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パッチベイ、またはミキサーの接続方法
- パッチベイとミキサーの接続方法について相談です。
- どのように接続するとベストなのか迷っています。
- 具体的な使用方法や要望を考慮した接続方法を教えてください。
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質問者が選んだベストアンサー
自分も勉強中の身なもので、力不足により的はずれな回答になっているかもしれません。 ステムミックスという言葉も初めて知りました(汗 補足、了解しました。 外部音源やマイク⇛ミキサー⇛IF の流れの録音と、 IF⇛ミキサー⇛IF といったステムミックスの作業が別々にある、ということでいいですね? そしてその都度任意の場所にコンプをインサートしたい、と。 >コンプもラック内に収めているので背面に回ってケーブルを差し替えなくても、 単体パッチベイのように前面で差し替えることができれば・・・と思ったのです。 まさにそれがパッチベイの役割であり存在意義です。 スタジオのように複雑なシステムを組む場合、質問者様のように「必要に応じて機器を接続したい」場面が日常的に出てきます。 「一旦つないでしまえばあとはどうにでも出来る」システムなら、パッチベイは不要なわけです。 さて本題です。 まずパッチベイのハーフノーマルモードについて説明しなければなりません。 ハーフノーマルのパッチベイとは、 「何も接続しなくても、上下のジャックが繋がっている」、 「上のジャックにプラグを挿しても上下の接続は切れないが、 下のジャックにプラグを挿すと上下の接続が切れる」システムのことです。 例えば、セットアップ例として添付画像を見てください。 機器は全て背面から接続されています。 1と2のジャックを例にとると、ミキサーからのステレオアウトが IFのステレオインに流れているのがわかると思います。 ここで、仮に上1と下2を接続した場合どうなるでしょうか。 上1から下1へは信号が流れ続けますが、上2から下2への接続は切れてしまいます。 そして上1の信号が下2にも流れることになるので、結果としては ミキサーのLがIFのLR両方に流れる、ということになります。 図を見ると、コンプのアウトからインへつながっていますが、 これは接続しない=コンプを使用しないということなので意味はありません。 では、このセットアップでの各シチュエーションの接続を見ていきます。 1,コンプを使用しない場合。 この場合は何も接続しなくて結構です。 2,録音時、ミキサー⇛IFにコンプをインサートしたい。 上1,2を下5,6へ、上5,6を下1,2へ接続します。 もう一つのコンプを使いたい場合、5,6の代わりに7,8に接続します。 3,録音時、外部音源⇛ミキサーにコンプをインサートしたい。 外部音源から下5,6へ、上5,6から下3,4へ接続します。 メインミックスから録音しましょう。 もう一つのコンプは、上の例の通り。 4,IF⇛コンプ⇛IFでのステムミックス。 上3,4から下5,6へ。上5,6から下1,2へ。 ミキサーを通さない接続です。 5,IF⇛ミキサ⇛コンプ⇛IFでのステムミックス。 2と同じ接続でOKです。 なんとなくパッチベイの役割と仕組みがわかって頂けたでしょうか。 添付画像はあくまでセットアップの一例です。 ミキサーインは任意のチャンネルでも構いません。 例えばスタジオではミキサーの全てのチャンネルやIF、 その他コンプやリバーブやマイクプリなどあらゆる入出力がパッチベイに繋がっているのが普通です。 より簡単でフレキシブルな接続が可能なためです。 ただ、パッチベイのセットアップに関して守るべき基本は、 常に信号の流れが上段から下段の方向であるということです。 >アナログミキサーの接続部分も「パッチベイ」という名称だったことに驚きました。 ちなみにこれは自分も初耳です。。。 通常パッチベイと言ったら質問者様の購入したような機器を指して間違いないのですが、 この場合「“ミキサーの”入出力が集合している箇所」を指してパッチベイと呼んでいるようですね。 意味合いとしては同じなので。
