まず、根本的な点を、、、
民主主義は政治思想・システムであり、経済システムではありません。
自由経済は経済システムの一つであって、政治思想・システムではありません。
民主主義の対立概念は独裁主義・絶対王政です。
自由経済の対立概念は計画経済です。
因みに、社会主義・共産主義も経済思想であり、民主主義の一つの形態です。(思想的にはですが)
社会主義・共産主義の失敗は、計画経済を採用したがために、実質独裁制となってしまった(中央が管理する経済)事ですね。
まぁ、アカデミックな場でもいろんな定義を勝手に行ってる場合が多いので、適当に聞き流してください・(汗)
日本は高度経済成長期に、一度絶頂期を迎えていますから、これからは凋落の一途でしょうね。
栄枯盛衰は歴史の常ですしね。
こういった時期にさしかかった場合、たどる道は二つに一つですね。
このまま滅亡して外国勢力に支配され同化するか、中興の祖が現れて新たな国家100年の計によって息を吹き返すか。
歴史的には前者が多いですかね。
今の日本に中興の祖となれる逸材がいるかどうかがカギでしょうね。
あと、改革を進めるときはボトムアップよりもトップダウンの方が効果的なので、一度独裁制(幕府?)に戻した方がいいかもしれませんね。
ただ、その場合は正当な民主主義の手続きのもとに行われたように見せかけなければなりません。(少なくとも権力の地盤が固まるまでは)
でないと、独裁制アレルギーのある国際世論や国民感情が許さないでしょうからね。
幸い、日本の総理大臣には任期の上限が無かったと思いますし。(自民党などの党内規定で縛られるので実質的にはアリと言えなくもないですが)
実際、古代ローマのユリウス・カエサルが共和制から帝政への道を切り開く過程でも共和制という体制内から少しずつ権力を固めてオクタヴィアヌスに引き継いで、見事に強いローマを復活させたり。
ごく最近だと、ムッソリーニやヒトラーも民主主義システムを利用して権力を握りましたしね。
二人とも、先の大戦の悪役ですが、政権当初は経済の立て直しなど一定の成果を上げていますので、名君とは言えなくとも優秀な政治家ではありましたしね。
実際、最近の日本でも小泉内閣は(善し悪しは別として)結構トップダウンで改革を進めていましたね。
小泉氏とコンビを組んでいた竹中平蔵氏が「今の日本の混迷の原因は、改革が中途半端に終わったからだ」とか言ってましたが、ある意味正論でしょうね。
でも、私なんかはだったら何故放り投げた~と思ってしまいますがね(父小泉も含め)
まぁ、結論を言いますと一人の人間に全ての権限を与えて10年20年は権力の座にいてもらってトップダウンで改革するしかないと思います。
とはいえ、そうなると国粋主義・民族主義にはしって戦争への道まっしぐらってな危険が孕んでますけどね。
ではでは、机上の空論ですが参考になれば幸いです。
お礼
確かに中国は一党独裁のメリット活かしてますね。