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子供の発音について
5歳の男の子の孫(幼稚園年中組み)のことで気になっていることがあります。言葉の発音が聞き取れないときが多だあります。親たちは発音の雰囲気で内容を理解して返事をしているようですが私達夫婦には何を言ってるのか?と聞きなおしをする場合が多くあります。(月に2~3日遊びに来ます)親たちは聞き取れないことの話はしませんが私達は内心言葉の発達遅れではないかと心配しています。自然と発育するものでしょうか? ご経験のある方のアドバイスをお願い致します。
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私も専門家ではありませんが、私の甥っ子が、発音の遅れが少しあったので回答いたします。 ご質問文ではよく分からないのですが、たとえば「らりるれろ」がはっきり言えない、「ざじずぜぞ」が言えない、という感じのものでしたら、5歳でしたら少し遅れているのかもしれません。 うちの甥っ子がそうでした。「さしすせそ」が上手く言えず、「おかあさん」が「おかあはん」と、まるで舞妓さん!!のように、はんなりしていました(それはそれでかわいかったのですが)。 あとは車の名前の「フィット」が、「ヒッチョ」でした。他の車好きの男の子は、甥っ子より小さくてもちゃんと発音できるのに、うちのは駄目でした。 年長さんになってもそれだったので、小学校に上がる時に先生に相談し、言語療法士の方について訓練したところ、小学校3~4年生になって、ようやく、ほぼ普通の発音になりました。 それでも、今でも少しおかしいかな?という感じは残っています。 一概には言えませんが、小学生に上がる頃くらいまでなら、しかるべき専門家につけば、私の甥っ子のようにすぐに普通になると思います。 ただ、「発音がおかしい」というようなことを子供にあんまり言うと、萎縮して却って言葉を発するのをためらったりして更に発達が遅くなるということも言われていましたので、もしかすると息子さんor娘さんご夫婦はそのあたりのことを考えていらっしゃるのかもしれません。 ちなみに、私の甥っ子の場合は、小さな頃から中耳炎を繰り返していたため、“聞こえ”がよくなかったのだろうということでした。 もしそういう耳の問題があるようでしたら、そちらの方を積極的に治療すると、自然とよくなるのかもしれません。 一度、息子さんor娘さんご夫婦にきちんと聞いてみては如何ですか。 「私たちは聞き取れないんだけれど、今どきのしゃべり方だから分からないんだろうか、それとも私たちの耳が悪くなったのかなあ」という感じで聞いてみれば、息子さんor娘さんご夫婦が子供の発音についてどう思っているのか分かるんじゃないでしょうか。 あくまで素人考えですので、参考までに。
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- Kules
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経験はないのであまり大きなことは言えませんが。 考えられることはたくさんありそうですね。 ひとつ言えるのは、「人間の耳ってのは結構いい加減だよ」ということです。 (1)人間の耳は基本的に、「聞いたことがある言葉」しか聞き取れない なんせ5歳の孫とのことですので、ひょっとしたらその世代の子供にしか通じない単語を発しているのかも知れません。 親は、それこそ毎日聞いているしその単語も知ってるので聞き取れるのでしょう。 (2)人は、イントネーション、話すリズム、区切りが変わっただけでも意味のある言葉として聞き取れなくなる 私が高校の時の、現代社会の資料集に載っていた話ですが、 「 親の世代は宇多田ヒカルの「automatic」の歌詞が意味のある言葉に聴こえない。歌いだしの部分をメロディーに乗せて書くと「な、なかいめのべ、るでじゅわきを」となるが、「「なかいめのべ」ってなに?」「「るでじゅわき」ってなに?」となってしまう(歌詞をつなげて漢字も使って書くと、「七回目のベルで受話器を」となる) 」 というのがありました。 …私自身もこれを歌詞カード見ずに意味のある言葉として聞き取れる自信は全くありません(笑) この例は極端ですが、人は聴こえてくる言葉をある程度(というかかなり)予測しながら聞き取っているため、自分の予測できないようなところで単語を区切られたり、少し言い澱まれたり、アクセントの位置を変えるだけでも簡単には聞き取れなくなります。 お孫さんと住んでいる場所が違う場合は、方言としてのアクセントの違いなどもあるかもしれません。 (3)人間は、聴こえてくる音に、勝手に言葉を補完してる時もある 洋楽が日本語に聴こえる「空耳」なんかはよくある例ですね。テレビなんかで字幕を見ながら聞くと日本語にしか聞こえませんが、字幕を見ずに冷静になって聞くと「これはちょっと無理あるやろ」と思う空耳は結構あります。字幕を見て「こういう言葉が来るはず」と思いながら聞けば、かなり違ってても脳内では強引に日本語に変換されてしまいます。 また、確かNHKの解体新ショーでやってた実験ですが、 ・人の話している音声を、ところどころ切る ・ぶつ切りになった音声を聞かせても、何を話しているのかわからない ・ぶつ切りになったところにノイズ(ラジオとかの「ザー」ってやつ)を重ねると、何を話しているのかわかる というのがありました。この実験の意味するところは、「本当にない音声(聴こえないだけではなく、本当にない)すら脳内で付け足して、意味のある言葉にしてしまう力がある」ということだと思います。周りがざわざわしている喫茶店とかでも、友人の話し声は割とはっきり聴こえるのも多分同じ現象だと思います。 いろいろ書いていきましたが、 ・人間の耳は適当なので、聴こえた言葉に自分の知っている言葉を適当にあてはめてしまう。 ・知らない単語や、知っている単語でもアクセントや区切りが違う単語は、聞き取れない という2点が大事です。聞き取れないのは、質問者さんの知らない単語(「若者言葉」という言葉ができるぐらい、新しい言葉はどんどん出てきています。それは高校生や、大学生などのいわゆる「今時の若者」に限った話ではありません。小学校に上がる前の子供たちの間で新しい言葉ができていても、何ら不思議なことはありません)や、知ってる単語だけどアクセントや節回しが違うため聞き取れていないだけの可能性がおおいにあると思います。 もちろんお孫さんが本当に発音できていない可能性も残されていますが、親が何も言っていないのであれば自然に発育するのを待ってよいと思います。 あと、「発音ができない」と「言葉の発達遅れ」は少し違うものだと思います。この当たりの専門家ではありませんが、「言葉の発達遅れ」は「新しい言葉を覚えない、使えない状態」、「発音ができない」は「滑舌が悪い状態」のことだと思います。 参考になれば幸いです。
お礼
より具体的なアドバイスありがとうございます。少し安心できたような気がします。
お礼
同じ年中さん仲間からいじめの対象にならないかと心配いたしておりました。貴意、大変参考になりました。 ありがとうございました。