- ベストアンサー
胃がんと慢性胃腸炎について
- 33歳の男性が受診した職場の健康診断で、血清ペプシノゲンの比率が2,88という結果が出ました。血清ペプシノゲンは胃がんの目安であり、3以下で陽性とされています。胃腸科病院での検査では、胃の粘膜に若干の炎症が見られる程度でしたが、胃がもたれたり重苦しい感じが続くため心配しています。
- 胃カメラの結果特別異常は見つからず、胃粘膜の異常は若干の炎症程度でした。しかし、胃もたれやむかつきが続くため、特に心配しています。萎縮した胃粘膜が再び元に戻ることはありますか?また、5月の健康診断では血清ペプシノゲン比率は3,16でした。
- 胃がんの目安とされる血清ペプシノゲンの比率が2,88という結果が出た33歳の男性。胃腸科病院での検査では胃の粘膜に若干の炎症が見られる程度だったが、胃もたれやむかつきが続き心配している。胃カメラの結果特別異常はなく、萎縮した胃粘膜が再び元に戻ることはあるのか。5月の健康診断では血清ペプシノゲン比率は3,16だった。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
1です。 ペプシノーゲン検査とは、血液中に含まれるペプシノゲンというたんぱく質を調べ、胃の萎縮の度合いを検査する方法です。 胃の萎縮は胃がんの発生の危険率が高いといわれているので、ペプシノゲン検査は胃がんのスクリーニング検査として用いられています。 ピロリ菌などに感染していない人の胃は委縮はしていないため、ペプシノゲンに異常はみられません。 はっきり言って、ペプシノゲンで陽性というのは、胃癌うんぬんというより、胃粘膜が委縮している状態なのです。そしてペプシノゲン値は今後もほとんど変化することはないと思いますよ。 まず、ピロリ菌に関していえば、ピロリ菌に感染→表層性胃炎→委縮性胃炎と必ずなります。 また、胃の委縮は加齢とともに進みます。しかし質問者様の年齢からいって加齢による委縮ではないような気がします。 そして委縮した状態が進むと胃がん発生する場合がありますが、これは先にも書きましたが、必ず胃がんになるわけではなく様々な因子が重なり胃がんになる可能性もあるということです。 そして、スキルス胃がん以外の胃がんの9割異常は委縮性胃炎をおこしているといわれています。 ピロリ菌検査に関してですが、言わないとやってくれないと思いますよ。 私は24歳の時に診ていただいた病院で「ピロリ菌検査をしてください」と言ってやってもらい、25歳から経鼻胃カメラの病院に変えて「ピロリ菌を除菌したことがあります」と言ったら「じゃあ一応ウチでも検査しましょうか」と言われ、それから毎年何も言わなくても検査してもらってます。 診ていただいたことのある医師2人とも『委縮は良くなることはない』『若いうちに除菌すれば胃がん発生率が下がる』との見解でした。 ちなみに私が診ていただいた・診ていただいている病院は総合病院ではなく、内視鏡専門にしている病院で、大学病院や総合病院の医師に内視鏡を指導したりすることもあります。 私が言えることは、ピロリ菌検査をしてもらってピロリ菌がいたら除菌するということです。 ピロリ菌検査は胃カメラではなく呼気検査でもできるので一度やってもらったらどうですか? 便検査でもピロリ菌検査できますし(私の主治医の病院では赤ちゃんでも検査できます)。
その他の回答 (1)
- hibiki212
- ベストアンサー率65% (17/26)
こんばんは。32歳女性です。 24歳の時に胃カメラをして、『慢性胃炎・委縮性胃炎』と言われ、胃カメラの時にピロリ菌も検査してもらい陽性でしたので除菌し成功。 質問者様はペプシノゲンが高いので、ピロリ菌がいる可能性があると思います。 LG21などでピロリ菌を抑えることはできますが、胃の中から完全に居なくさせるためには除菌しかありません。 一度ピロリ菌検査をされたほうがいいと思います。 >一度、萎縮した胃粘膜は再び元に戻ったりもするのでしょうか? 一度委縮した胃粘膜は元には戻りません。 24歳から今年まで毎年胃カメラをおこなっていますが、悪くはなりませんが良くもなっていませんし、医師にもそう言われています。 ただ、ピロリ菌がいるのであれば委縮性胃炎から進んで胃がんになる可能性もあります。 慢性胃炎があると必ず胃がんになるというわけではありませんが、胃がんになった8割以上の人には慢性胃炎が見られると言われています(スキルス性胃がんは慢性胃炎は関係ありません)。
お礼
回答ありがとうございました。 ただ、分からないことがあったので再度質問させていただいたのですが、間違って回答補足欄に投稿してしまいました。時間がある時で構いませんので、回答のほど宜しくお願いします。
補足
今まで2度、同じ胃腸科病院で胃カメラを飲みましたが、ピロリ菌の検査はなかったです。 医師がピロリ菌の可能性なしと判断して検査をしなかったのでしょうか、それとも忘れていただけなのでしょうか?ちなみに、2回目の検査を担当した医師に「血清ペプシノゲン比が2,88だった」と言ったところ、「ペプシノゲンの値はあまり参考にならないから・・」というような事を言われたのですが、果たしてそうなのでしょうか?それと、一度低下したペプシノゲン比は再び改善(3,0以上)したりもするのでしょうか? 私が受診した胃腸科病院は、比較的設備も新しく大きな病院でした(大きな病院だから安心というわけではないのでしょうが)。
お礼
ピロリ菌検査が呼気検査でもできるとは知りませんでした。 早速、検査を受けてみようと思います。 大変丁寧に回答していただき、有難うございました。