- ベストアンサー
投資型年金について
個人向け利付け国債の満期が近く、証券会社にアリアンツ投資型年金かアクサ投資型年金<円建>を勧められました。 諸費用とかも高いのですが、こちらに乗り換えても良いか判断がつきかねるのでアドバイスをお願い致します。 他に良いものがあればお教えください。 よろしくお願い致します。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
双方の内容をざっくりとですが確認しました。 どちらも変額年金保険でした。 変額年金保険とは保険料のうち年金原資部分を株式や債券などで運用し、運用実績により受け取る年金額や解約返戻金が増減する年金保険です。似たような名前に変額保険がありますが死亡保障の考え方が違います(変額年金保険はあくまで年金、変額保険は死亡保障重視)。 変額年金保険は一般勘定で運用するのではなく、運用実績により変動しリスクが投資家に帰属する特別勘定で運用するのが特徴です。商品の性格としては投資信託に近くハイリスク・ハイリターンな金融商品になります。しかし投資信託より手数料(維持コスト)が過剰に高く中途解約にペナルティが発生(解約控除あり)など難点が多い金融商品です。 運用はファンド・オブ・ファンズでリスク分散をしているようです(内容はアリアンツが外債、アクサが国債中心)。しかし質問者様が今まで運用されてきた個人向け国債と比べたら手数料やリスクは大きいと言わざるおえないでしょう。 またこの変額年金保険にはステップアップ機能(ロールアップ機能も細かい仕様の違いはありますがほぼ同様)がありますがこれが曲者です。これにより運用成績により最低保障額を引き上げたり、最低保障額が一定額を下回らないようにして安全に見せかけています。しかしこれはオプション取引でヘッジする方法を利用しており、ここでも手数料やリスクが過剰になっていたりします。 ということで個人的には上記の商品いずれにも乗り換えることをおすすめしません。今まで運用された金融商品と性格が異なりますので代わりには成り得ません。また質問者様が上記の内容を把握できず手数料を取られるのを我慢できないのであれば投資するのは厳禁な商品だとも思います。証券会社の担当者がこのことについて何も説明していないとしたらそれも問題です。というか担当者は説明できないかもしれないです。 他に良いものを…とのことですがリスクフリーだとやはり国債が一番金利が高いです。あとはリスクを取りつつも多少運用効率を上げたいなら、資産の一部(3~5割り程度損失しても問題なさそうな額)を国内外の株式や不動産(REIT)などの市場平均指数に連動する手数料が低いインデックスファンドなどに分散投資するぐらいしかないでしょうか。 参考になれば幸いです。
その他の回答 (1)
- makookweb
- ベストアンサー率16% (175/1032)
>こちらに乗り換えても良いか判断がつきかねる なら止めておけば良いと思いますが・・・ ここで回答のあった「善意か悪意かも分からないようなアドバイス」 「素人のアドバイス」「アナタが損しても全く心が痛まない人のアドバイス」 を信じて判断するのは構いませんが、あくまでも自己責任ですので、 損をしたと分かっても、アドバイスをした人やこのサイトは恨まないで下さいね。
お礼
ご指導ありがとうございます。 いろいろ本を読んだりなどして考えていきたいと思います。
お礼
とても丁寧な説明ありがとうございました。内容が良く分かりました。 私も手数料が高いと感じていましたので、投資型年金にするのは止めます。 これからも勉強していきます。ありがとうございました。