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花火とスーパーコンピューター
今テレビで大曲の花火大会を見ていて思ったのですが、上げてみないとわからない(試作段階で)花火を国を代表するようなスーパーコンピューターで弾道ではなく、花火の開花の具合とかを計算して作ることができれば、より良いものが出来る様な気がするのですが?
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- arikui
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プログラムは、有るみたいです。
- ElectricGamo
- ベストアンサー率62% (137/220)
花火いいですよねぇ。ミュレーションである程度当たりをつけることが出来れば、どんどん面白い花火が出るようになるでしょうね。 計算機のパワーの点では地球シミュレータのようなスパコンがあるのですが、問題はシミュレーションを行う技術とデータの蓄積があるかどうかです。 花火が開花する際に起こるのは一種の爆発です。爆発現象のシミュレーションは産業的にも軍事的にも重要なので、その分野におけるシミュレーション技術は進んでいます。(スーパーコンピュータの使用先として、核爆発のシミュレーションがあり、そのため速いスパコンの多くはロスアラモスにあります。)ですので、やる気になれば出来ないことはないでしょう。 ただ、花火の開花のデザインが出来るようになるには、がんばって5年とか10年かかるのではないかと思います。というのも、シミュレーションを行うには、それを行うコードを作る必要があり、それ自体も大変ですが、それ以上に必要とするデータを集めるのが大変です。例えば、花火が開花する際の速度を計算するには、爆発直後の圧力等が必要ですが、それを求めるには状態方程式が必要です。火薬などではそれぞれの状態方程式が半ば経験的に求められ、それには多くの実験データの収集が不可欠です。実験データを収集し、コードを作り実験と照らし合わせ、精度を上げて使えるようにするのは簡単に出来るものではありません。 私も流体やプラズマ関連のシミュレーションコードを作るのですが、花火の開花を予想するシミュレーションコードを作るとなるとさぞや大変な作業だろうなという気がします。
お礼
回答ありがとうございました。そうですね、いくらスーパーコンピューターであっても計算させるデータがキッチリなければただの箱ですよね。
お礼
回答ありがとうございました。昔ながらの職人の世界かと思っていましたが、コンピューターのパワーもきっちり使っているんですね。