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合材、アスファルトの将来について
舗装の合材、アスファルトは、石油精製時の残渣によるものだと聞きました。ハイブリッドや電気自動車が普及する中、将来、シェアの殆どが電気自動車になった場合、道路の補修や新設するときのアスファルトの量は確保できるものでしょうか?素朴な疑問です。
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心配する必要はありません。 ご指摘のとおり、アスファルトは原油を蒸留したあとに残る重質残渣からつくります。しかし、現在、アスファルトは高度成長期のように大量に作られているわけではないので、重質残渣は余剰となっています。(アスファルトのリサイクルも増えていますので・・・) 余剰となった重質残渣はどうしているか。実は重質残渣からガソリンを作る技術が開発されていて、余剰の重質残渣はガソリンになっているのです。つまり現在ではアスファルトはガソリンの残り物ではなく、逆にガソリンの原料になっているのです。(よくアスファルトは石油の残りカスだという人がいますが、そうではなく、わざわざ作っているものなのです。需要がなければアスファルトは作りませんし、原料はガソリンや重油にまわされます。) したがって、将来、ガソリンの需要が減れば重質残渣からガソリンを作る必要がなくなり、その結果、重質残渣が余り、かえってアスファルトの原料が増えることになります。 なお、電気自動車は航続距離が短い上に値段が高い。つまり性能が悪くて値段の高い物なわけで、大量に売れるとは思えません。蓄電池の改良もほとんど進んでいないので、ブームが終われば売れなくなります。(無責任なマスコミや、メーカーからお金をもらった自動車評論家が騒いでいるだけです)しかし、ハイブリッド車や軽自動車のような低燃費車が増えるので、ガソリンの生産量が減っていくのは確実です。ただしガソリン需要がゼロにならない限り舗装用アスファルトの生産くらいなんとでもなります。
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- brenzo
- ベストアンサー率40% (103/253)
アスファルトはほぼ100%再利用できるので、今ある道路の分は大丈夫です アスファルトは原油から取り出すものもありますが、 天然アスファルト(レーキアスファルト)の産出がありますので原油がなくても大丈夫です
原油から精製できるガソリンの割合はたかが知れています。 ですから、出来るアスファルトには影響ありません。 すぐに電気自動車に切り替わるわけじゃないですし。 バイクや農耕機などガソリンの需要はそれなりにあります。 日本のほとんどがガソリンを使わなくなっても、それ以外の国ではガソリン車の需要は続いています。 そっちに回せば良いだけですから。 どうしても確保できなければ、新しい素材にするか、コンクリートにするかになるでしょう。 コンクリート舗装は大変丈夫な舗装ですが、製造コストが大きくなります。 ですから、現在でも、おいそれとは補修できないような場所にコンクリート舗装が施されています。
- napukun
- ベストアンサー率18% (146/778)
そのハイブリッドや電気自動車つくるのに石油が必要になるので大丈夫です。 もしくは時代が進めばアスファルトに変わる合材・コンクリート等が開発されていくのかもしれませんね。 アスファルトの確保以上に、今の舗装関係の仕事のほうがなくなりそうで不安ではありますが^^;
補足
なるほど、ディーゼル車に乗っていますが安心しました。