アポロ計画の巨大なサターン5ロケットの開発をすすめたフォンブラウン博士がいます、ナチスドイツの捕虜として、アメリカに連行され、米ソの宇宙開発競争で劣勢であった米国宇宙開発を月面有人着陸で挽回した立役者です、アポロ計画終了後は、軍事用半導体メーカーフェアチャイルド社の副社長として、自家用飛行機の操縦してハンティングに行くリッチな生活をしました
電子の世界では、インテル社の創始者の一人、集積回路の発明者、ロバートノイスがいます、彼は、核ミサイルタイタンに搭載できる、超小型、軽量、過酷な振動や加速度でも故障しない集積回路で組み込まれた誘導コンピユータの開発をアメリカ空軍からの多額の研究費を受けて開発しました、これにより、アメリカの核ミサイルはソ連製核ミサイルよりはるかに命中精度が上がり、当時、核ミサイルの配備数で劣勢であったミサイルギャップにソ連からの核攻撃への対抗措置(抑止力)で米国民に安心感をもたらした
フォンブラウン博士はロケット科学者としての評価より、国家レベルの事業を、短期間、ローコストで実現させる、システムエンジニアリングという新しい分野を切り開いたことでしょう、専門分野の違う研究者を組み合わせるプロジェクトチームもそのひとつです、アポロ計画は多数の凡人技術者、科学者の集団で成し遂げられた偉業です
東京大学糸川英夫教授(1999年没)は、世界最低予算、10トン以下の世界最小ロケット、世界初誘導コンピユータなしで1970年大阪万博開催の年、4度の失敗を経て5回目でソ連、米国、フランスについで、自主開発国産ロケットでおおすみ人工衛星を打ち上げたロケット博士です、
彼らの自叙伝を読むと、子供のときの目標が現実化したのです、人工衛星、核ミサイルも高度な知能を持ったロボットです、、はやぶさ衛星も自分で認知、判断、行動する高度なロボット衛星だからこそ成功したのです、私も、少年時代、トランジスタ、集積回路の実験回路を組み、自作の固体ロケットを飛ばしたが、現実は残念ながら少年時代の夢はかなっていません
お礼
回答ありがとうございます、 フォンブラウン博士とノイスですか 確かに天才です(^^)b 宇宙ロケットは巨大システムですから、それを世界で初めてプロデュースしたフォンブラウンはスーパー博士と言えましょう、 鉄腕アトムでは、お茶の水博士は天文学者でありながら、脳科学にも精通しており、核融合の人工太陽を造ってしまったりと天才ぶりを発揮していますが、まあ漫画ですからフォンブラウンぐらいが現実のスーパー博士と言えると思います、
補足
みなさん回答ありがとうございました。