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チェ・ゲバラについて
- チェ・ゲバラに関するドキュメンタリー番組を見て感銘を受け、著書や映画を購入した。作家の戸井十月さんのノンフィクションやゲバラの奥さんの回顧録がおすすめ。ジョン・レノンやサリンジャーなど著名人からの絶賛も。
- ゲバラには4人の子供がおり、彼らの現在の状況について知りたい。ゲバラの死によって複雑な思いを抱えている可能性があるため、彼らの意向を尊重しているかどうかも気になる。
- ゲバラの子供たちの人となりを知るための著書やサイトについての情報を求めている。
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批判(1)・・コンゴでの革命を諦め、コンゴの人民を見捨てた事。 コンゴのゲリラ組織が腐敗していようが言葉の壁があろうが、他に問題があろうとも、逃げ出さずコンゴで革命を達成するべきだった、人民のために。 ゲバラ自身の著書「ゲリラ戦争」には次のような事が書いてあります。 「社会変革者として、ゲリラ戦士は自分の生活で模範を示すだけでなく、イデオロギー問題でも常に正しい方向を示し自分の知っている事や成し遂げようとしている事を説明しなければならない。自分の学んだ事を・・(中略)・・人に教えなくてはならない」 また次のような事も書いてあります。要約して書きますが・・ 「兵士達に革命的行動の正義と真実を語り、革命のめざすところを明らかにし、なぜ戦いが行われ多くの仲間たちが犠牲になったか説明しなければならない。こうして反乱軍をしだいに進歩させ、高度の技術的能力と強固なイデオロギー的構造、すぐれた戦闘力をもった軍隊に仕上げるのである」 この著書「ゲリラ戦争」は、コンゴに行く前に書かれたものです。実践してほしかった。 たった1年で諦めず、コンゴの革命組織が腐敗しているのならそれを正し、真なる革命の道に導くべきだったのですゲバラは。 コンゴの人民を見捨て、ボリビアに行った事は残念です。 批判(2)・・喘息持なのに葉巻が大好きだった事。 ゲバラ自身の著書「ゲリラ戦争」には次のような事が書いてあります。 「ゲリラ戦士の生活と行動には、周囲の状況に自己を適応させ、あたえられたいかなる使命をも完遂できる一連の肉体的、精神的、道徳的資質が要求される」 「逆境の中でも病気にならぬ鉄の体を必要とする」 ゲバラは喘息で療養した事もあるそうです。それも自著「ゲリラ戦争」を書いた数年後に。喘息なのは仕方ありません。持病は本人に責任はありません。しかし、それならば少しでも体調を整えるために葉巻は慎むべきだった。葉巻を吸って喘息が良くなるわけがありません。喘息持ちの人が葉巻を吸って「鉄の体」ができるでしょうか。自著に書いてる事と、実際の行動があっていません。 世界中での革命を達成するためならば、好きな葉巻も諦めるべきだったのですゲバラは。それが模範であり精神的資質というものです。 子供さんについてですが、詳しくは知りませんが4人ではなく5人だと思います。 最初の奥さんとの間にイルダという娘さんがいます。ちなみに最初の奥さんは画家と再婚した後、癌で亡くなったそうです。 再婚して女の子2人(アレイダ、セリア)と、男の子2人(カミロ、エルネスト)をもうけたそうです。 今年の7月に光文社より「マンガ偉人伝チェ・ゲバラ」が発売されましたが、息子のカミロさんが監修したそうです。
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- oska
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>あえて、ゲバラを批判的にとらえる意見がありましたら教えてください。 ゲバラは、考え方・思想に共感を覚える方がいるだけです。 ジョン・レノンにしても、人殺しは共感しない!と述べています。 まぁ、綺麗な過去だけを美化しても仕方がありません。 何事も、表があれば裏もあります。 双方の事実を確認した上で、評価をする必要がありますね。 例えば、安重根。 日本では、伊藤博文を暗殺したテロリストですよね。 韓国では、国家の英雄で、海軍艦船の艦名にも用いています。 幕末でも、天誅組の乱。 孝明天皇の命令が無いのに、天皇の命を受けたとして武力で五条代官所を襲撃。 代官から按摩まで、問答無用で殺害しています。 怒った天皇は「天誅組・中山忠光らを朝敵・逆賊として幕府に追討」を命じています。 が、中山忠光は「我らは、天皇の命で動いている」と、十津川の郷士・農民を騙して協力を求めていますよね。 自分の都合が悪くなると、民家・寺院を焼き払っています。 十津川の郷士・農民が、本当の事を知っても協力を命じています。 (可哀想なのは十津川の郷士・農民。知らない間に朝敵・逆賊になりました) 三条実美が望んだとおり、孝明天皇は急死。何故か、天誅組は、名誉を回復しています。 (孝明天皇暗殺は、実美黒幕説があります) 何事も、双方の事実・意見を知る必要がありますよ。
お礼
確かに! 安重根は、韓国では坂本龍馬くらい人気がありますね。 立派な記念館もあるし。 歴史には裏と表がある。 見方によってヒーローにもなればテロリストにもなりますね。 ご回答ありがとうございました。
- hekiyu
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社会主義革命を目指した時点で 既に誤っていた訳ですよね。 生き方には感銘するところもありますが そもそも根本で間違いを侵していた んですから、その点で完璧、などからは ほど遠いと思います。 それから、有名人が絶賛していた、なんて のも理由にはならないでしょう。 ミーハーじゃないんですから。 世界的哲学者 ハイデッカーは、ナチスを賞賛して いました。 子供の事は知りません。
お礼
搾取された人を救う方法として、民主化という選択肢はなかったんですかね。 また、ガンジーのように武力を使わずに独立を勝ち取ろうという気もなかったんですかね。 当時の状況では、あのような方法を取るしかなかったのかもしれませんが。 難しいところです。 ご回答ありがとうございました。
お礼
コンゴの件は、自分でも挫折だったと言っていますね。 喘息なのに葉巻を吸っていたことは、私も共感できません。 ゲバラの写真とか映像を見るといつも葉巻を吸ってます。 でも結構軽い種類の葉巻だったらしいです(あまり関係ないですかね)。 時代が違うと言えば違いますが、今ならきっと受け入れられないでしょうね。 身体の調子を整えてベストコンディションを維持することも闘いのうちですから。 ご回答ありがとうございました。