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雁は小枝を持って渡るの??
もう何年も前の洋酒のCMでしたか、 渡り鳥である雁は、小枝を持って帰郷すると。そして、海上では、この小枝を止まり木にして羽を休めると。ただ無事に帰れなかった鳥の分だけ、浜辺に小枝が漂着し、その小枝を集め供養すると。 これって、真実なのでしょうか??2点ほど? まず、本当に小枝を持って渡るの?そんな習性があるのでしょうか。 また、小枝を集めて供養する風習があるのでしょうか?あったら、そこは、どこの地域なんでしょうか?
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noname#29428
回答No.2
このご質問は,むしろ文学系のカテゴリーの方が適しているかも知れません。極めて古い民話のようです。#1さんのご指摘のように,雁にそのような習性はありません。 「小枝を集めて供養する風習があるのでしょうか?」 民話では,津軽地方で,春に小枝を集めて炊くお風呂を「雁風呂」(がんぶろ,かりぶろ)といい,俳句の春の季語にもなっています。しかし,津軽にはそのような風習はないと思います。 江戸時代までは,木の伐採は厳しく制限されていました。特に雪国では,蓄えの薪が春になると乏しくなり,冬の荒海が収まった春の浜辺で拾う流木は大切な燃料源でした。また,裏日本では,昔は雁の大集団が北に渡っていったものです。それらが合わさって出来た,悲しい民話と思います。
質問者
お礼
ありがとうございました。 今まで、僅かでもいい夢みさせてもらっていました。 どんな形にせよ、供養する神事でもあれば、 との、思いもありましたけど。 民話であっても、なかなか、機微に触れるお話ですね。 ありがとうございました。
お礼
ありがとうございました。 ちょっと、淋しい気もしますね。