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- reminder66
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・・・? なんだか話が込み入ってますね。 とりあえずパッチベイとは何かをよく調べてみてください。 基本的には「接続を便利にする道具」なだけで、パッチベイがあるから 何か特別なことができるというわけではありません。 (ハーフノーマルのパッチベイだと、信号をスプリットできる利点はありますが) ミキサー⇒コンプ⇒IFに関しては、「自分ならこうするだろうな」という 基本的なセットアップが考えられますが、それ以外の点がちょっとよくわかりません。 >・音源類はコンプを通す時と、通さない時がある これは、お持ちのコンプを、音源⇛ミキサーの間にインサートすることもある、ということでしょうか? >・オーディオI/F→ミキサーという接続時に、コンプを通してオーディオI/Fに戻す時と、ミキサーのみ通す時がある この1文を見ると、IFから出力した信号をミキサーに入れ、 それをまたミキサーからIFに入力したいという意味にとれるのですが、合ってますか? 実際にこの状態で音を出すと、コンピューター側の入出力設定によっては 信号が周回(フィードバック)してしまいますが・・・。 「オーディオI/F→ミキサー」にはどういう意図があるのでしょうか? システム全体の「目的」を明確にしていただければ、不明瞭な点も氷解するかもしれません。 それと、ご使用のオーディオIFの製品名も明かせてもらえると助かります。
お礼
投稿を分けて最後までご回答頂き、誠にありがとうございました。
補足
ご回答ありがとうございます。 1,音源→ミキサー間にインサートして利用したいというのもありますが、 2で説明しますが、オーディオI/F(DAW)からの音声にもコンプを必要とするので、 ミキサーの後に接続するつもりです。(コンプに関してはミキサー前でも後でも構わないというのを聞きました) 2,オーディオI/F→ミキサーについてですが、これは以前にもこちらで質問しましたが、http://okwave.jp/qa/q5905004.html DAW内のトラックデータを外部アナログミキサーに出し、そこでステムミックスを行い改めてオーディオI/Fに戻して、DAW上に録音する という手法のためです。 コンプを用いる理由は、DAW内で作った単トラックもしくは2MIXデータをいったん外部コンプを通して改めてオーディオI/Fに戻すためです。(外部音源だけでなく、DAW内の音声データにも外部コンプを単体コンプまたはトータルコンプとして利用するということです) オーディオI/F(DAWシーケンサ)は、レコーダー兼音源なので、 (音源や楽器)→(ミキサー)→(マスターレコーダー)と同じような使い方だと思っていただけたら幸いです。 今まではミキサーも外部音源類もなかったので、単純に オーディオI/F(音源)→外部コンプ→オーディオI/F(レコーダー)という形を取っていました。再生も録音も同じDAW内です。 ですので、今回導入した外部音源からの音声にも、オーディオI/Fからの音声にも外部コンプを利用するならば、 (音源)&(オーディオI/F-out)→(ミキサー)→(コンプ)→(オーディオI/F-in) という接続が必要になったのですが、 これまたコンプが1台だけならば上記の接続法で構わなかったのですが、 コンプが2台になったために、2台を手動で接続を変えて使い分ける方法はないかと模索していました。 複数の同系統のアウトボード(今回はコンプ)を使い分けるには・・・ という質問も以前こちらでしました。 http://okwave.jp/qa/q5972004.html その際に出てきた案が「パッチベイ」ということでしたので、 私が求めているシステムは外部ミキサーとパッチベイがあればいいのだと導かれたからなのです。 しかし、回答者様がおっしゃるように、 もしかしたら私はパッチベイの仕組みを勘違いしていたのかもしれません^^; 先ほどアナログミキサーの説明書を読んでいたのですが、 アナログミキサーの接続部分も「パッチベイ」という名称だったことに驚きました。 