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株を買うと、その会社の利益になるのでしょうか?
株式について質問させてください。素人です。 ある会社の株を買う行為は、会社に一票を投じることで、その会社を応援している事だと聞いたことがあります。(本で読みました) これから、私が応援したい会社の株を買う場合、新たに会社に資金が入るわけでなく、すでに株を持っている人から譲ってもらう事になるわけですよね?(と、思っていました) この場合は、株を売った人が儲かって(損も有りますが)、会社には何の特にもならないように思うのですが、それでも株が少しでも高くなると、会社側で良いことが有るのでしょうか? よろしくお願いします。
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質問者が選んだベストアンサー
ごく簡単にいうと、「株を買う」というのは、 ・既に発行されて市場に出回っている株を買う場合 ・新たに発行される新株を買う場合 があります。 前者のケースは質問者さんが書いている通りで、既に出回っている株ですからいくらで売買しようが会社の財務内容とは直接関係ありません。 しかし株価が上がると時価発行総額が増加し、一般的には社会的な評価が上昇します。 後者のケースですが、難しく言えば「公募」とか「第三者割当」とか、色々なケースがありますが、要は株式を増やすことで会社が新たに資金調達をすることです。 この場合実際にお金が会社に入ってきますが、これは「利益」ではなくて、貸借対照表の「純資産」が増えることになり、同時に手許に現預金が増えることにもなります。このお金を使って新しい設備投資をしたり研究開発をしたりして会社の発展に役立てるわけです。 ということは、出来るだけ高い値段で買ってもらえれば会社に入るお金も増えることになります。 株の値段は、株式市場に上場されている株は市場で決まりますが、非上場株は別途株価の計算をして価格を決めることになります。
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- QES
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売りに対し買いが上回ると株価が上昇しますが、企業には何の損得もないのはその通りです。 ところで株式会社は常に新しい事業の展開を考えており、資金は新規株式の発行により調達します。 株価が500円の会社が1億株の新規株式を時価発行すると500億円の資金が調達できます。 しかし株価が600円なら600億円もの資金を調達できることになります。 新しい事業展開を考えない会社にとっては株価は重要事項ではありませんが、事業展開を考える優良企業にとっては大きな問題です。 また株価の高低は企業イメージにも繋がります。 (業種が異なると株価の位置も異なるため、同業他社との比較) 例えば自動車メーカーの場合、トヨタ3000円台ホンダ3000円台に対し日産は800円台です。 決して車の良し悪しではありませんが、トヨタやホンダは日産に比べ時代のニーズに合った車種を効率的に販売し高い利益を上げている商売上手の優良企業とのイメージを抱きませんか。 もちろん株が買われる(=上昇する)のは高い配当金がついてくるからで、企業が儲かっていなければ配当は出せません。
お礼
ご回答ありがとうございます。 極端な例ですが、インチキもの、性能の悪い商品でも、安くてみんなが買えば、利益を上げて優良企業と言うことになるわけですね。 気がついたら、いいものを作る会社はなくなっていた、と言うのでは残念でなりません。 勉強になりました。
- RTO
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株価が上がれば 結果として企業の価値が高いものとして評価され信用力の向上につながります。 もっとも、個人が小銭で買うレベルで大きく上がり下がりするような物ではありません。
お礼
信用力の向上ですね。 納得出来ました。ありがとうございます。 速攻のご回答ありがとうございました。
お礼
ご回答ありがとうございます。 少し株について理解が深まりました。 一票を応援したい会社に投じるという言葉は、主に新株の事なんでしょうね。 市場株の売買は、やはりきれい事でゲーム性が高い気がしてきました。 高くなりそうな株ばかり買っていたら、本当に必要な良い会社がなくなっていくことがあるんでしょうね。