジエーターで再加熱して温風を作ります。 この差ではないでしょうか。 車のエアコンにおいて、ヒートポンプの暖房作用は使われておりません。冷却作用のみ(=除湿・冷房機能のみ)を使っております。 基本的に室内への空気は送風機~エバポレーター~ヒーターラジエーターの順に通過して吹き出し口から吹き出す形となります。 また温度の調整はこのヒーターラジエーターを通過する空気と通過しない空気の割合を空気通路に設けられたドアでコントロールしております。 よって室内に吹き出す空気はすべて一旦エバポレーターを通過することになり、ACオン時とオフ時では除湿機能に差が出ることになります。 専門家ではありませんので散文になったかもしれませんが、ご参考になれば幸いです。
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>冷房時には室内機フィンについた水滴を これがそのまま暖房にも作用するからです。 自動車のエアコンの場合、冷媒の作用は冷却だけです。 夏も冬も同じ、キンキンに冷えた空気を作ります。 そこで、除湿作用があるわけですね。 そのあと、エンジンで作られる、暖められた冷却水の温風と混ぜた空気をダクトから放出します。 ですから、冷却作用のあるエバポレーターと、ヒーターコアは直列に並べられて配置されているわけです。 一つのブロアーで送気ができるようになっています。 ですから、ACスイッチをonにすると、除湿されたあと暖められた空気が出てきて、曇りを取ることが出来ます。 ヒートポンプ方式ではありません。 航空機は航空機でまた別の方法です。家庭用は家庭用の工場は工場の方法となります。
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回答ありがとうございました。いろいろな暖房方法があることがわかりました。
- mrkato
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ローテクじゃなく、レギュラーテクノロジーですが、 自動車の車内暖房の熱源はエンジン本体です。 外気よりはるかに大きな熱量を出し続けているので、 冷却水回路=ラジエターの一部を車室内へ引き込み 空調ダンパーで通過するよう空気を流しています。 確か電気自動車でもモーター1台がエンジンルームに ある車種では、冷却水での放熱が必須となるので 同じ構成が出来るはずです。ただし冷房回路は ヒートポンプのコンプレッサー(冷媒圧縮機)だけを 専用モーターで回しており、走る部分の動力系統 (ファンベルトのプーリー)に依存してません。 多分外気暖房とAC除湿兼用のデフロスタ動作のほうが、 単に外気を導入または加熱して窓に当てるよりも、 飛ばせる=飽和までの余裕の湿度が下げられるはずです。
お礼
回答ありがとうございます。確かにエンジンの廃熱は大きいですからこれを利用しないはずはないですね。NO.2、3の方の回答もみせていただき、冷房時の除湿とエンジンの廃熱利用で暖房をおこなっているというのがわかりました。
お礼
回答ありがとうございました。良くわかりました。