パッチベイは単体品しか存在しないと思っていた節もありますので・・・ そして、なぜDAW内完結できるのにも関わらずあえて外部ミキサーを通すのかという理由は、1つはDAW内のデジタル音声をアナログで出力することにより、 あえてアナログ感を付加するという点があります。 先述したオーディオI/F→外部ミキサー→コンプ→オーディオI/Fという手法は 以前「サウンドデザイナー」という作曲雑誌に紹介されていて知りました。 今回はそれに加え、2つのコンプを使い分ける場合(同時使用はせず差し替えて利用) そして外部音源からの音声にもコンプを通す事を考えている・・・ という点を予定しているのです。 もしかしたら、それこそ単体パッチベイは使用せずに、 (外部音源)&(オーディオI/F)→(ミキサー)→(コンプ)→(オーディオI/F) という接続方法で、2種のコンプは手動で差し替えれば良い・・・とも思うのですが、コンプもラック内に収めているので背面に回ってケーブルを差し替えなくても、 単体パッチベイのように前面で差し替えることができれば・・・と思ったのです。 -補足- 調べたらアナログミキサーにコンプなどを接続するためのインサートチャンネルがありました。ですが、これはどうやらミキサーに入力された音声全てに1つのインサートを利用するといったものでなく、1つのチャンネルに1つのインサート・・・といった作りでした。 なので、コンプを通さないためにマスターアウト→オーディオI/Fという接続と、 サブマスターアウト→パッチベイ(コンプ)→オーディオI/Fという2つの接続をとろうと思っていたのですが、おっしゃったように、そもそもパッチベイの回路的にそれは無理なのかもしれませんね。 詳細を説明致しましたが、更にごちゃごちゃしてすみません^^;
お礼
ご回答、誠にありがとうございます! 参考画像まで載せて頂き、とても分かりやすく理解することができました。 仰せの通り、パッチベイを用いて自分が求めていたシステムを組めそうです。 導入したパッチベイは設定次第でハーフ/ノーマル/ストレートの3つの設定ができるそうです。 音源もI/Fからの音声もミキサーからの同じ出力(MainMix-out=ケーブルはステレオLRの1系統のみ)からの予定ですので、シチュエーション例の2と3は同じになりますが、 教えて下さいましたその他のシチュエーションも参考にさせていただき活用したいと思います。 パッチベイは、かなり前から名前だけは知っていたのですが、 使い方を知らなかったし、恐らく知っても使うような日が来るとは思っていなかったのですが、いざ同系統の機器が増えると必要になるものなんですね。 音質のためになるべく接点数(中継点)は減らした方が良いのかなと思っていたのですが、スタジオの現場でも多くのパッチベイが導入されているという事で、少し安心しました。 ステムミックスについては1~2年前は私自身も聞いたこともありませんでした。 そもそもステムミックスとは、[オーディオI/F]→[ミキサー]→[オーディオI/F]といった事を指すのでなく、音源がDAW内のトラックであれ生演奏による音声であれ、元々は多数のトラックを「ギター類」「ベース類」「ウワ物」「シンセ/ピアノ」「ボーカル」「ドラム/パーカッション類」といった感じに、大きなグループごとに分けてミキサーに接続し、ミキシングをしやすくするための手法の名称らしいです。 そのため、DAW内のミキサーを利用したミキシングでもステムミックスは行えます。 しかし、便利になったDAW完結の時代でも、 あえてDAW内のデジタル音声トラックをアナログで外部に出力し、 アナログミキサー等でステムミックスを行うことで、ミキシングに奥行き感が生まれ、加えてアナログライクな音質も付加できる・・・といった利点があるらしいので一部のDAW完結派にも人気があるそうです。 私もDAW完結派だったのですが、上の利点を求めた先にこういったハード機器を求めるようになってしまいました(苦笑) エフェクト類もプラグインで高品質な物を利用できる世の中にはなりましたが、 それでもやはりハードウェアのエフェクトやコンバータ類、マスターレコーダーなどを導入できる事を夢見てます。 余談が多くなりましたが、パッチベイの使用法と導入した意義に確信がもてました。親切にお答え下さり、誠にありがとうございましたm(_ _)m