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メッツェンを手の中で回すことの意義
- 手術現場でのメッツェンの回し方について疑問が浮かびました。
- 手術中にメッツェンが落ちたり、飛んでしまう可能性はあるのでしょうか?
- テレビの演出としてメッツェンを回すことを捉えるのが妥当なのか考えました。
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細かいところまでよく見てますね。 医龍3は見てないのですが、実際にメッツェンを手の中で回して持ち替えることは多々あります。 術者が縫う→助手がその糸を取り結ぶ→同じく助手が糸を切る という流れが多いですが、メッツェンを手の中にしまっておいて持ち替えた方が時間短縮かつ機械出しの手間も省けます。 回し方もドラマだとわかりませんが、実際の手術ではコンパクトなモーションであり、術野に落とすことはありません。下手な人だとうまく回らないと言うことはありますけどね。 私は駆け出しの駆け出しで、そんな技術すらありませんが・・・ちなみに美容師さんもその技術使っている方もいらっしゃいます。見ていて感心しました。 あと、器具を床に落とすことは結構よくあることです。
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- LIE51
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以前、アメリカでは歯科医のアシスタントしていました。 インプラントの手術とかでは、片方の手で、患者さんの舌を押さえながら もう片方の手で、唾液や血の吸引、また先生が縫合したあと、それを切ったりと、手がいくつあってもたりません。 そんな時、先生が教えてくれたのが1つの指にメッツェン(アメリカでは違う呼び方でしたが)の輪になっている部分をいれ、手の中にかくすようにもち、他の指は他の器具をもつ用につかいます。 そのとき、そのとき、状況を見て、回し、使い、また、回しとやっていました。 歯科の場合は、よく落とす先生もおられましたが、みなさんいくつも予備をもっていました。 たまに高級な器具で1つしかない場合は医療用殺菌剤ですぐ消毒しますが、めったにありません。 また床も普通の床と違う、弾力のある床材、すべりにくい床でした。 外科医とはちがうでしょうが、一応、参考にしてください。
お礼
御回答ありがとうございました。当方は医学的にまったく素人ですので、回答の内容について判断することができないので、先に回答いただいた方に高得点をお付けしました。御了承ください。 手の中でのメッツェンの持ち方を具体的に説明していただき、ありがとうございました。インプラント手術を受けたことがないので分からないのですが、1つしかない手術器具を床に落とした場合、医療用殺菌剤ですぐに消毒するということですが、その所要時間はどれくらいなのでしょうか? その間、患者さんは局部麻酔なら、「早くしてくれたらいいのに」とか「床に落っこちたものをあれだけの消毒で大丈夫だろうか?」等と色々と考えてしまいそうですね (^^ゞ) 床の材質にもそれ相当の配慮がなされているのですね (._.)φ
お礼
御回答ありがとうございました。 右手の中にしまっておいて持ち替えて作業するということがあるのですね。回答事例の場合、持針器を右手で持って縫い、その間、メッツェンは右手のどこかで持っておくということになろうかと思いますが、右手がつってしまいそうですね (^^ゞ) ゴム手袋をはめた状態で器具を手の中で回すことから摩擦は大きくなると思います。それを見越して、つい力を入れて回してみたら、下手をすると器具が飛んで行ってしまうのではと危惧していましたが、そうでもないようですね。 執刀医・助手がよく器具を落とす人であるというのが事前に分かっていると、器械出し看護師は、あらかじめ器具を普段よりも多めに用意しておくのでしょうか (^^ゞ)